歯科業界での「フリーランス」としての働き方について

DH子:Naoさん、フリーランスに憧れがあるんですけど、そもそもフリーランスってなんですか??

Nao:初歩的な質問(笑)

DH子:世の中のフリーランスって、ライターさんとかエンジニアさんのイメージがありますけど…

Nao:それはいい視点だね!そういう発想、すごく大事だと思う!

一般的に「フリーランス」というと、個人で仕事を請け負う働き方のことで、求められるスキルやコンテンツを提供し、その対価として報酬を頂くスタイルのことを言います。そこで今回は、歯科業界でのフリーランスという仕事の仕方に関して、今一度考えてみたいと思います。

【この記事で学べる事】

  • フリーランス歯科衛生士のイメージ
  • フリーランス歯科衛生士の可能性
  • 発見・発想の仕方

フリーランス歯科衛生士のイメージ

「フリーランス」のイメージは人それぞれ違うと思いますが、歯科衛生士の方々に話を聞いてみると

  • クリニックで研修や指導を行う
  • 雑誌や書籍の執筆を行っている
  • セミナーで講師を行っている
  • 特殊なスキルや知識を持っていて、それを売りに契約している

というようなイメージを持たれている方が多いように感じます。

私は「フリーランス歯科衛生士」の職域はもっと広い目線で考えてみても良いのではないか?と思っています。例えば、歯科衛生士=技術職だという解釈もできると思います。技術職と解釈すると、今は料理人もフリーランスの方がどんどん増えていっています。自分の料理の腕前を価値として、VIPのホームパーティーなどで腕を振るい、高額の報酬を得るスタイルです。

ビジネスモデルのベンチマーク

ビジネスモデルをベンチマークして、フリーランス歯科衛生士としての働き方ができるのではないか?と考えることがスタートラインです。

自分の研ぎ澄まされたスキルやコミュニケーション能力を活かして、患者様からご指名を受けて施術を行うスタイルはどうでしょう。自分がどこにいても患者様がわざわざ通ってくれるような存在になれば、このビジネスモデルは成り立ちます。もちろん、押さえておかなければならないリーガル面はありますが、一つのアイディアとして検証してみても良いのではないでしょうか。

他分野への挑戦

他にも、WEBページやシステム制作のスキルを身に着けて、デザイナーやエンジニアとして活躍している歯科衛生士さんもいらっしゃいます。これは全く違う分野かもしれませんが「歯科衛生士ならではの視点」が活きる場合もあると思います。

視野を広げることの重要性

視野を広げて遊び心を持ってみましょう!

私は美容やファッションのことが大好きなので、新しい店舗や展示会などにはよく遊びに行きます。あと、今はあまりできないですが、旅行も好きです。

「オシャレだな」「かわいいな」と思うものに囲まれて暮らしたいと思ったときに、オーラルケアグッズでかわいいと思えるものがないことに気づきました。だから「オシャレでプレゼントにもできる歯磨き粉をつくってみたいな」という発想が生まれたわけです。

その他にも、一般的には常識だけど歯科業界にはないものはたくさんあります。そういった発見は、いつもリラックスした状態で、遊びの中から発見することが多いと感じています。

フリーランスを目指しているのですが、何から始めたら良いですか?という質問を多く頂きます。まずは自分の独自性を知ることと、いろんな物事の見かたを変えて発見・発想してみることから始めてみると良いと思います!