「歯科衛生士が身に着けるべき7つのスキル」シリーズ 今回はプレゼンテーションに関する概要です!
中堅~ベテランの歯科衛生士のキャリアでは、プレゼンテーションをする機会が増えてきます。学会やスタディーグループ、院内の勉強会などでもアウトプットする機会が増えていき、プレゼン能力の必要性を感じることが多いと思います。
プレゼンテーション虎の巻
プレゼンテーション上達のポイントは、まずは「型」を覚えることです。
ターゲット設定や題名も重要ですし、自己紹介~本題~クロージングまでの型があります。まずはその型にあてはめて流れを作ってみて、練習を繰り返していく中でアレンジを加えていくと深みがでていきます。(※図解参照)
内容よりも「伝わる」プレゼンを目指す
プレゼンテーションが苦手な方は上手く話そうと思って苦手意識を持つ方が多いのですが、うまく話すことよりも「伝わる」プレゼンテーションの方が、相手の心に響きます。
人はファクト(事実)よりもストーリー(解釈や感情)で動きます。すなわち、何を言うかではなく、どう伝えるかが大切だということです。 「よくわからなかったけど、なんだか感動した」というプレゼンテーションは、一つの成功の形だと思います。
自己紹介のバリエーションを増やそう
歯科衛生士としてクリニックで働いていると、自己紹介をする機会はとても少ないと思います。しかしこれからの時代は、歯科衛生士がクリニックの外でも、予防の大切さを伝える機会が増えていくと思っています。
はじめての方と挨拶をするときや、プレゼンテーションの最初の自己紹介で「惹き」を作れる自己紹介を何パターンか持っておくと、とてもスムーズに入っていけますし、自分が伝えたいこともより伝わるプレゼンテーションにすることができます。
自己紹介は、あなたの印象を左右する重要な要素です。
自分を一言で表現できるキャッチコピーを作ってみましょう
「早い・安い・うまい」といったら𠮷野家の牛丼を思い浮かべます。
プレゼンテーションや自己紹介でも、短く、分かりやすく、シンプルで、インパクトのあるキャッチコピーを持っていると、聞いている相手に印象付けることができます。
キャッチコピーを作るときのポイントは、ターゲット×独自性です。 ターゲットを細かく絞り込み、自分の独自性と組み合わせて、ターゲットの問題解決につながる言葉を導き出していきます。 まずは様々な企業のキャッチコピーを研究してみることから始めてみることが効果的です。