歯科衛生士に必要なCommitment

「歯科衛生士が身に着けるべき7つのスキル」シリーズ 今回はコミットメントに関する概要です!

コミットメントは「約束」「責任」「公約」などの意味があります。

目標設定・達成に取り組んでいるクリニックも少なくないと思います。目標や結果にコミットすることは、クリニックでの成果や業績においても大切なことですが、自己成長においてもとても有意義な取り組みと言えます。

なぜコミットメントするのか?

院長や上司から「目標設定しなさい」と言われて、嫌々目標設定をしている方もいると思います。私もクリニックに入りたての時はとても辛いことの一つでした。

目標設定をする目的は、もちろん数字や成果を出すためではあるのですが、「進む方向性を決める」という目的もあります。どの方向に進むのかを決めずに、ただひたすら頑張るというのは実はとても難しく、継続性がありません。

目標設定の重要性

目標設定は「明確」にすることが最も重要です。

目標設定をするときに大切なポイントは

  • いつまでに(日付)
  • 何をどれくらい(数字)
  • 出来たか、出来ていないかがわかること

この3つを明確にして設定することが重要です。

例えばダイエットする!と決めた場合、「いつまでに、何kg減量する」「いつまでに、ウェスト何cm→何cmにする」というように、日付と数字を明確にします。

また、数字で測れないものに関しては「出来たor出来ていない」が明確になることを目標に設定します。例えば「○○の資格を勉強する」という設定は明確ではありません。「○○の資格を取る」というように、出来たか出来ていないかを確認できるものに設定します。

アカデミー(D.HIT DH Academy)では、この目標設定に多くの時間を費やします。目標は設定方法を間違えるとうまくいきません。とても大切な区別です。

行動にコミットする重要性

行動にコミット! 目標設定をしたら、それに対しての何をするかが重要なのは言うまでもありません。成果に直結するのは、目指していることではなく、何をやるか=行動が、成果を引き起こします。一度目標を定めて、アクションプランを立てたら、そのアクション=行動することにコミットしましょう。

成果を引き起こす行動

成果は効果的な行動と継続によって引きおこる

成果を出すためにはコツがあります。それは、効果的な行動を続けることです。日々のアクションにコミットし継続していく中で「効果的なこと」と「効果的でないこと」を区別していきましょう。