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【コラム】自分を犠牲にするのをやめたら、すべてが変わった話

突然ですが、あなたは1年後の自分のキャリアがどうなっているかイメージできますか?

「はい」と答えたあなたは、そのイメージに不安はありますか?
「いいえ」と答えたあなたは、なぜイメージできないのでしょうか?

ちなみに、私は「はい」と「いいえ」の半々です。

私には「自分のブログを立ち上げたい」「ライターとしてスキルアップするために薬機法管理者資格を取得したい」という明確な目標があります。

昔から文章を書くことが好きだった私は、5、6年前に本格的にライターの道に進みました。文章の書き方すらわからず、最初は「私にできるのかな」という不安でいっぱいでしたが、今では案件をいただけるようになり、クライアントから「わかりやすい文章ですね」と言ってもらえることも増えてきています。

1年後の自分がどうなっているか?

正直なところ、完全には見えていません。

ブログを立ち上げても継続できるのか。薬機法管理者資格は取得できているのか。ライターとしてもっと多くの案件を任されているのか。収入はどれくらい変わっているのか…。

でも、想像すると胸が躍るような気持ちになります。

自分の言葉で誰かの役に立てている。専門知識を生かして信頼される記事を書いている。そんな自分の姿が、ぼんやりだけど見えてくる。

その不確かさすら、私はワクワクしているんです!

答えは、人によって異なり、理由もさまざまです。もちろん、正解や不正解もありません。

 

私から、1つみなさんに問いたいことがあります。

それは、どれだけ自分のキャリアに本気で向き合っているかということ。

歯科衛生士として、楽しく充実した毎日を送っている人もいるでしょうし、そうではない人もたくさんいると思います。いずれにせよ、自らのキャリアに向き合うことは非常に重要です。

本気でキャリアと向き合う大切さについて、私なりの考えをお伝えしていきますね。

 

人生はたった一度しかありません。

そんなことは誰でも知っていますよね。でも理解しているはずなのに、やってみたいことや挑戦してみたいことがあっても先延ばしにしてしまう…。

  • 「朝起きてから夜寝るまで、子どもの送り迎えや買い物、ご飯の用意、職場での気遣い、患者さん1人ひとりへの対応……毎日余裕なく、いっぱいいっぱい」
  • 「夜にようやく一息ついたと思ったら、もう疲れて何も考えられない」
  • 「いつも周りを優先して、自分のことを後回しにしてしまうことに、いつの間にか慣れてしまっている」
  • 「そもそも『自分のやりたいこと』を考える時間すら、生活のなかに存在していない」

こうした事情を抱えている人は意外と多いのではないでしょうか?

そして、こういう人が、キャリアを諦めてしまう傾向にあるとも言えます。

私自身も、かつてはそうでした。「今の環境で我慢すればいい」「医院のためになるなら、このままでいいや」――そう、自分に言い聞かせていたのです。

もちろん、周囲の人や環境を優先してしまう気持ちは理解できます。だけど、周囲を優先することで、自ずと自分を犠牲にしてしまっていませんか?

もし、犠牲にしてしまっていると感じているのなら、今すぐにその思考は手放してほしいんです。

なぜなら、周囲を優先することと、自分を犠牲にすることは、まったくの別物だから

 

では、どうすれば自分を犠牲にすることなく、周囲を大切にしながらキャリアと向き合えるのでしょうか?

答えは、「自分がやりたいことを明確にすること」です。

自分が何をしたいのか、どんな歯科衛生士になりたいのか。それが見えてくると、不思議なことに、周囲への配慮もうまくなるんですよね。その理由は、自分軸が確立することで無駄な迷いや不安が減り、結果的に心に余裕が生まれるから

実際に私が知っている、キャリアに本気で向き合った歯科衛生士の方々から、こんな声を耳にします。

  •  「患者さんから『また来月も予約したい』と言ってくれるようになった。前は淡々と施術していただけだったのに、今は一人ひとりの人生に寄り添えている実感があります」
  • 「同じ仕事をしているはずなのに、意識が変わったら受け取り方も変わって、毎日が楽しくて仕方ないです!朝起きるのが苦痛じゃなくなりました」
  • 「夫との会話が以前よりも増えました!私がイキイキしているから、家の雰囲気も明るくなったと言われました」
  • 「子どもに『ママみたいに頑張る!』と言われました。私が変わることで、子どもにも良い影響を与えられているんだと実感できました」

キャリアについて本気で向き合い、自分が得たい理想を叶えるために行動している人は、当然ですがキラキラ輝いて見えます。そして、輝いている人が近くにいることで、周囲も不思議と巻き込まれていくんですよね。

ある歯科衛生士さんは、独立したいと夫に相談したとき「今の職場で十分じゃないか」「失敗したらどうするんだ」と何度も反対されました。最初は毎日のように喧嘩をしたと言います。でも、彼女が少しずつ変化していく姿を見て、半年後には夫から「応援するよ」と言ってもらえたそうです。

また別の方は、「どうせ無理でしょ」と行動する前から否定的だった院長が、彼女の患者さんへの接し方や少しずつ勉強を重ねる姿を見て、いつの間にか「君のやり方、いいね」と認めてくれるようになったと話していました。

結局は、自分自身が変わることで周囲を変えることができるのだと私は思っています。

 

だけど、「やりたいことがあっても、どう動けばいいかわからない」「行動してみたいけど、失敗したらと思うと怖い」――そう考えている人も多いはずです。

私も最初はそうでした。「本当にこれでいいのかな」「周りに迷惑かけないかな」と、何度も考えましたし、不安になりました。

そういうときこそ役立つのが、D.HIT公式ブログ。

いろんな歯科衛生士の働き方や事例を知れることはもちろん、新しい視点や考え方のヒントが得られます

「こんな選択肢もあるんだ!」「私もできるかも」――そんな気づきが、きっとあなたの背中を押してくれるはずです。

また、キャリアについて相談できる場所もあるので、利用してみる価値はありますよ!一人で悩んでいると見えなかったことが、誰かと話すことで急にクリアになることもあります。👉👉👉D.HIT「キャリココ」の無料相談はLINE登録からチェック✅

いろんな選択肢を知ることで、本当にやりたい「何か」が明確になるかもしれません。

 

人生一度きり。

だからこそ、あなたに後悔してほしくありません。

1年後の自分の姿が「不安」から「ワクワク」に変わったとき、あなたの毎日がきっと今よりも輝いているはずです。

その第一歩として、まずは本気で自分のキャリアと向き合ってみませんか?

土井万喜子
D.HIT編集部 土井万喜子
北海道札幌市在住
歯科衛生士歴20年目
臨床経験を経て、歯科メーカー会社へ入社。退社後は副業として行っていたライター活動を本格的に開始し、フリーランスの世界へ。主に企業や歯科医院向けに記事執筆を行うほか、歯科以外の分野も請け負っている。また、歯科コンサルタントとしても活動中。