フリーランスとして活動を始めると、最初のうちは自由な働き方や自分らしいキャリアに喜びを感じる場面が多いかもしれません。しかし、しばらく経つと
「新しいことにチャレンジしたいけれど、この分野の報酬の相場はどのくらいなんだろう?」
「他のフリーランスの方々は、どのように報酬を設定しているのだろう?」
といった疑問や悩みに直面することがありますよね。
特にフリーランスという働き方は多くの決断を自分で下す必要がありますし、周囲に相談できる同業者が少ないことも多いです。そのため、こうした問題がさらに大きな不安となって感じられることもあるでしょう。
今回は、フリーランス歯科衛生士として働く時の報酬の相場や決め方から、自分の単価を上げるためのヒントについてお話ししていきたいと思います。これからフリーランスを目指す人や、現在活動中の人必見の役立つ情報をお届けします!
職種別!報酬の相場をズバリ教えます
まず、フリーランス歯科衛生士の働き方とその報酬の相場をまとめてみましたので見てみましょう。
臨床業務を行う「助っ人」
- 時給…2,000〜5,000円
- 日給…15,000〜40,000円
人手不足の歯科医院で、現場スタッフとして、歯科衛生士業務やアシスタントワークを行う仕事です。クリニック単位では月10〜15万円程度が目安となり、複数のクリニックとの契約をしている場合がほとんどです。
臨床業務をするフリーランス歯科衛生士の場合は、ご自身の経験や症例、診療実績なども報酬に反映されることがあります。また、臨床現場では、週1勤務などのスポットでのニーズに応える形であれば、単価がより高く設定されている場合があります。
講演や執筆をする「セミナー講師・著者」
- 講演…0〜10万円/回
- 執筆…0〜2万円/回
自分の得意なことや経験を活かして、専門的なことをセミナーという形で伝えたり、本にしてまとめる仕事です。
講話の時間や回数は講演ごととなっており、1回10分という短いものもあれば、10時〜16時までという1日がかりのものまであり、報酬も幅広いです。また、講演にあたっては事前準備が必要となります。講話内容の構成・スライド作成・講演練習と、講話時間以外に活動する時間も含まれますので、報酬を決める際に考慮しましょう。
執筆活動は、文字数などによって違いもあるため一概には言えません。知名度によって大きく差がつき、もらえる報酬の幅が広いことが特徴です。
どちらも「0円」という部分が目を引いてしまいますが、講演や執筆の第一歩として、知名度を上げる周知活動として無料で仕事を引き受けて、徐々に活躍の場を広げていく方法をとる歯科衛生士も多いです。たとえ少額でも講演や執筆を続けていくことで、経験値も増えますし、自分の実績にもなります。
歯科衛生士自身のブランディングに成功すれば、高単価で依頼が来ることもあるでしょう。
クリニックの悩みを解決「コンサルティング」
- 基本契約料…5〜20万円
- 成果報酬…利益増など成果があった場合、利益×数%
過去にスタッフの教育をした経験や、自費のコンサルティングを行っていた経験を活かして、コンサルティングとして介入し、クリニックの悩みを解決する仕事です。
コンサルティングは、介入した頻度や、貢献した医院の収入の増加分に応じて成果報酬を受け取る場合もあります。フリーランス歯科衛生士のコンサルティングの業務内容は幅広く、収入に直結する場合もあれば、スタッフの教育を任される場合もあります。雇用形態としても、業務委託という形のほかに、助っ人歯科衛生士として現場に介入して報酬をもらいながら、成果報酬分も同時に受け取ることができるという契約方法もあります。
クリニックの認知を広める「SNS運用代行」
- アカウント設計…10〜20万円
- 投稿などによる運用…5〜10万円/月(週1回の投稿)
SNS運用は、これからの時代には重要な媒体です。近年クリニックのアカウントを運用するクリニックが増えてきましたが、毎週の投稿や動画の作成など、クリニックで臨床をしているスタッフが対応しようと思うと時間がなく、かなり負担が増えてしまい、スタッフの不満にもつながります。その運用の代行を、フリーランス歯科衛生士が行います。
SNS運用代行は、アカウント設計やその後の運用など、フェーズによって金額が異なります。
クリニックがアカウントを持っていない場合は、アカウント設計から必要となります。ターゲットの設定やプロフィールの設計、テーマ設計などをしてから、運用を行なっていきます。
運用に関しては、投稿頻度が高くなるほど報酬は上がりますが、一つの目安としてコンスタントな投稿で認知を維持できる「週1回の投稿」がベースとなっています。
スタッフの採用業務を代行する「採用支援」
- 採用業務の代行…5〜10万円/月
歯科衛生士の求人倍率は約23倍と言われ、募集をしても良い歯科衛生士を確保することが困難な時代です。スタッフの採用業務は、忙しい院長にとってかなり大変な業務です。その業務全般を、代行する仕事です。
歯科衛生士の採用のために使用される媒体は、
- ハローワーク
- グッピー
- Indeed
- ハノワ
- ジョブメドレー
などさまざまあり、これらの運用を行います。求人ページの画像作成や文言の整理、スカウトメールの送付、求職者とのやりとりなど、細かい作業が多くあります。安定した人材を確保することはクリニックにとってとても重要なので、高単価が見込めます。
クリニックの必須アイテム「資料やブログの作成」
- 資料作り…5,000〜2万円/A4片面1枚
- ブログの記事…1万円/1記事
クリニックでは、患者さんへの説明用の資料や、スタッフ用のマニュアル、料金表など、たくさんの資料を扱っていますが、長年同じ資料を使い続けていると、情報は古くなります。材料の種類が増えたり、メーカーの商品もリニューアルされていたりするので、資料の見直しが必要になります。
また、クリニックのホームページも、一度作成したらおしまいではなく、担当医の変更・長期休暇など、情報の更新が必要です。定期的なブログの更新など、一定の更新頻度を保つことで、患者さんが検索した際に上位表示されやすくもなります。せっかくホームページがあっても、情報が古いと集客につながるどころか、不安にさせる要因にもなりえます。
でも、SNS運用と同じく、院内のスタッフがこれらを担うと、負担が増えて不満につながりますよね。これが、フリーランス歯科衛生士の仕事になります。
正社員の歯科衛生士と同じ業務ではなく、歯科衛生士業務以外の部分で価値を提供することになるので、交渉や内容次第で高単価が見込めます。
フリーランス歯科衛生士の仕事と報酬の相場を簡単に説明してきましたが、もっと詳しく知りたい業務や「実際に働いている人の話を聞いてみたい!」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください!
報酬の決め方3ステップ
次に、フリーランス歯科衛生士の報酬の決め方についてお話ししていきます。フリーランス歯科衛生士の報酬の相場は、地域やスキル、勤務形態、さらには需要と供給のバランスによって大きく異なります。
- 過去の経験を棚卸しする
- 市場調査を行う
- 勤務形態に応じて調整する
まずは、臨床経験や得意分野をベースに、自分の価値を棚卸ししましょう。棚卸しをすることで、自分の価値が明確化され、より報酬を考えやすくなります。例えば、矯正やインプラントの経験が豊富であれば、ハイレベルな専門性が要求されますので、通常より高い報酬を設定することができると思います。
次に、市場調査を行います。同業者が設定している報酬や、地域ごとの相場を把握しましょう。同地域で活動する他の歯科衛生士や、インターネット上の求人情報を参考にすると良いです。
最後に、勤務形態に応じて調整しましょう。パートタイムやスポット勤務では時給が高めに、逆にフルタイム契約では安定した収入が得られる分、時給はやや低めにするのが一般的です。
地域によってどんな差がある?
フリーランス歯科衛生士の報酬は、地域によっても大きな差があります。
都市部の報酬事情
東京、大阪などの大都市圏では歯科医院の数が多く、競争が激しいため、高報酬が期待できます。都市部での平均時給は4,000〜6,000円程度とされ、特に矯正歯科や審美歯科の求人ではさらに高い傾向があります。
地方の報酬事情
一方、地方ではクリニック自体の数が限られており、求人が少ないことから報酬が下がる傾向があります。とはいえ、高齢者が多く訪問歯科を必要とする地域では、スキルを持つ歯科衛生士に高い需要があるため、交渉次第で都市部に近い報酬を得ることも可能です。
このように、都市部と地方ではそれぞれ需要のある分野に特徴があるので、自分の活動する地域の特性をしっかり理解し、需要にあったスキルを持つことで、報酬アップが可能になります。
スキルによって生まれる、報酬の幅
報酬は、地域や勤務条件だけでなく、歯科衛生士自身のスキルや専門性によっても大きく異なります。
臨床経験が少ない人や、特定の分野に特化していない歯科衛生士の場合は、時給3,000円前後からスタートとなることが一般的です。ただし、誠実な勤務態度や柔軟な対応力が報酬アップにつながることもありますので、継続的に努力し、経験を積むことが重要です。
矯正歯科の経験が豊富な人や、研修講師を務めることができるくらいスキルレベルの高い人は、高報酬が期待できます。具体的には、時給が通常の1.5倍〜2倍程度になるケースもあります。また、セミナーや講師経験がある場合、教育の場でも活躍できるため、高単価の案件を受けやすくなります。
報酬を決めるとき、何を考慮すればいい?
適切な報酬を設定するためには、個々の状況に応じた様々な要素を考慮する必要があります。フリーランス歯科衛生士が100人いれば100通りの報酬の決め方があります。どのようなことを考慮して報酬を決めていけばよいのか、みていきましょう。
業務内容の確認
フリーランス歯科衛生士として活動する際、報酬を適切に決定するためには、自分が引き受ける業務内容を明確に把握することが不可欠です。特に、業務の範囲の複雑さが、あとあとの認識違いなどトラブルを招く可能性があります。
例えば、臨床で業務をする場合、
- 歯科衛生士業務を行うだけなのか
- 診療補助はやるのか
- 受付業務はやるのか
- 消毒・滅菌業務は行うのか
など、細かいところまで確認しておく必要があります。
もし可能であれば、「クリニックとの契約時に、契約書に記載する」など、ご自身で対策を取っておくと良いと思います。クリニックの院長と「言った」「言わない」という水掛け論になってしまわないように、ご自身でリスク管理することがおすすめです。
これは認識違いというトラブルを回避するだけでなく、あとから業務内容が変更になったり、追加になった時にも役立ちます。一つの指標として、新たな報酬設定の目安にするとよいでしょう。
契約条件には柔軟性を持たせると◎
業務内容だけでなく、契約条件全体を考慮することも大切です。
たとえば、契約条件の勤務時間や曜日。自分のライフスタイルに合わせた希望の条件を設定しますが、この際にも、曖昧な決め方ではなく、できる限り明確な意思を持って決定しておくことが大切です。クリニックと契約をする場合には、契約期間が設けられる場合もあると思います。院長との商談の中で、短期契約にするのか、長期契約にするのかを決めていきましょう。長期契約や、リピーター契約を取り入れることで、安定した収入を得ることが可能となります。
契約条件は、幅を持たせた状態で考えておくと、柔軟に対応できると思います。契約条件に柔軟性を持たせることで、交渉の余地ができ、クリニックとの信頼関係を築きやすくなります。
報酬単位の設定はどうする?
報酬をどのように受け取るかを決めることも重要です。「時給」「日給」「成果報酬」の3つについて、簡単に解説しますね。
この3種類が主な報酬単位となりますが、フリーランス歯科衛生士の中には、これらの報酬単位を組み合わせた「ハイブリッド報酬制度」を採用している歯科衛生士もいます。例えば、日給として1日の固定報酬を設定しつつ、自費の歩合に応じて成果報酬制を取り入れるといったようなパターンです。
目標とする収入を決める
フリーランスとして収入を安定させるには、目標の収入金額を設定することも重要です。人によってはまず目標を設定してから、契約条件などを考える人もいるでしょう。
正社員は、自分自身では何もしなくても毎月決まった額の安定したお給料がもらえますが、それはつまり「上限が決まっている」ということでもあります。長く勤めても収入が大して上がらず、天井を見たという人も多いのではないでしょうか。
フリーランス歯科衛生士になると、毎月の報酬についても自分で管理していく必要があり、そこに上限はありません。自分はいくら稼ぎたいのか、自分自身で決めることができるのです。
毎月いくら稼ぎたいのか、それが、報酬を決める時のヒントになると考えています。
では、目標の収入金額はどうやって決めれば良いのでしょうか。
一つのやり方として、まずは生活をしていかなくてはいけない!ということで、生活費や固定費を確認し、収入の目標を掲げる方法があります。必要なのは、家賃や食費、公共料金などをしっかり把握し、それを基に最低限必要な収入を算出すること。簡単にいうと「生活費の計算」ですね。生活費の計算ができていないと、毎月いくらの収入があれば生活していけるのかがわからず、目標も立てられません。私の場合は、アプリを使って毎月の家計簿を自動作成しています。
さらに細かい部分で言えば、
- 交通費
- 資格やスキル維持のための費用
- 仕事に必要な道具
- スマートフォンやインターネット回線としての通信費
- ホームページの制作やチラシの作成にかかる経費
など、フリーランス特有の経費も考慮しましょう。
また、健康保険や年金は、正社員の時は事業主と折半であったものが全額自己負担となりますし、所得税や住民税も天引きではなく、自分で納税する必要があります。
このようなことも加味した上で、さらに余裕のある収入金額の設定をすることで、将来的なリスクや事業拡大にも備えることができます。
ちなみに、最初からフリーランス歯科衛生士として安定した収入が得られるかどうか不安な方は、貯蓄の確保もしておくと、より安心です。私は心配性なので、年収1年分を貯蓄した上で、フリーランス歯科衛生士としての活動を始めました。
フリーランス歯科衛生士として長く継続していくためには、現実をしっかり把握した上で、目標を設定することが欠かせないと思います。
報酬を上げるためにできること
フリーランスとして働く歯科衛生士にとって、報酬を上げることは継続的な課題であり目標です。ここでは報酬を向上させるための具体的な方法について解説しますので、参考にしてみてください。
専門性を高める
報酬を向上させるためには、まず自分の専門性を高めることが重要です。歯科衛生士としてのスキルや知識を磨くことで、より高度な業務に対応できるようになり、結果的に単価の引き上げにつながります。
- 専門的なセミナーや研修に参加する
- 資格取得でスキルアップする
- 最新トレンドの情報収集をする
歯科衛生士向けのセミナーや研修会がたくさん開催されていますので、参加することで、新しい技術や知識を習得できます。セミナーは、日本歯科衛生士会や各地方における歯科衛生士会の研修、歯科医療メーカー主催の講習会を、インターネットを活用して情報収集しましょう。また、近年ではオンラインセミナーなども活発になってきているので、自宅にいながら気軽に参加できます。
また、特定の資格を取得することで、専門性を証明することができて信頼性が増し、より高単価の案件の獲得に繋がりやすくなります。
常に情報収集して、最新の情報をインプットしておくことも重要です。新しい治療法や歯科機器の情報をいち早くキャッチすることで、専門性の向上につながりますし、クリニックからの評価も上がります。
ネットワークを広げる
新たなクライアントや案件を得るためには、ネットワークを広げておくことも欠かせません。具体的な方法として、3つお伝えします。
- 歯科業界のイベントに参加する
- オンラインプラットホームを活用する
- 紹介を依頼する
1つ目は、歯科業界のイベントに参加すること。学会や交流会に積極的に参加することで、業界内の人脈を広げ、新しいビジネスチャンスを生み出すことができます。
2つ目は、オンラインプラットホームの活用。LinkedlnやInstagramなどのSNSを利用して、自分の活動や専門知識を発信し、プロとしての存在感を高めることが大切です。これにより、オンラインでの信頼を築き、潜在的なクライアントからの関心を惹きつけることができます。また患者ケアの成功事例や、クライアントに対する具体的な貢献内容をまとめておくことも効果的でしょう。
3つ目は、紹介依頼です。既存のクライアントや同僚に、新しい案件の紹介をお願いする仕組みを作ることも効果的です。信頼関係があれば、紹介による新たな仕事の獲得が期待できます。
交渉前の準備はこれ!
報酬交渉を成功させるには、事前準備が鍵となります。
まず最初に行うべきことは、自分の地域や業務内容に応じた報酬の相場を調べることです。「報酬を決める3ステップ」でもお伝えしましたが、これを知っておくことで、現実的かつ納得のいく金額を提示することができ、交渉の際に自分の要求が正当であることを相手に示すことができます。報酬アップの交渉の際にも、この相場を把握しておくと目安となり、院長にもわかりやすいです。
次に、自分が他の歯科衛生士とどのように違うのか、どの点に強みがあるのかをしっかりと考え、その特別な点を明確にしておきましょう。例えば、特定の技術や経験、または過去に達成した成果など、自分ならではの魅力を示すことが重要です。
最後に、自己PR資料や過去の成果を示す具体的なデータを準備しておきます。これによって、交渉時に自分の実力や実績をしっかり伝えることができ、相手に説得力を持って納得してもらいやすくなります。
準備をしっかりと整え、自信を持って交渉に臨むことが、成功への大きなポイントです!
さらなる上を目指して〜提案・交渉する営業テクニック〜
フリーランスとしての報酬をさらに上げていくためには、ただ待つだけではなく、積極的に提案を行うことが大切です。
まず、パッケージ販売の提案を活用することが有効的です。
「パッケージ?なんのこと?」
と思う方もいるかもしれませんが、パッケージ販売とは、単発の仕事だけでなく、継続的なサポートや複数の業務を組み合わせた内容をまとめて提案することです。そうすることで、1回あたりの単価を上げやすくなります。
次に、提案を行う際には、クライアントの課題解決を解決することを意識しましょう。自分の提案がクライアントの求めていることにどれだけぴったり合っているかを伝えることで、相手の関心を惹きやすくなります。
さらに、クロスセルという方法もあります。
「またわけわかんない言葉出てきた…」
という方、、、大丈夫です!これは、他のサービスや自分のスキルを組み合わせて提案することで、より高い価値を提供し、報酬を上げる方法です。
例えば、高齢者施設や介護施設での訪問歯科(口腔ケア)に加えて、口腔ケアを維持するための舌トレーニングや嚥下リハビリを組み合わせて提案してみる、といった形です。この提案によって、クライアントにとっての価値をさらに高めることができます。
また、院長に提案する場合は、報酬交渉のスキルも大切になってきます。報酬交渉は苦手な人も多いですが、自分のスキルや経験を自分の言葉でしっかり伝える練習をして、適切な報酬をしっかり主張できるようになることが重要です。
これらの方法を実践することで、フリーランス歯科衛生士としての価値を高め、より高い報酬を得ることができるようになります!
まとめ
フリーランス歯科衛生士として働く上で、報酬の相場を知り、自分に合った報酬の決め方を考えることは非常に重要です。報酬は単なる金額ではなく、自分のスキルや専門性、さらには働きやすさや将来のキャリア形成を左右する重要な要素となり、あなた自身の「価値」を表す一つの指標となります。
また、一度決めた報酬においても、自分のスキルの向上や業務内容の変更に伴い、報酬を見直していくことも、継続的にフリーランス歯科衛生士を続けていく秘訣になっていくと思います。
今回ここで紹介した報酬金額は、相場の一つにすぎませんが、フリーランス歯科衛生士としての可能性は無限大にあると思っています。ぜひこの記事で紹介したポイントを参考に、自分にとって理想的な報酬を実現し、満足のいくキャリアを築いてくださいね!