近年、歯科業界でも「働き方の多様化」が進んでいます。その中でも注目されているのが、フリーランス歯科衛生士による臨床の新しい働き方です。
一般的には“スポット勤務”と呼ばれることが多いこの働き方ですが、D.HITでは助っ人と表現しています。なぜなら、この働き方は単なる「人手不足の穴埋め」ではなく、歯科医院を支える真のパートナーとして価値を提供するキャリアの形だからです。
「特別な資格がなくても本当に稼げるの?」
「正社員より自由で、なおかつ収入アップできるって本当?」
このような疑問を抱く正社員歯科衛生士の方、いまより稼ぎたい歯科衛生士の方に向けて、実際にフリーランス歯科衛生士としてスポット(助っ人)勤務する私の実体験をお伝えします!
正社員時代に感じていた様々なストレスから解放され、働いた分だけ確実に収入が増える働き方を実現させた私が、契約までの流れや注意点などもシェアしますね♪
働き方を変えたいな〜と思っている歯科衛生士さん必見です!
フリーランス歯科衛生士のスポット勤務とは?
みなさんご存じの通り、近年、多くの歯科医院でスタッフが足りないという問題が起きています。特に歯科衛生士不足は深刻で、国家資格というハードルの高さもあり、なかなか理想の人数の人材確保ができていないという医院が多いです。採用してもすぐに辞めてしまうという問題もあります。
歯科衛生士が不足すると、患者さんが予約を取りづらくなったり、働くスタッフに過度に負担がかかったりしてマイナスな影響が大きく、歯科医院にとっては死活問題。歯科医院が安定した運営をしていくには、「人材の確保」は避けられない課題です。
フリーランス歯科衛生士のスポット勤務は、まさに「歯科医院の人材不足を”即”解消する」お仕事!今、かなり需要が高く、とても感謝される働き方です。
新しい働き方故に、「どんな歯科衛生士に向いているの?」「私にもできる?」「歯科医院側のメリットは?」などなど、気になることも多いと思いますので、解説します!
歯科医院の人材不足の日に臨床で働く
スポット勤務とは、「人手が足りない時に手伝って欲しい歯科医院」と「自分の都合のいい日に働きたい歯科衛生士」のニーズをマッチングさせる働き方です。
「歯科衛生士=正社員orパート勤務」というイメージを持っている方も多いと思いますが、スポット勤務は歯科衛生士にとって自由度が高く、ライフスタイルに合わせた働き方ができる新しい選択肢なんです。
- 決まった時間に縛られたくない人
- 新しい環境に適応できる柔軟な人
- 空いた時間を有効活用したい人
- 人間関係のストレスから解放されたい人
決まった時間に縛られたくない人
スポット勤務の大きな魅力は、自分のペースに合わせて勤務日や勤務時間を選べる自由度の高さです。育児や介護があってフルで働くのが難しい人、子どもや家族との時間を確保したい人、プライベートを大切にしたい人にとって、無理なく自分のペースで働けることは大きなメリットです。
新しい環境に適応できる柔軟な人
スポット勤務は、正社員やパート勤務のように1つの医院に勤めるのではなく、勤務先が変わることが多いです。そのため、普段使っていないような機材を扱ったり、初対面のスタッフさんと円滑にコミュニケーションを取る柔軟さが求められます。新しい環境が苦ではない人には向いている働き方です。
空いた時間を有効活用したい人
「空いた数時間だけ働きたい」そんなニーズに応えられるのも、スポット勤務の魅力ですね。副業やダブルワークにもぴったりです!
人間関係のストレスから解放されたい人
歯科衛生士の仕事が好きでも、人間関係に疲れてしまうことはありますよね。毎日同じ人と働いて気を遣ったり、職場の雰囲気に悩んで勤務することはストレスになってしまいます。勤務日が少なければ少ないほど、深く関わる必要がなく、最小限の関わりで気楽に働けます。
あとで詳しく書きますが、私はスポット勤務で助っ人を始めて、かなりストレスが軽減されました!
歯科医院にとってのメリットは?
- 人材不足のシフトを”即”埋めることができる
- 産休、病欠など期間限定の人材不足にも対応できる
- 既存スタッフの有給消化率UP
- 採用活動にかかる費用や時間的コストを削減可能
- 歯科衛生士が増えることによりメインテナンス患者が増加し、歯科医院の売上向上
シフトを”即”埋めることができる
スポット勤務をしている歯科衛生士は実務経験を積んでいることが多いので、教育時間がかかりにくく、即戦力になることが多いです。また、人材不足に陥ると既存スタッフにしわ寄せが行きがちですが、人材を確保することでスタッフの負担が軽減され、離職防止にもつながります。
産休・病欠など期間限定の人材不足にも対応できる
期間限定の人材不足の場合、正社員やパート勤務の歯科衛生士を新たに雇用してしまうと、スタッフが復職した時に人が溢れてしまうことがあります。スポット勤務では、必要な時に必要なだけ依頼できるため、固定コストを抑えつつ効率よく人材確保ができます。
既存スタッフの有給休暇消化率UP
近年、働き方改革が進む中、スタッフの有休消化率向上は、歯科医院にとっても重要なテーマとなっています。有休をしっかりと取得できる環境を整えることは、福利厚生の向上だけでなく、スタッフのモチベーションや定着率の向上にもつながります。スタッフの有休の日にスポットを入れるという使い方をしている医院も多いです。
採用活動にかかる費用や時間的コストを削減可能
スポット勤務を取り入れることで、時間と手間のかかる採用活動から解放されます。採用活動にかかる費用や広告費、研修コストを削減し、より効率的な歯科医院の運営が可能になります。
メインテナンス患者が増加し、歯科医院の売上向上
歯科衛生士を増やすとメインテナンス患者を増やすことができ、定期的な来院が促進されます。これにより、歯科医院は安定した収益源を確保できます。また、予防、丁寧なメインテナンスにより、患者満足度や口コミによる新規患者獲得が期待でき、歯科医院の評判の向上も期待できます。
スポット勤務はどういう契約?
フリーランス歯科衛生士のスポット勤務は、様々な働き方が可能です。
- 期間限定
- 曜日固定
- 時間固定
- 都度連絡
1週間だけなど期間限定、毎週火曜日だけなど曜日固定、忙しい夕方の2時間だけなど時間固定、必要な時だけ連絡をしてもらう都度連絡。どのように契約をするかは自由です。
歯科医院のお悩みに合わせたり、自分の都合に合わせたり、長期契約・短期契約どちらも可能なんです!
色々な歯科医院で働くと学びがある
正社員やパート勤務の歯科衛生士だと、ひとつの歯科医院と契約をして勤務するのが一般的ですよね。フリーランス歯科衛生士がスポット勤務をする場合、複数の歯科医院と契約することも多いです。短期契約の場合は、契約終了後にまた新たな歯科医院と新規契約し、どんどん勤務先が変わります。
歯科医院によっていろんな違い、特徴があります。
- 診療方針の違い
- 先生の得意分野の違い
- 使用している機材の違い
- 患者層の違い
複数の歯科医院で勤務することにより、ひとつの歯科医院で勤務しているとなかなかできないような経験ができ、幅広い学びを得ることができます。
スポット勤務に特別なスキルは必要ない
フリーランスと聞くと「認定資格を持っていたり、何かしらの特別なスキルある人」とイメージするかもしれませんが、スポット勤務には特別なスキルや、すごいスキルは必要ありません。
- スポット勤務の価値は人手不足を埋めること
- 正社員・パート勤務時代の臨床経験が役に立つ
- 実際に歯科衛生士歴が浅くても活躍している歯科衛生士がいる
「直接、歯科医院の人材を埋めてくれる」それがスポット勤務の最大の魅力であり、価値です。歯科衛生士の資格と臨床経験さえあれば、できる働き方なんです。
D.HITがスポット勤務を「助っ人」と呼ぶ理由
特別なスキルを身につける必要がなく、いままでの経験を活かせるスポット勤務。
なぜ、この働き方をD.HITでは助っ人と呼んでいるのでしょうか?
- 歯科医院の困りごとを解決する問題解決者
- スタッフを支えるチームプレイヤー
- 患者満足度を高めるサービス向上者
- 医院経営を安定させる信頼できるパートナー
つまり、助っ人は歯科医院が困ったときに頼れる重宝すべき存在として、真の価値を提供できる働き方になります。
ただ単に、シフトを穴埋めする存在ではなく院長やスタッフからも絶大な信頼を得ることが可能であり、貢献できることこそが助っ人最大の役割だといえるのです。
こうした価値ある働き方ができるからこそ、高単価な報酬設定が実現できます。
実際に、D.HITが運営する〈キャリココ〉では、日給3万円で契約している歯科衛生士が多数いて、それだけ助っ人を求める歯科医院のニーズが高いことがわかりますね。
助っ人勤務はストレスが少ない
ここからは、スポット勤務から助っ人勤務と呼び名を変えて、私の体験談を通じてお話していきますね!
実際に私が正社員で勤務していた頃は、いろいろなことをストレスに感じていました。
- 歯科医院という閉鎖的な空間での人間関係
- 毎日当たり前のようにある残業
- 経営者の機嫌や都合に振り回される
- 勤続年数を重ねても給料が頭打ち
みなさんにも共感していただけるのではないでしょうか?
正社員時代にこれらのようなストレスを抱えていた私ですが、フリーランス歯科衛生士になって働き方を変えた結果、どのように変化したのかシェアします!
人間関係のストレス減少!
週5日同じ歯科医院で、同じDr.やスタッフと働いていると、人間関係のトラブルに巻き込まれることが多々ありました。
- 歯科医院全体の空気が悪い
- 当人から相談を受けて自分が仲介役になる
- 院長から「どうにかしてくれ」と依頼される
などを経験してきました。
フリーランス歯科衛生士の働き方は自分次第です。単発・週1日・週2日など、心地良い勤務の仕方を自分で選択することができます。複数の歯科医院と契約をすれば、収入を減らすことなくひとつの歯科医院に対して人間関係が浅くなるので、人間関係のトラブルに巻き込まれにくくなり、結果ストレス減少に繋がります。
今考えると正社員時代の私は、「少しでも歯科医院全体の空気が良くなってほしい」「問題を解決してあげたい」という思いから、「何かあったの?」と自らトラブルに足を突っ込みに行っていました…。
フリーランスになった現在は、「私はこの歯科医院の人間ではない」と割り切ることができて、とても気持ちが楽になりました!
残業しないのでストレス減少!
残業時間は歯科医院によって大幅に変わると思います。私が正社員時代に勤めていた歯科医院は、毎日2時間以上の残業が当たり前でした。残業の理由としては
- 患者一人当たりの診療時間が延びている
- 急患を受け入れている
- 予約が取りづらすぎて診療時間終了後に予約が入っている
- 診療終了後の片付け
- 業務記録の記入
などなど。毎日、スタッフ同士の朝一番の会話は「今日は何時に終わるんだろう?」「少しでも早く終わるように作戦を考えよう」でした。毎日当たり前のようにある残業は、当時の私の心身をとても疲弊させた記憶があります。
フリーランスになった現在は、契約書に記載してある「自分で決めた勤務時間」で働いているので、退勤時間になったら退勤しています。毎日の退勤時間が明確になったことで、プライベートの予定が立てやすくなり、メリハリがあり充実しています。
経営者に振り回されることが無くなってストレス減少!
歯科医院は、院長=経営者であることが多く、現場スタッフである歯科衛生士は、院長の方針や性格に大きく影響を受けます。私は「経営者に日々振り回される」という経験をしました。
- 急なスケジュール変更・無理な予約
- 急な休日出勤
- 歯科衛生士業務以外もどんどん降り積もるタスク
- 方針がコロコロ変わる・指示が曖昧
- 感情的な指導・機嫌に左右される
- 公平な評価がされない
上記の中でも私が1番つらかったのは、院長や他Dr.の機嫌によって歯科医院の空気がピリピリすることでした。同じ人が同じことをしても、先生たちのその日の機嫌によって怒られたり怒られなかったり…。「私の仕事は患者さんの口腔内の健康を守ることで、先生たちのご機嫌を取ることではない」といつも思っていました。
歯科衛生士の仕事は「歯科医師の指示のもと」という法律があります。感情のコントロールができない歯科医師と毎日一緒に働くことは、私の心を削っていきました。
フリーランスになったことで、契約関係が対等なので「先生の方が上」「先生が絶対」などの概念が私の中で取り払われました。歯科衛生士業務は歯科医師の指示のもと行っていますが、振り回されることはほぼ無くなりました。たまに不機嫌な先生もいますが、理不尽な内容で振り回される歯科医院とは契約を更新しないことで自分を守れています。
稼げる金額は自分次第だからストレス減少!
正社員として歯科医院に長く勤めても、給料は頭打ち…という話をよく聞きます。
フリーランス歯科衛生士の報酬は固定給ではなく、仕事の日数や仕事内容などに応じて変動します。固定では無いので、働いた分だけしっかり稼げるのがフリーランスという働き方の魅力のひとつです。自分次第で給料の変動があるので、そこに不安を感じない方にとってはストレス減少に繋がります。
私は、働けば働いただけ確実に収入が増える!というのが嬉しくてスケジュールを組んでいます。
フリーランス歯科衛生士の助っ人勤務の始め方と注意点
助っ人勤務は、特別なスキルは必要ないので歯科衛生士なら誰でも可能です。しかし、求人から応募をする正社員やパート勤務とは違い、自分で契約先を探す必要があります。
私が契約を獲得するまでの流れをシェアしますね!
「営業」でまずは自分を知ってもらう!
フリーランス歯科衛生士として活動を始めると、一番最初に直面するのが「どうやって仕事をもらうか」という営業の壁です。その第一歩としてとても大切なのが、“まず自分の存在を知ってもらうこと”。
たとえスキルが高くても、存在を知られていなければ、選ばれることも、声をかけられることもありません。
具体的には、歯科医院に直接電話をかけたり、手紙を送ったりして、助っ人勤務という働き方をしている自分という人間がいることを知ってもらいましょう。
私は、営業で電話をかけたりすることが苦ではなかったので行き詰まることはなかったですが、営業が苦手な歯科衛生士さんも多いです。営業と聞くと「売り込む」「お願いする」というイメージがあるかもしれませんが、最初にすべきことはただひとつ、“自分を知ってもらう”ことです。「自分を知ってもらうこと」から始めると考えれば、少しハードルが下がります。
お仕事を獲得するためには避けて通れないことですし、営業は数をこなすことが大切なので、頑張りどころです!続けていれば商談のチャンスは必ず巡ってきます!
「商談」はコミュニケーションの場
院長先生や採用担当者のアポイントを取ることができたら、いよいよ商談です。就職時の面接とは異なり、「働かせてください」という形ではなく、「〇〇を提供します」というビジネスパートナーとしてのお話をしましょう。
フリーランス歯科衛生士にとっての商談とは、単なる「契約を結ぶ場」ではありません。クライアントとの信頼関係を築き、自分の人柄を理解してもらい、業務内容や条件などを確認してすり合わせるための、大切なコミュニケーションの場なのです。
- 自己紹介・アイスブレイク
- クライアントのニーズ・課題のヒアリング
- 自分ができることの説明
- 条件や報酬の確認・調整
- 契約の有無・フォローアップの確認
- 今後のスケジュール確認
フリーランス歯科衛生士にとって商談は、相手との信頼関係を築く第一歩であり、契約獲得のチャンスでもあります。
私は、”自分を売り込む”という認識はせずに、「クライアントとお近づきになる」「どういうクライアントかを知りに行く」という風に考えて商談に向かっていました。
契約時に押さえておきたいポイント
フリーランス歯科衛生士として働く上で重要になってくるのが「契約書」の扱い方です。業務内容や報酬などを曖昧なまま契約してしまうと、後々トラブルに発展するリスクもあります。お互いに安心して仕事を続けるために、トラブルを防ぐためのルール作りが欠かせません。
フリーランスの歯科衛生士として安心して働き続けるためには、契約内容をしっかり把握し、自分を守る準備をすることが大切です。気になる点は曖昧にせず、クライアントに遠慮せず相談・確認することで、プロとしての信頼を得ることができると私は考えています。
最低限押さえておきたいポイントをシェアしますね。
- 業務内容と範囲の明確化
- 勤務日時
- 報酬について
- 契約期間と更新・解除条件
- 守秘義務
業務内容と範囲の明確化
- 歯科衛生士業務
- アシスタント業務
- 受付
- 診療前後の準備・片付け(掃除など)
自分が請け負う業務内容を明確にします。メインテナンス業務のみ担当なのか、アシスタント業務や受付、準備や片付けもするのか、しっかり確認しておきましょう。勤務し始めてから追加の業務がある場合は、契約書も追加で作成する必要があります。
勤務日時
私は、自分の都合の良い日時に勤務できることが助っ人勤務の最大のメリットだと思っています。そもそも、決まった曜日や時間に固定で勤務するのか、都度連絡を取り合い勤務日を決めるのか、全てが自由なんです。自由に働きたいからこそ、はじめに契約書で書面に記載することが、後々のトラブル回避につながります。
報酬について
- 時給
- 日給
- 出来高制
- 支払いのタイミング
- 振り込み手数料
- 交通費の有無
- 歯科医院の昼休み中に行う研修などは報酬対象なのか
細かいところまで確認することをおすすめします。初めに確認して書面に残しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができますよ。
契約期間と更新・解除条件
- 契約の期限の有無
- 更新は自動更新なのか、申告制なのか
- 契約解除するための条件(〇日前までの申し出が必要など)
突然の契約終了を防ぐためにも、解除の手続きについては必ず書面に残すようにすると安心ですよ♪
守秘義務
患者情報やクリニックの業務内容に関する守秘義務は、フリーランスでも当然求められます。“SNSでの発信”に関するルールも注意が必要なので、確認しておくことをおすすめします。
D.HITのキャリココでは、働き方に合わせた、リーガルチェック済みの契約書のテンプレートがあるので、クライアントに「契約書の作成はお願いします」と言われても安心です。実際に私はそのテンプレートを使用して契約締結しています。トラブルを未然に防ぐ、自分を守るためにも有効な契約書で契約を結びましょう。
知り合いからの紹介がおすすめ!
意外と見落とされがちだけれど信頼度が高くおすすめなのが、「知り合いからの紹介」でのお仕事です。
- 信頼できる相手からの紹介で安心感UP
- 条件の交渉がしやすい
- 長期的な繋がりになりやすい
クライアント自体がもともとの知り合いであればもちろんですが、初対面だとしても「〇〇さんの紹介なら安心だね」と、最初からお互いに信頼関係のある状態でスタートできます。「知り合いからの紹介」というルートを上手に活用することは、契約獲得への近道になります。
紹介を受けるには、「人とのつながり」が大切です。紹介につながりやすいコツがありますので、普段から意識しておくと良いですよ!
- 元同僚などに連絡をとる
- 勉強会や研修に積極的に参加する
- SNSで自分の活動を発信する
まずは身近な人に「こういう働き方をしている」と伝えるところから始めることをおすすめします。意外なところから、素敵なお話が舞い込んでくるかもしれませんよ。
営業や案件獲得について詳しい内容を知りたい方は、こちらの記事もおすすめです♪

私の助っ人勤務先での1日の流れ
私の助っ人勤務先での、ある1日の流れをご紹介します。
私は診療開始前の準備が終わった頃に出勤し、出勤後すぐに午前の診療に入ります。
9:25ー出勤
9:30ー午前診療開始
13:00ー午前診療終了
<お昼休憩>
14:00ー午後診療開始
18:00ー午後診療終了
診療時間内は、他のスタッフと同じように患者さんの対応をしています。助っ人勤務といっても、勤務中は特別なことはなく、歯科医院の“いち歯科衛生士”です。
退勤は18:00。18時より前に早く診察が終了したら退勤していますし、もし、診療が延びても、私は残業しない契約を結んでいるので退勤しています。
何度も言っている通り、働き方は自由なので、私のタイムスケジュールはほんの一例です。他の人のスケジュールがもっと知りたい!という方はこちらもお読みください♪

契約内容は自分で決められる
フリーランス歯科衛生士として働けば、契約内容は全部自分で決められます。どんな働き方をするかは自分次第なので、自分らしい働き方を実現できます!
報酬の価格設定が自由
フリーランス歯科衛生士の報酬の相場はまだありません。なぜならフリーランス歯科衛生士がまだまだ少なく、相場というものが出来上がっていないからです。
時給、日給、業務ごとの単価など、すべての報酬が自分自身で設定可能なんです。自分の経験(できること)などを加味して、自分に見合った金額を自分で提示することができます。
実際に助っ人勤務で、日給3万円といった高単価での契約も可能です。
ちなみに私は、日給(8時間勤務、残業なし)25,000円で提示しています。今後、他の仕事との兼ね合いで単価を上げる予定です。このように、一度決めた金額から自分の意思で変更することも可能なんです。
勤務日が自由
正社員だと、週4日〜週5日勤務が義務のところがほとんどだと思います。有給を使えば連休も可能ですが、人材不足の歯科業界でそう簡単に大型連休が取れるとも限りませんよね。
助っ人勤務は「必要な時に必要な場所で働く」というものなので、
- 「今週は時間があるから週5日働こう」
- 「子どもの予定があるから週2日にしよう」
- 「旅行前に1日だけ働いてお小遣い稼ぎしよう」
など、いろんな働き方ができます。「今月はガッツリ稼ぐ」「来月はセーブ」など、自分のペースで調整できます。
- 家族との時間や自分の時間を優先できる
- 自分の体調や気分を大切にできる
- スキルアップや副業にも時間が使える
助っ人勤務の最大の魅力は、時間と収入のバランスを自分で決められる勤務日の自由さにあると私は思っています。
助っ人勤務の注意点!
助っ人勤務は”自由”という大きなメリットがある一方で、気をつけたい注意点もあります。
- 歯科医院と自分の都合が一致しないと出勤がない=収入が減る
- 歯科医院ごとのやり方に適応が必要
- 正社員やパートの採用が決まって人材不足が解消されると出勤が減るor契約終了になることがある
- 短期契約の場合は定期的に営業活動をして契約獲得する必要がある
- 福利厚生がない
一度契約終了しても、再び人材不足の際に声がかかることもありますので、毎回必ずしも新規契約とは限りません。助っ人勤務で知り合った先生から紹介していただくこともあるので、営業活動自体は初めの頃に比べると減る可能性はあります。
どのような働き方をしていても、メリット・デメリットはあるので、これらに気をつけながら勤務できるのであれば助っ人勤務の価値は高いと感じています。
まとめ
- 自由な働き方をしたい
- 報酬を自分で設定して収入UPしたい
- 決まったシフトに縛られたくない
- 家庭と仕事を両立したい
- いろいろな歯科医院で経験を積みたい
正社員での勤務に限界を感じている方、新しくて自由な働き方のひとつとして、スポット(助っ人)勤務をぜひ検討してみてくださいね♪
貢献度が高いので、やりがいを求めている方にピッタリな仕事ですよ!