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【保存版】フリーランス歯科衛生士のSNS集客完全ガイド

「フリーランス歯科衛生士という働き方を前向きに考えているけど、自分で案件が取れるのかな」と不安を感じている人。

また、実際にフリーランス歯科衛生士になったけど、「営業が大変…。SNSから集客ができたらいいのに」と思っている人。

そんな方に向けて、今回は私がSNSで集客できた体験談をお話しします!

実際にSNSから集客し収入を得ることができた事例や、信頼を構築するための工夫やポイント、入会していたSNSスクールまで、実用的な内容をお届けします。あなたのSNS運用を飛躍させるヒントをぜひチェックしてくださいね!

みなみ あんず
D.HIT編集部 みなみ あんず
歯科衛生士歴6年目の時に、結婚による引っ越しを機に勤めていた歯科医院を退職。 「家族との時間を諦めたくない」「歯科業界で働く人の笑顔を増やしたい」と思い、フリーランス歯科衛生士に。 現在は臨床時代に培った経験をもとに、歯科衛生士ライターやコンサルタント・動画編集者として在宅メインで活動中。

実際、SNSで集客はできる?

まずはSNSでの集客について、D.HITのInstagramでフリーランス歯科衛生士さんたちにアンケートを取ってみました。

フリーランス歯科衛生士127人のアンケート結果

アンケート結果はこちらです!

  • Instagramで集客したことがある:24%(31人)
  • Threadsで集客したことがある:1%(1人)
  • Xで集客したことがある:2%(3人)
  • 一度も集客したことがない:72%(92人)

このデータから、フリーランス歯科衛生士の約4人に1人はSNSを活用して集客を成功させているということがわかりました。一方、大多数の方(72%)がまだSNSを活用できていない現状があるようです。

「フリーランスなら、もっとSNS集客に成功している人が多いと思った」と感じた方もいるかもしれません。私の感想としては、「正しいやり方を知れば、未経験の72%も可能性を秘めている!」ということです。SNSでの集客は、やり方を知れば誰でもできます。

なぜ今、SNSが有効なのか?

SNSが注目されているのは、場所や時間に関係なく、多くの人にリーチできるからです。たとえばあなたも、「ランチはどこがいいかな?」とInstagramで検索したり、「最新のメイク方法」をYouTubeで探したり、していませんか?私は、経営のコツや心の持ち方についてYouTubeやPodcastで検索してよく学んでいます。

コロナ禍で一気におうち時間が増えたことで、SNSは以前よりももっと身近になりましたよね。当時、外出制限があったりして在宅ワークが当たり前になり、情報収集や趣味の共有がSNS中心にシフトしました。それだけじゃなく、発信者もどんどん増えて、SNSが情報の中心地みたいになっていったんです。

さらにこんなデータもあります。2021年、ついに「インターネット広告費」が「マスメディア広告費」を追い越したんです!これ、すごいことですよね。

2019年にインターネット広告がテレビを超え、2021年に初めてインターネット広告費がマスコミ四媒体広告費を上回りました。
「日本の広告費」の媒体別の推移グラフまとめ
引用:メディアレーダー|「日本の広告費」の媒体別の推移グラフまとめ【2023年版】

2023年には、インターネット広告費がなんと約3兆3,330億円にまで成長し、総広告費の約45.5%を占めるようになりました。一方で、新聞やテレビの広告はじわじわ減少…。

媒体別広告費の伸び率のイメージ引用:電通ウェブサイト|2023年 日本の広告費|媒体別広告費

インターネット広告の中でも特にSNSは、ピンポイントでターゲットに届くことが強みです。Instagramでは、「地域+年齢層+趣味」など細かく条件を絞って情報を発信できます。YouTubeやThreadsでも、動画や短文で自分の専門性や個性をアピールするチャンスが広がっています。

これを見ると、SNSをうまく活用できていないと時代に取り残されてしまうかも…と感じませんか?集客のためにSNSを活用することは、今の時代の新常識なのです!

SNSとフリーランス歯科衛生士の親和性

上のデータからも、SNS集客は「今が始めどき!」だと思います。特に歯科業界はまだブルーオーシャン!他の業界では「もう遅い」と言われるSNS集客も、歯科分野ではやっている人が少ないんです。

「誰もやってないのは、集客できないからなんじゃないの?」私も過去にそう思っていました。でも、実際に集客できている人はいるのです。ではなぜこのやり方が浸透しないのかというと…

歯科衛生士は臨床以外の働き方がまだ浸透していないから。

歯科衛生士で、副業やフリーランスを目指すことが視野にない、というのが大きな理由だと考えます。つまり、集客しようという人があまりいないということです。

また、フリーランス歯科衛生士の主な取引先である歯科クリニックの院長先生は40歳以上の方が多く、SNSに疎いという方が多いということもあります(余談ですが、私の父は50代前半ですが各種SNSを一切していません)。ただ、そこで働く歯科衛生士などのスタッフはその限りではありませんよね。投稿内容やをスタッフや患者目線で作り、最終的に院長先生との契約につなげる形に仕上げれば良いと考えています。

SNSは、フリーランス歯科衛生士がその専門性をアピールし、競合と差別化するための最強ツールです!一般の人たちをターゲットにする場合は、専門的な知識をわかりやすく解説することで「そんな視点があるんだ!」と注目されやすくなります。歯科従事者をターゲットにする場合でも、歯科業界に詳しいからこそ提供できる「新しい組み合わせ」で、唯一無二の存在を目指せます。

実際、私もInstagramを通じて、歯科医師の方と直接契約しています。歯科医師をターゲットにしたビジネスなら、最先端のSNS知識を使ってアピールするだけで「この人の話聞いてみようかな?」と思ってもらえるんです。

実際にこのように掛け算して発信されている方がいます⬇︎

  • 舌トレ × 歯科衛生士: 舌のトレーニングと歯科の知識を組み合わせて、発音や健康改善、顔痩せに貢献!
  • 英語 × 歯科衛生士: インバウンド需要をターゲットに、外国人患者さん向けの歯科英語情報を発信!
  • 手話 × 歯科衛生士: 聴覚障害者向けのコミュニケーション支援で、手話で歯科情報を発信!
  • 口育 × 歯科衛生士: 乳幼児の成長をサポートする知識をシェアして、子育て世代にリーチ!
  • インフルエンサー × 歯科衛生士: 歯科アイテムや健康情報をPRすることで、歯科医院や企業とのコラボを開拓!

また、SNSには大きく2つの戦略があります。

  1. 得意分野を活かしフォロワーを増やすパターン
    → 例えば「歯科衛生士の日常」や「患者さんの役に立つ豆知識」を継続的に発信し、ターゲットは一般の方向け。親近感と信頼を築き、影響力を広げていく戦略です。

  2. ビジネス集客目的で内容を絞るパターン
    → 「Zoomでの歯科衛生士相談」や「歯科医師向けSNS活用コンサル」など、歯科医院に対しての具体的なニーズを意識した発信で、契約に直結するリードを獲得する方法です。

どちらにしても、専門的な知識を「噛み砕いて」「自分の価値観も織り交ぜて」発信することがポイント!

SNSの魅力は、自分の得意や知識を活かしながら、それを別のジャンルと掛け合わせて発信できること。特に歯科分野はまだ参入者が少ないため、今がまさにブランディングを始めるチャンスです!「こんなチャンス、逃すわけにはいかない!」という気持ちで、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。SNSはまだまだ進化中なので、これからも歯科衛生士としての可能性を広げてくれるはずです。

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各SNSの使い分け

SNSで案件を獲得したい場合、どのようなSNSが自分に向いてるかチェックする必要があります。各種SNSを簡単に表にまとめました。

SNS 主な利用者の年齢層 特徴 流行コンテンツ例
Instagram 20~40代  視覚重視のプラットフォーム。リール動画が人気。  料理暮らし系からビジネス系まで、短い動画で価値観提供。 
X(旧Twitter)  20~50代  リアルタイム性が強く、情報収集に最適。  短い専門知識ツイート、トレンド話題のシェア。
Threads  20~30代  気軽なコミュニケーションが特徴。 カジュアルな投稿、会話形式のやりとり。
YouTube  10~50代  長尺動画で深い情報を発信できる。 ハウツー動画、専門知識の解説動画。
TikTok 10~30代  短尺動画でエンタメ性が高い。 面白いリール、ダンスや日常の一瞬動画。

Instagram

インスタは「視覚」で直感的に伝えるのが得意なので、写真や動画の撮り方など細部にこだわりを出して差別化できるツールです。ストーリー、投稿、DM、広告の全てを使いこなせばフォロワーの教育だけではなく、集客にも効果抜群です!

【おすすめの使い方】
ストーリー:日々の活動を通じて価値観を伝えることができる。アンケート機能でフォロワーと交流することで、ニーズを把握することも◎
投稿:専門知識を活かした役立つ情報を発信。例: 歯周病予防、正しいブラッシング方法など。
DM:興味を持ったフォロワーと直接やり取りして、信頼を深める。
広告:地域やターゲットを絞り込んで、自分のサービスを効果的にアピールできる。

YouTube

動画はSEO効果も高く、検索されやすいのが特徴!Youtubeは、長尺の動画で自分の得意分野を深掘りしてしっかり伝えるのに最適です。視聴者は主に患者さんや一般ユーザーになることが予想されます。

【おすすめの使い方】
教育系動画:正しい歯磨きの仕方、ホワイトニングの注意点など、専門知識をシェア。
ライフスタイル発信:歯科衛生士の日常やキャリアについて話し、親しみやすさをアピール。
コラボ:歯科医師や美容系インフルエンサーとの対談動画で、新たな視聴者を獲得!

X

Xでは短文のコミュニケーションが主流なので、テンポよく価値ある情報を届けられるのが魅力。論理的な情報発信で専門性をアピールし、歯科医師や業界関係者とつながりやすいツールです。専門性を売りにして発信している美容医療の医師のアカウントも多いので、参考にするといいかもしれません。

【おすすめの使い方】
専門性の発信:短い文章で的確に知識を伝える。例: 「歯科衛生士が教える、知覚過敏の原因TOP3!」
トレンドキャッチ:最新の歯科ニュースやトピックをコメント付きでシェアして信頼度UP。
歯科医師と交流:リプライやDMで業界のプロと直接つながり、ネットワーキングに活用。

threads

専門性を出しながらもカジュアルなやり取りが可能。歯科業界特有の情報を少しずつ発信するのに向いています!また、患者さん側のリアルな声も落ちていることがあるので、患者さん向けビジネスをしたい人はそれに回答することで顧客を獲得することが見込めます。Xよりも堅苦しくなくアットホームなイメージがあります。

【おすすめの使い方】
価値観投稿:歯科衛生士の日々の仕事に関する気づきや課題を投稿。
共感を得る:他業界のユーザーとも親和性のある話題でつながりを広げる。

TikTok

若者層が多いので、将来の患者さんや潜在的なクライアントになる層にアプローチできます。どのSNSよりも、面白くなければスワイプされてしまう可能性が上がります。短い動画で「楽しさ」と「知識」を掛け合わせるエンタメ性がキーワード。

【おすすめの使い方】
ビジュアルコンテンツ:歯ブラシの選び方やホワイトニングの手順などを面白く解説。
トレンドに乗る:人気の音楽やフォーマットを使って、認知度を高める。
フォロワーとの交流:コメントを積極的に返して、親密度をUP。

Facebook

年齢層が高めでビジネス志向の強いフェイスブックは、特に歯科医師をターゲットにした集客に向いています。歯科医師や医療関係者とのつながりを構築するのに便利です。

【おすすめの使い方】

  • 専門知識をグループ投稿で共有し、業界内での認知を高める
  • 歯科関連イベントの告知や参加報告を通じて信頼を築く
  • ターゲット広告を活用して歯科医師やクリニック経営者を狙い撃ち

各SNSまとめ

6つのSNSそれぞれの特性を理解し、ターゲットや目的に応じて使い分けることが成功の秘訣です!特にInstagramは歯科衛生士の集客やブランディングに最適で、「ストーリーで価値観教育」「投稿で有益な情報発信」「DMで直接コミュニケーション」と万能です!

ただし、ターゲットが歯科医師の院長先生だとすると、そもそもインスタグラムをチェックしているか?という視点を持つことも重要になります。院長先生にターゲットを絞るのか、スタッフなのか、一般の方なのかによって発信内容も変えていくことをお勧めします。

歯科医師や業界関係者なら、XやThreadsで論理的かつ専門的な発信を試してみるのもおすすめ。SNSの可能性をフル活用して、自分の理想の働き方を実現しましょう!

SNS運用の基本ルール!知っておくだけで差がつくポイント

SNSでの発信は、ただ投稿するだけでは効果を最大化できません。運用の基本を押さえ、狙ったターゲットに価値を届けることで、成果が変わってきます!ここでは基本ルールについてお伝えしていきます。

SNSは前準備が9割?!

SNS運用の成功は、準備の質にかかっています。

まずはこれを明確に!
  • 誰に何を伝えたいのか
  • 何をゴールにするのか

この段階をスキップすると、投稿がブレてリーチが伸びない原因に…

フリーランス歯科衛生士の場合、ターゲットは大きく以下の4つに分けられます。

  • 対企業:企業コラボやセミナー依頼が目標
  • 対歯科医院:契約を目指す
  • 対歯科衛生士:キャリアアドバイスやセミナー販売
  • 対一般人:健康啓発や予防歯科情報、セミナー販売

ターゲットが曖昧だと、アカウントのテーマが不明確になり、投稿の方向性もブレてしまいます。例えば、歯科医院の院長と契約を目指すなら、そのターゲットに刺さる内容を発信する必要があります。ターゲットが院長なのに歯科衛生士向けの投稿ばかりしていると、「教育者として活動しているのかな?」と思われてしまうかも。特にInstagramでは、アカウントが明確なテーマを持っていないとリーチが伸びにくくなるので要注意です!ターゲットと目的をはっきりさせ、一貫性のある投稿を心がけましょう。

目標は数字ではなく、行動ベースがおすすめです。「フォロワーを〇〇人増やす」よりも、「毎日1投稿を考える」「週3回投稿する」といった行動目標にするほうが、無理なく運用を続けられます。

ペルソナより「未来基準」でターゲットを設定する

昔ながらの方法として、「ペルソナを作る」という手法があります。ペルソナとは、架空の理想的なお客様を具体的に描くもの。例えばこんな感じです。

  • 50代男性
  • 開業歯科医
  • インプラント治療が得意
  • 子ども2人

でも、これだけだと、その人がどんな未来を望んでいるか、抱えている本音の悩みが見えにくいんです。

そこでおすすめなのが「未来基準」でターゲットを考える方法!あなたの商品やサービスを、どんな未来を目指している人に届けたいのかを軸に設定します。

未来基準でターゲットを考える
  • 悩み:歯科医院の人手不足に困っている院長先生
  • 目標:「挨拶ができる明るい人材を採用したい!」
  • 特徴:自己投資を惜しまないタイプで、新しいアイデアを受け入れやすい

こんなふうに「その人がどんな未来を望んでいるのか」を基準に考えると、発信内容が明確になります。

例えば、私が歯科医院向けにSNS運用について発信する際には、「どうやったら少ないコストで集患や採用の問題を解決できるか」という未来を提案しています。これを意識することで、ただ目立つ投稿をするのではなく、「本当に必要な情報を届ける」発信にシフトできますよ。

投稿内容の一貫性を保つ

SNSでブランディングしていくためには、投稿の一貫性が重要です。一貫性を保つためのポイントを3つご紹介します。

一貫性を保つ方法
  • ゴールを設定して投稿を絞る
  • プライベートと仕事を分ける
  • 発信内容を「求められる専門性」に寄せる

 

ゴールを設定して投稿を絞る

例えば、「在宅で採用関連の仕事をしたい」と決めたら、そのテーマに集中することで「この人は採用のプロだな!」と覚えてもらいやすくなります。これが、採用だけではなく違う内容をコロコロと発信してしまうと、相手にもSNSにも「この人何屋さんなんだろう?」と思われてしまうのです。個人のインスタグラムがなかなか伸びない理由は、このようにいろんな出来事を載せてしまうからです。

プライベートと仕事を分ける

趣味や日常の投稿が混ざると、あなたの専門性がぼやけてしまいます。特に歯科医師や企業をターゲットにする場合は、生活感のある投稿は避けたほうが良いこともあります。特にマイナスなイメージ(例えば部屋が散らかっている写真や、子どもの体調不良でスケジュールが崩れたなど)の投稿は要注意。そんなつもりがなくても、SNSでは解釈は相手に委ねられてしまうものです。自分を客観視して発信する視点を持ちましょう!

発信内容を「求められる専門性」に寄せる

私が思うに、発信内容は
「自分が苦ではないこと」✖️「求められること」
を軸に考えるのがポイントです。今まで、あなたが無意識にやっていたようなことでも、人から頼られたり感謝されたりした経験はありませんか?一度考えてみてください。私は、患者さんへの物販や自費の提案が得意だったため、臨床時代はよくスタッフから質問されていました。その経験を元に、Instagramでは知識や価値観をわかりやすく噛み砕いて発信しています。

SNSで成功する秘訣は、「やり切ること」!途中で辞めてしまう人が多いので、楽しみながら続けられるテーマを選びましょう!

人が「買いたい」と思う瞬間を理解しよう

そもそも、あなた自身が「これを買いたい!」と思う瞬間を意識したことはありますか?

普段の買い物でどのような判断をしているのか、深掘りしてみましょう。意外と無意識に決めていることが多いかもしれません。

例えば、私は値段が少し高くても「ブランドの価値」や、その「歴史」、さらには「店員さんの丁寧な対応」に魅力を感じて購入を決めることがあります。一方で、価格が安いものはあまり迷わず直感的に選ぶことが多いです。

このような購買行動の背景には、価格だけでなく「憧れの人がお勧めしていた」「あの人と同じ経験をしたい」などの心理が大きく影響しています。

ウィンザー効果という言葉をご存知でしょうか?本人が情報発信するよりも第三者の口コミやレビューのほうが信頼性が高く感じてしまう効果のことで、ネットショッピングで買う商品の決め手になるのは、実は「口コミやレビューで多くの人が“いいね”と言っているから」が多いのです。これを踏まえると、SNSであなたの商品やサービスを選んでもらうには、相手が「買いたい!」と思う瞬間をしっかり理解し、それを活用することが大切なんです。

行動経済学を活用した信頼づくり

行動経済学という言葉をご存知でしょうか。行動経済学では、購買行動には感情と理性のバランスが深く関係していると言われています。このバランスを意識して発信することで、信頼感を高めることができます。

SNSにおいて、単純接触効果を活用するのは1つの手です。人は、「何度も会う人に好意を抱く」ものです。SNSで集客をしたい場合、1回の投稿で売れることはほとんどありません。そこで大事になるのが「接触回数」を増やすこと!ストーリーやライブ配信を積極的に使って、フォロワーと顔を合わせる機会を増やしましょう。何度も目にすることで、「親しみ」や「信頼感」を自然に生み出せます。

また、「この人、自分と価値観が似てるな」と感じた瞬間、人は一気にその人に惹かれるものです。日常の中で大事にしている価値観やこだわりを発信しましょう!同じ価値観を持った人がコメントやDMで共感してくれるので、コミュニケーションをとることができます。

さらに、そこに「あなた」らしさをプラスし、差別化していきましょう。SNSで選ばれるためには、「自分だけの強み」を出すことが必須です。ただ安いだけじゃなく、「この人だから買いたい!」と思わせる投稿を心がけましょう。

SNSでは「自分の専門性」と「人間味」の両方を見せることが大切です。

  • 専門性:業界に特化した知識や成功事例を発信
  • 人間味:趣味や日常のエピソードを交えた投稿

人間味のある投稿は、特別な話じゃなくてOK!好きなカフェでの写真や、仕事中に気づいた小さな工夫など、何気ない投稿が親近感を生むこともありますよ。

私の場合、ストーリーで失敗談や学びをシェアすることがあります。この前、クレジットカードの不正利用に遭った話を投稿したら、同じ経験をしたフォロワーさんたちから「私も気をつけます!」「大丈夫?」とDMが来ました。こういうエピソードって意外と共感を呼ぶんです。

プロとして「他と違う何か」を提示する重要性

SNS上では、商品やサービスがあふれる中で、「他とどう違うのか?」が選ばれるためのカギです。ただ安い、便利というだけでは埋もれてしまいがち。大切なのは、「あなたから買いたい」と思ってもらえる要素をしっかり伝えることです!

そのためには、実績と知識で信頼を得ることが重要。

人は「この人なら安心」と感じる相手にお金を払います。信頼感を生むためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 実績の提示:たとえば契約数や成功例など、具体的なデータを示す
  • 専門知識の発信:専門用語や業界のトレンドをわかりやすく説明する
実績がない場合は?

最初は誰もがゼロからスタートします。そんなときは、実績を作るプロセス自体を発信してみましょう。
たとえば…「これから3か月で◯◯人フォロワーを目指します!」と宣言し、進捗をシェアするのはどうでしょうか。成長過程を見守ったフォロワーは、自然と「応援したい!」と思うようになります。

 

また、「この人といえばこれ!」と思ってもらえるよう、投稿や活動全体に一貫性を持たせることが重要です。一貫したブランディングで「この人感」を作りましょう!

一貫性を持たせるには、「歯科×SNS運用」「歯科衛生士×教育」など、特化したテーマを決めて、投稿の軸にすること。そして、投稿デザインや配色を揃えて、ビジュアルを統一するのも大事です。

大事なのは、情報だけでなく「あなた自身」に共感してもらうこと。あなたのこだわりや価値観が差別化の鍵になります!

「TTP(徹底的にパクる)」という言葉を知っていますか?TTPも時には有効ですが、それだけでは結果が出ないことがほとんどです。成功している人の投稿を見ると、必ず「その人らしさ」や「一貫したこだわり」が感じられますよね?人は情報だけを発信しているアカウントよりも、その人らしさが入っているアカウントに惹かれます。だからこそ、模倣ではなく自分の強みを見つけ、それを発信に落とし込むことが大切です!

SNSで顔出しをすると表情や雰囲気で信頼感を得られやすいですが、必ずしも顔出しをしなくても、自分らしさを出すことはできます。顔出ししない場合はより丁寧な文章やデザインで、価値観を強く伝えることを意識しましょう。

価値観を共有し、共感を呼び込む力

人が「この人から買いたい!」と思うきっかけには、ただのスペックや価格以上に、その人の価値観こだわりが深く関係しています。SNSを活用して自分のサービスや商品を届けるなら、価値観を共有し、共感を呼び込む力を磨くことが重要です。

たとえば、大谷翔平選手の「マンダラチャート」が注目された背景には、彼の努力や考え方が広く知られたことがあります。ただの一流アスリートではなく、計画的に目標を達成してきた姿勢やストーリーが人々の心を打ち、多くのファンを魅了していますよね。

また、美容界で「田中みな実買い」という言葉が生まれた理由も同じです。彼女はただ美しいだけでなく、美しさの裏側にある努力や美容へのこだわりが見えることで、多くの女性から支持を集めています。彼女の紹介するアイテムを買いたくなるのは、商品そのものだけでなく、「田中みな実の価値観」に共感しているからです。

こういった例は、SNSであなたの価値観やこだわりを発信することが、ファンを増やし、商品やサービスを「買いたい」と思わせる大きな力になることを示しています。共感は人を動かす原動力です。あなたの価値観を言葉や行動で明確にし、それをしっかりと発信することで、理想のクライアントやファンと出会える可能性が広がります!

SNSで集客するときに気をつけたい2つのこと

SNSは集客のための強力なツールですが、運用する際には押さえておきたいポイントがあります。ちょっとした工夫で信頼感を高め、炎上リスクを回避できますよ!

ブランディングは「信頼づくり」が命!

まず大事なのは、「アルゴリズムよりもブランディング」です。アルゴリズムを気にしすぎると、結局「誰に届けたいのか」「その人にどんな価値を提供したいのか」が見えなくなってしまいがちです。

リーチ数やエンゲージメント率を上げるために試行錯誤するのは大事ですが、その数字の先にいる「人」に目を向けて、「どんな未来を一緒に作りたいのか?」を考えることがもっと大切なんです。

私も最初は「どんな投稿がバズるんだろう?」とアルゴリズムばかりに目がいってしまって、結果として疲れてしまうことがありました。でも、自分の価値観や想いを発信することを意識したら、DMでの問い合わせが増えて、「ちゃんと見てくれている人がいるんだ!」と実感できました。

そして、ブランディングの鍵は「一貫性」です!あなたらしさを失わないように、投稿内容やデザイン、言葉選びを統一しましょう。ターゲットが求めているものを考えつつ、自分の個性をしっかり発信してくださいね。

炎上リスクを回避するためのポイント

SNSは、多くの人が見る場所。プロとしての責任感を持った発信が求められます。

炎上リスクを回避するために、まずは最低限、個人情報や機密事項には最大限の注意を払いましょう。たとえば、歯科医院のSNS運用では、患者さんの写真を扱うことがあるかもしれません。このとき、患者さんの同意をしっかりと得ることが最優先です。また、写真に映り込む背景や名前など、患者さんが特定されないように十分に配慮することも重要です。「一手間かけるだけ」でトラブルを防げるので、情報を扱う際には慎重になりましょう。

そして、プロ意識を持った投稿を意識しましょう。SNS運用で「お金を稼ぎたい!」と思うなら、プロとしての自覚を持つことが大切です。投稿内容がターゲットやクライアントにとって有益かを常に確認しましょう。私が思う「プロ意識」って、ただ投稿をこなすだけじゃないんですよね。「相手の期待を超える価値を提供できているか?」と問い続ける姿勢が大事だと思っています。

SNSはうまく活用すれば大きな集客力を持つツールですが、その分リスクもつきものです。アルゴリズムやリーチ数に振り回されず、自分らしい発信を大切にしていきましょう。そして、「プロとしての責任感」を持って投稿内容に注意すれば、あなたの信頼度はさらにアップします!

SNSの可能性は無限大!あなたが届けたい価値や想いをしっかり発信していきましょう。

SNS運用を学ぶスクールって必要?

SNSで集客することを視野に入れた時に、スクールに入る選択肢が上がった人も少なくないはず。どんなスクールがいいのか、自分には必要なのか、費用と見合うのか…と悩みますよね?

その気持ち、わかります!!!

SNS運用を学ぶためにスクールやコンサルに課金するのって、正直ちょっと勇気がいりますよね。騙されたらどうしようとか、本当にもとが取れるのかとか。

私はこれまでに3つのSNSスクールに入ってサポートを受けてきましたが、それぞれ良いところもありつつ「自分に合わなかったな…」と思う部分もありました。私の経験をもとに、課金するときに気をつけたいことや、信頼できるスクール選びのポイントをお伝えします!

まず前提として、SNSを仕事で使うなら、短期間や単発のものでもいいのでプロから学ぶのがおすすめです!

餅は餅屋という諺があるように、やはり独学で学ぶには限界があるからです。ましてや運よく運用をたのまれた時、自分の知識がないばかりにクライアントの投稿が炎上してしまったら大変ですよね。フリーランスで仕事をするということは、相手の要望に真摯に向き合うことも大事ですが、クライアントとは対等な立場。お金をいただくプロとして投稿への助言ができるように、知識はあるに越したことはありません。SNSで集客したり歯科医院のSNS運用を仕事にしたいのであれば、一度はプロから学ぶことを私はお勧めします!

実際に3つのSNSスクールを経験してみて

私がSNSで集客できて収入が得られた理由は、ずばりSNSスクールで学んだことを歯科衛生士のアカウントで再現したからです!実はSNSスクールに入ったのは、フリーランス歯科衛生士になる前。きっかけは、臨床ではなくいずれ在宅で稼ぎたいと思ったことです。フリーランス歯科衛生士になる前に受けていたスクールでは大手でサポートも手厚かったため、SNSの運用の仕方だけではなく案件の取り方も教えていただきました!

実際にアカウントを運用して、アフィリエイトで収益も得られていました。その後、子宮頸がんと網膜剥離になってしまい、アカウントと病気の相性が悪かったので運用していたアカウントは閉鎖してしまいましたが、そのSNSスクールで学んだおかげで、フリーランス歯科衛生士になってから案件が獲得できるとは思いませんでした。

私が入った3つのサポートは、どれも「悪いスクール」ではありませんでした!卒業生同士の交流が活発だったり、提供される情報が実践的だったりと、それぞれに素晴らしい特徴があったんです。ただ、サポートの形式が自分に合わないと感じたことがありました。

例えば、最初に入った2つは買い切りで、情報提供型のスタイル。一度支払えばずっと教材の閲覧ができ、定期的に更新もされているスクールでした。卒業生のコミュニティもあって雰囲気は良かったのですが、基本的に一人で進めるタイプのスクールだったので、私には少しハードルが高かったんですよね。やることが多すぎて迷子になったり、「これで合ってるのかな?」って不安になったりしました。

その後、個別サポート型の期間制サポートに入ったら、これがピッタリ!直接フィードバックをもらえるので「これでOK!」と確信を持って進められるようになりました。その分もちろん金額は高めですが、自分の性格ややり方に合うサポートを選ぶことって本当に大事だなって痛感しました。

世の中には、「あまり良くない噂」があるスクールも存在します。例えば、口コミがHP上では良くても、他の場所では悪い評判ばかり…なんてケースも。契約前に、ネットでの評判や実績、サポート内容はしっかり確認しておくことをおすすめします!

スクール選びで失敗しないためにチェックすること

お金を払ってから「こんなはずじゃなかった!」とならないために、契約前にしっかりリサーチすることが重要です。

SNSスクールを選ぶチェックポイント
  • ネットでの評判を確認する
  • 実績の有無をチェックする
  • サポート体制を確認する
  • 口コミの信憑性を見極める

まずは、インターネットでスクール名を検索してみましょう。検索してもあまり情報が出てこない場合、そのスクールは避けた方が無難です。

公式HPなどで、実績をチェックしましょう。お金を払う以上、実績の確認は必須です。これは、契約する側の正当な権利です。実績がないスクールは避けた方が安心ですが、あなたが憧れる人が講師をやっている場合は別です。講師自身が成果を出している場合もあります。その場合は信頼して契約を検討しても良いでしょう。実績がまだない場合、価格交渉をしてみるのも一つの手段です。

サポート内容も確認しておきましょう。情報提供型のサポートか、個別対応型のサポートかを必ず確認してください。私の経験では、情報提供型のスクールでは成果が出にくく、個別対応型でサポートを受けた方が結果に結びつきました。ただし、どちらが向いているかは性格や学び方次第。自分に合った形式を選びましょう。また、SNSの運用の仕方だけを学べるのか、契約の取り方やPR案件などの斡旋があるのかなども確認しましょう。最近のスクールは、案件の取り方も、再現性高く教えてくれるところが多いです。さらに大手のスクールだとアフィリエイトの会社と繋げていただける特典があるところもあります!

口コミの信憑性を見極めるのも重要です。公式HPには良い口コミが並びがちなので、外部の口コミサイトやSNSも確認してください。悪い口コミが多い場合、そのスクールは慎重に検討すべきです。それでも、担当者が魅力的だったり信頼できる印象を受けたなら、挑戦してみるのも選択肢です。

3つ目の契約を悩んだ話

私は最終的に個別サポート型のスクールに入ったのですが、実は、もう1つ気になっていたスクールがあったんです。そのスクールは、実績も多く発信内容もおしゃれで洗練されていて、とても魅力的で正直めちゃくちゃ迷いました。(ちなみにスクールによって発信内容のテイストって似るので、投稿を見ただけでどのスクールか大体わかります(笑))ただ、情報提供型だったので、基本は自分で学んで、わからないところを定期的に開催される添削会や交流会で質問するという形。

とても迷いましたが、やっぱり個別サポートが充実しているスクールに入ることに決めました。実際に、無料でアカウント添削をしてもらえたことが決め手でした。講師の方も親身に相談に乗ってくれて、価格についても柔軟に対応してくれました。他のサポートで支払いが残っている中で、支払い方法についても相談に乗ってもらえたのは大きかったです!また、進め方のフォーマットが配られるので、迷うことが減ったこともストレス軽減の一つ。結果的に、ここに入ったことで「ここならやっていけそう!」と自信が持てるようになりました。

特に面談や無料のサービスを通して、講師の人柄や価値観が見えたのは安心感に繋がりました!私が入ったスクールはどれも悪いところではなかったけれど、こうやって自分にとって「ここがいい!」と思える場所を選ぶのが本当に大事だなと感じました。そしてこれは、この先自分自身がSNSで集客する上でとても重要な価値観になっています!

信頼できるスクールを選ぶ理由

過去にSNSとは別の分野で、入ったスクールでちょっと失敗しちゃったことがありました…。具体的なジャンルは書けないんですが、「あれ、これで本当に成果出せるの?」って感じた瞬間が何度もあったんです。お金を払って期待している分、結果が伴わないとガッカリしちゃいますよね。ガッカリした原因は、契約前にすり合わせができていなかったためでした。具体的にいうと、サポートの範囲が明確ではなかったので、双方にギャップがあったんですよね。これは完全に私の見る目と契約前の質問力がなかったんです。でも、期待していた分、正直悔しかった。その経験から、「お金を払うときは本当に慎重にならないと!」と強く思うようになりました。

お金を使って思った成果が得られないと、人はガッカリしてしまいます。これは教訓になりました。これからフリーランス歯科衛生士を目指している方は、相手にガッカリさせないようなビジネスをしてくださいね!

まとめ:自分に合った集客方法を選ぼう!

SNSは、ただの「ツール」にすぎません。でも、そのツールを使うことであなたがどんな人で、どんな価値を提供できるのかを伝えることができます。「どう見せたいか」ではなく、「どう感じてもらいたいか」を意識して発信することが、成功のカギなんです!

SNS運用って、みんなが同じことをしているように見えるかもしれません。でも、それに惑わされないでください!

他の人の真似をするだけでは、あなたらしさが埋もれてしまいます。だからこそ、あなた自身が「どうしてこの仕事を始めたのか」「どんな人を助けたいのか」という気持ちを大切にしながら、発信してみてください。その思いこそが、あなたの最大の強みであり、誰にもコピーできない価値なんです。

私もフリーランスになったときは、SNSって難しそうだし、正直怖い!と思っていました。でも、やってみたら行ったことない場所の会った事のない人からいいねやDMが来たり、「こんなにたくさんの人とつながれるんだ!」という驚きと嬉しさでいっぱいになりました。もちろん、うまくいかないこともありましたし、まだ試行錯誤の連続。それでも、「私の発信を見て元気になりました!」「ファンです!」と言ってもらえたとき、本当にやってよかったなと思うのです。

そして、SNSの世界には無限の可能性があります。試してみたいと思うことがあれば、ぜひ挑戦してみてください!もちろん、ツール選びや学ぶ場所も慎重に選んでくださいね。でも、迷っているなら一歩踏み出してみるのも大事です。成功の秘訣は、「完璧なタイミングを待つこと」ではなく、「行動を続けること」です!

あなたの個性と情熱を最大限に活かして、フリーランス歯科衛生士としての未来をもっと輝かせてください!どんな小さな一歩でも、あなたの未来に大きな影響を与えるはずです。応援しています!

みなみ あんず
D.HIT編集部 みなみ あんず
歯科衛生士歴6年目の時に、結婚による引っ越しを機に勤めていた歯科医院を退職。 「家族との時間を諦めたくない」「歯科業界で働く人の笑顔を増やしたい」と思い、フリーランス歯科衛生士に。 現在は臨床時代に培った経験をもとに、歯科衛生士ライターやコンサルタント・動画編集者として在宅メインで活動中。