歯科衛生士に必要なManagementスキル

「歯科衛生士が身に着けるべき7つのスキル」シリーズ 今回はマネジメント(経営管理・運営管理)に関する概要です!

マネジメントとは、経営管理や運営管理とも言われていますが、ヒト・モノ・カネを効率的に活用し、リスク管理をし、目標達成に導く能力のことです。

歯科衛生士にとってのマネジメントスキルの重要性

なぜ歯科衛生士がマネジメントスキルを身に着けるべきなのか?

「経営管理」というとあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、材料の発注やシフト管理など、マネジメント業務の一部を担っている歯科衛生士も多いと思います。

ヒト(人件費)も、モノ(材料など)も経営資源であり、なんとなく管理するものではありません。予算と実績をきちんと管理できる歯科衛生士になると、院長からの信頼もグッと上がります。

マネジメントスキルをアップさせる方法

マネジメントスキルをアップさせるためには

クリニックの方針にもよりますが、ヒト・モノ・カネに関して「明確化」することが最初のステップです。普段使用している材料はいくらで仕入れていて、1回あたり使用する原価はいくらであるか?ということを調べ、明確化することから始まります。明確にするだけで改善できるポイントが見つかる場合もありますし、予算が設定されている場合はその予算とのギャップに気づくことができます。

また、歯科衛生士として自分は1ヵ月いくらの売上と粗利を生み出していて、そのうち自分の給与は何%くらいの割合を占めているのかを知ることは、クリニックへの貢献度を計る上で非常に重要な数字です。

まずは様々なことを明確化し、現状を知ることからマネジメント業務は始まります。

マネジメント業務に必要なマインド

マネジメント業務に必要なマインドとは

マネジメントを行う際に必要なことは、患者様の施術を丁寧に行いながらも、それだけではなくクリニックの運営や経営に興味を持つことから始めると良いと思います。

普段使っている材料はいくらなのか?自分のチェアタイムはなぜその時間で設定されているのか?というように、疑問を持ち、明確化することからはじめてみましょう。

歯科衛生士にとってのマネジメントスキルの必要性

歯科衛生士にマネジメントスキルは必要不可欠

前述している通り、歯科クリニックは少人数の組織ゆえ、歯科衛生士はクリニックにおいて幹部的なポジションであるケースが多いです。マネジメントスキルが高い歯科衛生士はドクターからも部下からも信頼を得られる存在であり、どこのクリニックでも重宝される存在です。