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小1の壁…フリーランスで子どもとの時間も増え、収入は正社員の倍以上に?!歯科衛生士・渦子さんインタビュー

こんにちは!D.HITのインタビューチームライター、坂口りさです。

今回のインタビューは、助っ人DHとしてご活躍されている渦子さん。

渦子さんが、娘さんの「小1の壁」、そして正社員歯科衛生士の給料の低さに悩み、働き方を変える決意をされたのは昨年のこと。D.HITとの出会い、コーチとの出会い、そして何より、渦子さんが行動し続けた結果、1年経った今では正社員時代の倍以上の月収を達成されたのだとか!

フリーランス歯科衛生士の鑑のようなすばらしいマインド、そして実践的なアドバイスまで、フリーランス歯科衛生士を目指すみなさんの参考になる濃〜いお話を惜しみなく聞かせてくださいました!ぜひ最後までご覧ください。

坂口 りさ
D.HIT編集部 坂口 りさ
大学病院の矯正科、一般歯科、一般企業の事務職を経験。転勤族でもキャリアを積みたい、子どもに「おかえり」を言ってあげられる環境が作りたい思いから在宅ワークに挑戦。現在は歯科専門ライター、採用支援、コンサルなど歯科医院の問題解決をするフリーランス歯科衛生士として活動中。

ーこんにちは!本日はお時間いただきありがとうございます。まずは簡単に自己紹介をお願いします。

渦子と申します。今は夫の実家で、義理の両親、夫、娘と一緒に暮らしています。義理の両親も優しくてとても協力的で、私のやりたいことを応援してくれる家族です。

ー素晴らしい!素敵なご家族ですね。娘さんおいくつなんですか?

小学1年生です。娘が小学生に上がる4月に、一緒にいたいと思って、昨年、D.HITのキャリココを始めてフリーランスになりました。

ーーそうですよね‥!めっちゃわかります!!「小1の壁」ですよね。今年小学校に上がった4月に、娘さんと一緒にいることが叶えられたんですね!

そうですね!全然叶えられました!仕事には行っていたんですけど、働き方を変えて、ちょうどそのタイミングはお仕事がなかったので一緒にいられました。

ー素晴らしいです!そのあたりの詳しいお話をぜひお聞かせいただきたいです!フリーランスになる前はどんな働き方をされていましたか?

歯科医院で正社員で働いていました。

ー正社員だったんですね。育休は取られたんですか?

取りました!しかも1年以上休ませてもらいました。先生がすごく寛大で。

ーじゃあ元々、その職場の環境的にはすごくよかったんですね。

全然よかったです。環境はすごくよかったです。子育てするならここ!みたいな歯医者さんでした。

ー素晴らしいですね!!

すごく理解があって、子どもの急な休みにも対応してくれていたし。私は家に義父母がいて、私が休むのはもう最終手段って感じだったのでそこまで急に休むことはなかったんですけどね。あとは病児保育などにも預けていたので。でもめちゃめちゃ寛大でしたね。有給はMAXくれていました。有給って、1年以上繰り越せないとかあるじゃないですか。勝手に消えるとか勝手に休みとられるとか、よく聞きますよね。でもその職場は、有給が余っていたら「何日余っているから休みとってね〜」って感じでした。そういうところはすごくしっかりしていて、環境はとてもよかったです。

ーすごーい!そんなにいい環境だったのに、なぜ働き方を変えたいと思ったんですか?

給料が安かったからです!

ー給料が安いから!そこだったんですね。

でもまぁ、安い理由もわかるんですよ。有給も取らせてくれて、急な休みも対応してくれて、先生も優しいし。あと、メンテナンスの時間も全然決められてなかったんですよ。患者さんに話をしたかったら全然いくらでも話せたし、好きにやって良かったんです。

ーえー!それめっちゃいいですね。

そうなんです。だから歯科衛生士は大好き。そういう環境にいたので、歯科衛生士の仕事や先生のことを嫌いになることは一度もなかったけど、13年歯科衛生士をしてきて、やっぱり周りの給料と自分の給料が明らかに違うから、、、、あー。ってなったんです。

ーそうですよね。歯科衛生士って初任給は他の職種と比べたら安くないですけど、上がり幅が微増だから、差が出てきますよね。

同じ歯科衛生士でも、私、結婚する前に働いていたところは給料がよかったんですよね。

ーあ、もっと前に勤めていたところは給料がよかったってことですね。

そうなんです。結婚前に4年程働いていた医院(A歯科)は一番はじめから給料がよかったんですよ。そのあと9年働いていた医院(B歯科)の給与が、A歯科の初任給と変わらなかったんです!

ーえ!!それは結構な差ですよね。

A歯科は、なんでも先生がやる歯科医院だったんです。そういう先生っているじゃないですか。歯科衛生士はメンテナンスと、対合歯の型をとるぐらいでした。だから、全然成長できなくて。そこは結婚を機に退職したんですけど、次行くところでは「ちゃんと学ぼう」と思っていました。そうじゃないと、歯科衛生士として一生やっていけないと。だから、自分が全然何もできない歯科衛生士だったから、次のB歯科では「給料が安くてもいい」って最初思ったんですよね。

ーなるほど。給料は安くても、いろいろやらせてもらって歯科衛生士として成長の糧になるならいいと。

はい。でも実際、そこで9年働いて、ふと気づいたときに「私、A歯科の初任給と今の給料、変わらないじゃん‥」と思ったんです。最初がかなり低かったので途中で多少上げてくれたことはあったんですけど、それでも大して変わらなかったんですよね。それまでは、気づいていたけど気づかないふりをしていたというか、仕方ないと思っていたというか。

ーふと気付いた時に、虚しくなっちゃったんですね。

で、9年も経ったしそろそろ違うところに行こうかなーっていう思いも出てきたんですよね。でもやっぱり子育てしながら働くならここが一番働きやすいと思うし、子どもがある程度大きくなるまでは、ここにいた方がいいのかな〜とか思いながら、葛藤していました。でも、求人はいろいろ見ていたんですよね。求人みるのって面白いじゃないですか(笑)

ーめっちゃわかります(笑)

今住んでるところは地域的に賃金がいいほうじゃないんですけど、「この歯医者こんなにくれるんやー」とか、「ここはあまり変わらんなー」とか。それを見ていたら、D.HITが広告で出てきたんです。

ーなるほど。給与面で悩んでいたときに働き方変えるいい方法ないかなーって調べていたら、D.HITが出てきたんですね。出てきますよね(笑)

出てきましたよね。怖いですよね(笑)

ーそればっかり見ていたら、インスタとかそんな広告ばっかり出てきますよね(笑)

でもなんか初めは「胡散臭い」としか思っていなかったですけどね。やばいやんこれって思いました(笑)

ーわかります、私もそうでした(笑)歯科衛生士で月収100万円とか、週3勤務で月30万円とか。本当?ってなりますよね。

今まで何してたん?ってなりますよね〜。

ー怪しいなと思いつつ、まぁ無料だし話聞いてみようかなって感じですか?

そうです。まあまあ話聞くだけ聞いてみよかって感じで申し込んで、でもまだ胡散臭いと思ってるし、全然本気にしてなくて、1回目の無料相談は寝過ごしちゃったんですよ(笑)「すみません〜!」ってなって、もう一回、別の方に無料相談してもらって。そのキャリアアドバイザーの◯◯さんと気が合って、めっちゃ仲良くなったんです!

ーそうだったんですね。確かに◯◯さんと渦子さん気が合いそうです!

そう、同い年で、仲良くなって「私、(キャリココ)やるわー!いくら払えばいいん?」と言いました(笑)値段聞いて、「高いなー!どうにかならんの?」って(笑)

ーめっちゃ打ち解けてますね!(笑)相談1回目で、もう決めた感じでしたか?

いや、2〜3回喋りましたね!だんだん仲良くなって、3回目くらいで、やるわー!ってなりました。最初に無料相談してくれる予定だったアドバイザーさんにも、入会してから会う機会があったので「あの時はすみませんでした!って謝りました(笑)

ー謝ったんですね(笑)コーチはどうでしたか?

D.HITに入ってからのコーチはまた別の方で、私の担当はMさんでしたけど、すごく良い人ですよね。Mさんには泣きながらたくさん話を聞いてもらったので感謝しています。

ー胡散臭いなって思いながらも、やってみてよかったですね!!

私が心がけていることが「やらない後悔より、やって後悔」なんです。そのほうが好きなんです。買い物とかもそうで、私は欲しいものは絶対欲しいんです。買わずに「あーあれ欲しかったのに」ってなるよりも、買って「買わんかったらよかった」の後悔の方がマシなんですよ。

ーめちゃくちゃかっこいいですね!!最終的に入会を決断した決め手はなんだったんですか?「キャリココやろう!」と思えたポイントはありましたか?

やっぱり「小1の壁」があるので、D.HITで働き方を変えたら自由に予定を組めるのがいいなって思ったのと、どう考えても、私の前の給料よりは上がるよねって思いました。

ー怪しいって思っていたのは、どういうところで払拭されたんですか?

何回も、キャリアアドバイザーさんに聞きました。「本当に(助っ人勤務で)月30万稼げるんですか?!嘘じゃないよね?!私のこと騙してない?!」って(笑)そしたら、「本当です!!絶対いけます」と断言してくれました。

ーおお〜!でもそこは、根拠なくてきとーに言ってるわけじゃなくて、絶対大丈夫っていう根拠があって断言してるんだと思います。

「私、本当に何もできません!歯科衛生士の国家試験もギリギリで受かったし!でも、歯科衛生士は好き」と言ったら「それなら絶対大丈夫。」と言ってくれました。それで始めました。

ーはっきり「出来ます!」と言ってくれたことと、渦子さんのこれからの環境への不安が解消できそうだと思えたんですね。小1の壁とか、今後の収入とか。

そうですね、あと、私は基本朝からラストまで働けるので、これも大きいですよね。

ーそうですよね、夜とか土日は、やっぱり需要高いですよね。私も営業していて思いました。昼はパートさんで間に合ってるから、夜ほしいってよく言われますね。渦子さんはご家族の協力もあるので、強みですよね。

そうなんです。夜働けるのって強いですよね。

ー働き方を変えてフリーランスになって、葛藤や不安はありましたか?

やっていく中で、メンテナンスできれば助っ人勤務は全然いけるよとは言われたんですけど‥私、メンテナンスも完璧にできるのかな…?とは思いました。でも、まず第一に「歯科衛生士めっちゃ好き!」って思って。「今の職場も辞めたくない!」ってなったんですよ。元々はいい職場なので、じゃあ今の医院で給料を上げてもらうようにするかって話になったんですけど…

ー院内キャリアですね。

そうそう。で、1回先生に言ったんですよ。

ー直談判したんですね!

元々の給料を上げてもらうのは無理そうだと思って、物販を売って給与に乗せてもらおうかなと考えて、先生に提案したけど、ダメだったんです。話を聞いてくれる感じでもなかったから「あ、これ院内キャリア無理やな」と思ったので、そのときに辞める決断をしました。

ー話を聞いてくれないんだったら、もうスパンと辞めた方がいいと決断できたんですね。

そう。あと、コーチと企画ミーティングする中で「今の給料はすぐ稼げます!」って言われて。カッケーーーー!!そんな言い切るんだ!って思いました(笑)それと、杉野社長のラジオで「1回キャリココを信じたんだったら、この期間中だけでも最後まで信じてください」という言葉に、「おお〜!」ってなって。

ーその言葉が刺さったんですね。

そうなんです。コーチともいっぱい話をして、「辞めます!」ときっぱり辞めました。

ーすごーい!それ、キャリココ始めてどれくらいで辞めたんですか?

6月の初めにスタートしてから、8月末には退職しました。職場には2ヶ月前に言ったので、辞めるって決断したのはすぐでしたね。

ー決断早いですね!辞める決断して、どうでしたか?

実際に辞めるまでの期間が、結構つらかった。担当制ではなかったけど、私について欲しいって言ってくださって担当になっている患者さんが多かったので、それが結構つらかったですね。仲良くなった方もたくさんいて。長く勤めてた分、私についてくださった患者さんがたくさんいたので、伝えるのがつらかったですね。

ーそうですよね。渦子さんもつらいし、患者さんもつらいですよね。ずっと何年も渦子さんにみてもらっていて信頼関係もできてるってなったら。

「どうすればいいの私?!」って言われて…「あぁ…」ってなりました。つらかったです。

ー本当ですよね。患者さんの言葉は心苦しいところはあるけど、渦子さんが9年間そこでやってきたっていう自信になったり、やりがいに繋がりましたか?

そうですね、不安になることがよぎっても、「でもあの歯医者で私が1番患者さん持ってた!」と思うと、自信になりましたね。

ーそうですよね。そういう患者さんからの言葉もそうだし、辞めるってなって振り返ったときに、自分の担当患者さんがたくさんいるって思うと、これから一人でやっていくってなっても、今までの頑張りがあるからやっていける!って自信につながりますよね。

そうですね。それに、私自身はD.HITを始めてからずっと今でも、ワクワクしてるので、それはそれ、これはこれ、ですね!営業の手紙書いたりしてて、「契約取れなかったらどうしよう…」って思うことはありましたけど。

ー営業活動、いかがでしたか?

手紙は、なんぼでもかけました。電話は、これだけはやろう!って件数を決めてかけました。

ー商品は助っ人(臨床のスポット勤務)だけだったんですか?

助っ人ですね。助っ人先でSNS運用のモニターも経験のためにさせてもらっていますけど、勉強中なので、今お仕事としてやっているのは助っ人です。

ー助っ人だったら、手紙だけでも向こうから連絡きたりしますよね。電話はやると決めたからやったけど、好きではなかったですか?

はい、好きではないから、決めた回数だけこなしたらもう辞めました。

ー意外ですね〜渦子さんお話上手だから、得意そうですけど。

いや〜無理でした。だって怒る先生もいるし、営業っていうだけで「はいはい、何?いらんいらん」って感じでブチッて電話切られることもあったので。でも優しい先生も多かったです。「頑張ってねー!」とか、「あそこの歯医者、人足りてないから連絡してみたら?」とか言ってくださる先生もいましたね。

ー今助っ人に行っているところは、向こうから連絡くださったところなんですか?

そうですね、手紙を読んで連絡くれました。今はもう電話はしてなくて、連絡待っていますと手紙に書くようにしています。

ーえ!今も営業続けているんですか?

そうなんです。2024年の9月から助っ人で行ってたところが7ヶ月くらい働いたんですけど、4月に新しい歯科衛生士さんが採用になったんですよ。もう1つのところも、入って2ヶ月くらいで新しい人が来たんです。私が助っ人入ったら人が来るんです(笑)

ー幸運を引き寄せる女神なんですね!!

ある意味それで売っていこうかなって思うぐらい(笑)あとは、月に何回か呼んでくれる先生もいたり、3ヶ月行ったけど先生と合わず契約終了にしたこともあります。

ーすごい。でもそれが助っ人の強みでもありますよね。合わないときは自分でコントロールできるっていう。

そのクリニックは、最初の方で連絡をくれた先生だったので、私も契約欲しさに「なんでもします!」と言っちゃったので、大変でしたね。週1回、半日しか入れないので(業務を)覚えられないじゃないですか。クリニックによってパノラマとか全然操作が違ったりするし、だから中途半端なまま行くのはいけないと思いました。「なんでもします」って言ったのは良くなかったって、私も勉強になりました。それからは、私にできることをしようと思って、そのあと契約したクリニックには「メンテナンスのみで」とお伝えして、契約しています。

ーそうですよね。クリニックによって本当に細かいところが全然違うから、いろんなところ行っていたらわからなくなりますよね。ちなみに助っ人何件契約したんですか?

え、めっちゃ多かったですよ!5件ですね。あとは常には呼ばれないけど、本当に人がいないときに予備として置いておきたいと言ってくださっているクリニックもあります。

ーストックの契約まであるんですか!引っ張りだこじゃないですか渦子さん!

いや〜全然暇でしたよ。今は忙しいですけど。

ー出勤日数としては、正社員でやってた時と比べてどうですか?そんなに変わってないですか?

変わってないか、それより働いているかですね。

ーえ!逆に増えているんですか?!

はい、逆に(笑)正社員で働いていた時は「休みが欲しい」って思っていたけど、フリーランスになると仕事がない期間もあるわけですよ。その時って、仕事が欲しいって泣くんですよ。人間って面白いよなと思って。

ーそうですよね。でもそれこそ、幸運の女神なので(笑)助っ人先で正社員が採用されて契約が終了したら収入がなくなるじゃないですか。でもその時のために、働けるうちに働いて貯めとけば、仕事がなくなったときも気持ち的な余裕が違いますよね。「まあ今は休めばいっか、また契約決まったらガッツリ働こう!」って思えますよね。

そうそうそう、そうなんですー!!今はそういうポテンシャルになってきましたね!

ー渦子さんとお話していて、マインド面めちゃくちゃ強いな!って思うんですけど、それは元々なんですか?

いや…実際、めちゃめちゃ弱いんですよ。

ーそうなんですか?

めちゃめちゃ泣くし、めちゃめちゃマイナスなんですけど、でも誰かに吐けば、また「頑張ろう」って思えるんですよね。コーチのMさんの前で何回泣いたかわからないくらいです。

ーそうなんですね。それ全く想像できないです!

さっき言った商談での失敗(「なんでもします!」と言っちゃったこと)も、メンテナンスだけできたら大丈夫って言ったのに嘘じゃん!って他責にしてしまったこともあったんですよ。でも、コーチに話を聞いてもらったら、いや、自分が「メンテ1本で」と言わなかったからだよなって。こうしたら良かったんだよなっていうことにも気づかせてもらえました。そうやっていっぱい話を聞いてもらって、また頑張ることができました。コーチって、そうやって気持ちを高めてくれるのが上手じゃないですか。自分はもともと強い部分もあり、弱い部分もあって、その弱い部分を隠すために上げようと頑張っている自分もいるって感じですかね。

ーそうだったんですね。正社員で働いていた時から、変えたいなって思いはあったわけじゃないですか。収入面も気になりつつも蓋をしていた部分があって、それをD.HITの無料相談で話してみたことで、自分の眠っていた気持ちに気づいたりとか、キャリココに入ってからも、悩んだ時にコーチに相談して聞いてもらったり…やっぱりそういうサポートがあったことで、今は、自分でやっていくってなっても立て直しができるようになってきた、という感じなんですかね?

そうですね。「どうにかなるわ」と今は思えています。

ー大事なマインドですよね。

私、助っ人先が県外なんですよ。もう自分の住んでいる県はいいかなって思っているんです。

ーそれはどうしてなんですか?

地域柄なのか、先生の財布が硬くて、なかなか契約が取れなくて。最初は、自分の住んでる地域で働かないといけないと思ってたんですけど、コーチのMさんが「県外はどう?」と提案してくれたんですよ。うちの県内は、すごく道が混むんです。だから県外でも実質通勤時間は変わらないし、なんなら渋滞がないのでむしろスムーズに通勤できています。そういう面でも、コーチに話を聞いてもらったことで、自分の見える範囲が広がりましたね。

ーコーチに話したことで視野が広がったんですね。

コーチがMさんじゃなかったらこんなふうにはならなかったかもって思いますね。いつも話を聞いてくれて、ありがたかったです。

ーMさんは渦子さんの人生変えましたね。

お礼言っておいてください。

ーきっと泣きますよ。Mさん、よく感動して泣いてますもん(笑)伝えておきますね。ちなみに渦子さんの目的だった、収入を上げることについてはどうなりましたか。

いや〜もらったことない額もらいましたね。正社員のときの倍以上ですね。

ーおおー!!!すばらしい!!

毎月ではないですけどね!でも良い時は、2.5倍とかですかね。

ー入っている日数が多いですもんね!MAXで週何回入っているんですか?

週6回ですね。でも半日の日もあるから実質週5ですかね。

ーこの日は休みたいとかは聞いてくれる感じですか?

はい!それは言っています。子どもの行事は絶対参加したいのでそれは伝えていて、先生も「そうだよね」って理解してくださっています。

ーおー!大成功ですね!

そうですね。収入の面はすごく変わったし、私、「娘に尽くす」と決めているんですけど、今尽くせているし、その上で自分の好きなものも買えています!

ー素晴らしいです。じゃあもう、目的も達成できて、言うことなしですね!

あとはこれを最低でも1年頑張ろうと思って。10月までクリニックの契約継続が確定しているので、これで1年越えられる!と思っています。

ーすごい!キャリココ期間中にフリーランスの契約までの一連の流れが完了しているから、もう一回自分でやろうってなったときも、もう「自分でできる」っていうのが大きいですよね。

そうですね。卒業後に近隣のフリーランス歯科衛生士の集まりがあったんですけど、D.HITを卒業してもちゃんと動いている人がやっぱり契約継続できているなって思ったので、動いたもん勝ちだなって思っています。

ーそうですよね。

今、知らない歯科医院の中に入ってやっていますけど、怖いもの知らずの性格でよかったなって。私、よくやったなって思っています。

ーD.HIT怪しいなってところから始めて、ここまで頑張れたのはその性格のおかげかもしれないですね。

コーチにも言われたんです。「渦子さんは素直だから」って。素直に行動しているから成果がでているんだよって言われました。めっちゃ嬉しかったです。

ー本当にそうです。素直な方は成長がはやいです!少しずつでもいいので、止まらずに前に進められる人は成果が早いなって感じます。

ほんと、やったもん勝ちだなって思います。

ー渦子さんみたいに「わかんないけど、とりあえずやってみよ!」っていう精神って、本当に大事です。やっぱり何か始めるってなると、そのノウハウを全部知ってからじゃないと動けない人もやっぱりいるんですけど、それだともったいないんですよね。渦子さんは「とりあえず飛び込んでみる」っていう精神があったからこそ、こんなに成果がでているのも納得です。

歯科医院って、クリニックによってそれぞれルールが全然違うじゃないですか。合う合わないもあるし。でも契約で、お互いの需要と供給がマッチしてればいい話ですからね。

ーそうですよね。自分の要望も伝えて、それがお互いに合えばOKですからね。

そうそう、最後に、みんなにも伝えたいと思ってることがあって。今助っ人で行ってるところで、噂で私のことを聞いて連絡くれて、契約に繋がったところがあるんですよ。契約してる先生が、私のことを話してくれたみたいで。そうやって契約先の先生に広げてもらうのって大事だなと実感したんです。

ーわかります。紹介は強いですよね。

あとは歯科技工士さんや材料屋さんと仲良くなっておくのもいいと思います。私は歯科技工士さんで仲良い人がいたんですよ。独立するんですと伝えて、名刺を渡したり、なんか情報あったらお願いしますって言ったりしていましたね。助っ人先の方が、歯科材料屋さんを紹介してくれたこともありました。そういったつながりを作っておくのは、すごく大事ですね。

ー歯科材料屋さんはいろんな歯科医院に行っているから、色々知ってること多いですよね。

どこの医院が人が足りてないとか、はっきりは言えないけど、営業かけようと思ったら相談に乗るから声かけてね、って言ってくれて、色々アドバイスくれました。その材料屋さんにも、「やっと手紙の子に会えた」って言われたんですよ(笑)

ー「手紙の子」(笑)

このへんでフリーランスやってるの私くらいなんで、やっぱり噂になってるみたいで(笑)その手紙についても、色々アドバイスくれましたね。

ーすごい。これからフリーランスでやっていこうと思っている方にはとても参考になるお話だと思います。

参考になれば嬉しいです。

ー今日は濃いお話をたくさんお聞かせいただきありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています!