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歯科衛生士がフリーランスで収入3倍に。目標は夫を専業主夫にすること!|浦上はるかさんインタビュー

こんにちは!D.HITのインタビューチームライターのsakuraです。活躍するフリーランス歯科衛生士さんへインタビュー、第16弾!今回は、11年勤めた病院を退職して自宅サロンを立ち上げ、行政健診、デンタルエステの教育コンサル…さらにD.HITのキャリアアドバイザーとしても活躍中の、浦上はるかさんです。

多忙な病院勤務の中、「もっと一人ひとりに寄り添いたい」という思いが強くなり、自らの決断で新しい道に踏み出したはるかさん。当初は不安よりもワクワクが大きかった自宅サロンでしたが、実際にやってみると一人で全てを抱える孤独に直面…。そんな中キャリココに出会い、一緒に歩む仲間とのつながりの大切さを痛感したといいます。そして、そこで見つけた、「自分の軸」

自分の軸をコンパスに、今では病院勤務時代の2〜3倍の収入を得ながら、家にいて子どもたちを「おかえり」と迎えられる日常を実現。さらに新しい挑戦にも積極的に取り組み、フリーランス歯科衛生士として着々とキャリアを築いています。はるかさんのストーリーには、キャリアに悩む歯科衛生士さんへの大切なメッセージが詰まっています。ぜひ最後までお読みください!

sakura
D.HIT編集部 sakura
千葉県在住 歯科衛生士歴17年目
新卒で歯科メーカーに就職。その後、歯科衛生士として公務員に転職。 結婚・出産を経て、「自由な働き方がしたい」と考えてフリーランス歯科衛生士へ。  現在は、臨床をやりながら、スタッフ教育を含むコンサルタントやオンラインでの歯科相談をして活動中。

ーこんにちは!本日はお時間いただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

浦上はるかと申します。年齢は34歳です。小学生の子どもが2人いて、4年生と1年生でどちらも男の子です。仕事は自宅サロンと、D.HITのアドバイザー、その他いろいろやっています。

ーサロンと、アドバイザーもやってらっしゃるんですね!順番に聞いていきたいんですが、歯科衛生士歴はどのくらいなんですか?

新卒から11年間、地域の歯科病院に勤務して、患者さんのケアに携わってきました。産休育休を1年ずつもらったので、実務としては9年ほどですね。その病院はちょっと特殊で、歯科だけで成り立つ単科病院だったんです。

ーそれは珍しいですね!規模の大きい病院だったんですか?

歯科衛生士が50人以上在籍しているくらいの規模でした。口腔外科の入院患者さんも多くて、夜勤もありました。

ー歯科衛生士50人はなかなかないですよね。夜勤がある歯科衛生士さんっていうのも初めて聞きました!どんなシフトだったんですか?

夜勤は、夕方5時から翌朝9時までの勤務でした。次の日は休み…ではなく、普通に日勤に入るので、当時は本当に体力勝負でしたね。

ーえ〜!看護師さんとか消防士さんみたいな、ちゃんと夜勤なんですね…。出産されてからは、夜勤はどうされてたんですか?

夜勤は独身の歯科衛生士や若い子たちで回すことになっていたので、出産してからは入らなくてよくなりました。

ーなるほど!たくさん衛生士さんいらっしゃるから、そのあたりは役割分担というか、ちゃんとルールがある感じだったんですね。

そうですね、ありがたいことに。夜勤なしだと、正社員の定時は8時半から17時半で、矯正科にいたときは診療時間が長いので勤務時間ももっと長かったです。で、育休復帰後は時短勤務で復帰して、9時から17時の勤務になりました。

ー時短制度もあったんですね!そこからはずっと時短だったんですか?

病院の規定で、子どもが小3に上がるタイミングでフルタイムに戻る必要があったんです。なので最後の1年間は再びフルタイムに戻って、主任としてマネジメント業務にも携わりました。

ー主任もされていたんですね!すごいです。でも、1年主任をやって、退職を決断されたんですね。

はい。正直、両立が限界でした。フルタイム勤務をしながら、保育園と学童へダブルでお迎えと、習い事の送迎…何かと時間の制限があることが、結構きつかったです。仕事も、主任になるとスタッフのマネジメントや運営側にまわらないといけないことも多くて、思うようにいかないことが増えました。家に帰れば家事と育児が待っていて、常に時間に追われていて体力的に結構きついなぁと思ってました。結局、トータルでキツくなってしまって。

ーものすごく大変な日々だったんですね。

自分はどっちかというと色々やりたいタイプなので、できるならやりたいし、主任も「やってみよう」と思って引き受けてみたけど…ちょっと欲張りすぎてしまったなって、今振り返ると思います。

ーなるほど、すごい。バイタリティを感じます。でもやりたいと思って挑戦した分、苦しさもあったんですね。

そうですね。やっぱり甘くはなかったですね。

ー辞めた後はどうされたんですか?転職先を探された?

いえ、もう「自分で何か一人でやりたい」と思っていて、自宅サロンをやろう!と決めて退職したんです。

ー本当ですか!すごい思い切りましたね!

思い切りました(笑)忙しい病院勤務で、治療や予防の現場で多くの方と関わる中でやりがいを感じながらも、心のどこかに「一人ひとりの患者さんにもっと寄り添った仕事がしたい」という思いがずっとあったんです。でも現実は、流れ作業のように患者さんを回す毎日で…その違和感が積み重なっていたので、もう「自分でやる」と心に決めて、自宅サロンをオープンしよう!と決めて行動しました。

ーすごい行動力ですね。「一人ひとりに寄り添いたい」という思いを形にするために、退職されたんですね。なぜ自宅サロンに?

ネットで情報を調べていたら、歯科衛生士でホワイトニングサロンを開業しているっていう方が、少ないけど結構いたんですよね。自分も家族との時間を大切にしたかったので「これだ!」と思いました。

ー開業のこととか、資金のこととか、不安はなかったですか?

不安はめちゃくちゃありました!でもそれ以上に「やりたい気持ち」のほうが勝りました。「これでやっと自分の理想に近づける」というワクワクが溢れていたのを今でも鮮明に覚えています!

ー不安よりもワクワクが大きかったんですね。

「大丈夫かな」「お客様は来てくれるかな」という不安はもちろんすごくあったけど、「まぁ実際出来てる人がいるなら、いけるでしょ!」みたいな感じでした(笑)思い立ったらすぐ行動したいタイプなので、思い切って進めていった感じです。

ーすごい、かっこいい!はるかさんのイメージ通りです!サロン開業に向けては、実際にどのように始められたんですか?

まずは自己資金で自宅の一角をリニューアルして、ホワイトニング機材も購入しました。融資は受けず、すべて自己資金で始めたんです。とにかく「やってみよう」という思いでした。でも、サロンを始めてみると、集客・発信・予約管理などすべて自分で行う難しさを痛感しました。

ー1人でやるとなると、施術だけじゃないですもんね。

実際に運営してみて、「本当にこれでやっていけるのか」「私は一人で大丈夫なのか」って、自分を責めて落ち込むこともありました。何も知識がないし、「このままじゃ、自己資金が尽きてしまう」ということに気づいたんです。

ーそこでどう動いたんですか?

国や県が運営している融資相談窓口に通いました。そこで担当の方に「ホワイトニングサロン一本では銀行は融資を出してくれない」と言われたんです。「歯科衛生士の資格を活かした、ちゃんとした収入の柱を作った方がいいよ」とアドバイスされて、確かにそうだなと思って、そこから「資格を活かして稼げる働き方」を探し始めました。

ーなるほど、融資のために資格を活かす必要があったんですね。

そうなんです。それで「歯科衛生士の資格をどう活かすか」を真剣に考えるようになって。調べているうちにD.HITやキャリココに出会いました。

ーその流れでD.HITに出会ったんですね!その時の、D.HITの印象ってどうでしたか?

最初はSNSで「フリーランス歯科衛生士」というのを見かけて、「めっちゃいいじゃん!」って思いました。「え?歯科衛生士って、クリニックや自宅サロン以外でも働けるんだ!」って。私は、怪しいとかそんなに思わなかったです。

ーおぉ!そうなんですね!

「勤める以外にもフリーランスとかあるんだ」というところばかり目がいっていましたね。「これなら、もっと自由に、自分らしく、人の役に立てるかもしれない」って思って、胸が熱くなりました。

ーフリーランスという働き方はどんなイメージでしたか?

最初はイメージが全然なかったです。周りにフリーランスで働く歯科衛生士もいなかったですし、セミナーとかでも聞いたことなかった。でもいないからこそ、逆に「誰もやっていないなら希少価値が高いじゃん。自分ができるようになったら強みになるんじゃない?」って思いました。

ーはるかさん、めっちゃポジティブですよね!無料相談はどうでしたか?

無料相談では、「自宅サロンを開業していて、融資を通すために収入の柱が必要で、お金を稼げる働き方を知りたいです」と正直に話しました。

ーサロンの話、アドバイザーさんも驚いていたんじゃないですか?

アドバイザーの方には「めっちゃ行動力あるし、そんな人初めてです」って驚かれましたね(笑)

ーですよね(笑)アドバイザーさんからは、どんなお話がありましたか?

「資格を活かせる場所は歯科クリニックだけじゃない」「あなたの経験は必ず必要とされる」と言ってもらえて…孤独だった心がスッと軽くなりました。

ー心強いですよね。

「一人じゃない。導いてくれる人がいる」って思えた瞬間、前に進む勇気が湧きました。その時点で「キャリアアドバイザー興味ありますか?一緒にやってみませんか?」とお声がけもいただいたんです。

ーその時点で!すごいスピード感ですね。ご家族にも相談されましたか?

家族には「もっと自分らしい働き方をしたい」と正直に伝えました。夫には最初は心配されたけど、「必ず形にする」という覚悟を示すことで、応援してもらえるようになりました。

その後は、キャリココの6ヶ月のプログラムを全部受けて、案件を取りながら、キャリアアドバイザーの仕事も始めました。

ーすごい!めっちゃ忙しいですよね。案件というのは、どんな商品だったんですか?

自分の商品としては、「デンタルエステの教育コンサル」を作ったんです。実はキャリココを受ける前から、サロンのメニューに入れようと思ってデンタルエステの講座を受けていて、学びながらその知識をアウトプットして商品化しました。

ーなるほど。もともと学んでいたことに、キャリココで学んだことが結びついたんですね。じゃあ、今は3つのわらじなんですね。

あ、あともうひとつ、病院を辞めた時に始めた企業健診からの流れで行政健診もやっているので、4つですね(笑)

ーすごい!一気に4つも!!

そうなんです。気づいたら、「自宅サロン」「キャリアアドバイザー」「デンタルエステの教育コンサル」「行政健診」の4つの仕事を掛け持ちする形になっていました。

ー行政健診は、どういう経緯で?

病院を辞めた時に収入を得るために、最初は衛生士会から単発の企業健診の募集に応募して、始めました。そこで知り合った先生に声をかけていただいて、市の乳幼児健診にも関わることになったという経緯です。

ー病院勤務を辞めてから、働き方が一気に広がりましたね。毎日のスケジュールはどんな感じなんですか?

本当に日によってバラバラですね。乳幼児健診に行く日は、Zoomミーティングはクローズすることに決めています。健診がない日は、午前中にサロンをして、昼にキャリアアドバイザーのチームミーティング、夕方と夜にZoomで相談対応…という感じです。今日も朝からサロン、昼に家の用事、今このインタビューを受けていて、この後夕方〜夜にZoomミーティングが3件というスケジュールです。

ーすごいハードですよね!

楽しいです!自分には、働いている方が合っているみたいです。

ーここに来るまでに、大変だと感じたことはありますか?

そうですね…やっぱり、一番辛かったのは「一人だったこと」ですね。もともとは「一人で自分のやりたいことをやりたい」と思って始めた自宅サロンだったけど、いざ数ヶ月やってみて、「これは意外と孤独だぞ」ということに気づきました(笑)

ーひとりは、孤独だったんですね(笑)どういうときに孤独を感じましたか?

やっぱり、「誰にも聞けなかった」っていうのが一番かも。全部自分で考えて、判断しなきゃいけない、それが辛かったです。

ーなるほど。キャリココをやると決めたのは、そういうコミュニティに属したいという面も大きかったんですか?

そうです。「稼ぎたい」という思いが1番だったけど、2番目はそれでした。仲間を作るというわけじゃないけど、「一人じゃない」という所属の安心みたいなのも私の中では大きかったですね。そういう安心感は大きかったと思います。

ーD.HITに所属することが安心につながったんですね。人とのつながりって大切ですよね。

本当にそう思います。行動した先に、人とのご縁があって、今の私があるということが、財産です。だってこのインタビューとかも、D.HITに出会ってなかったら、sakuraさんとこうしてお会いすることもなかったじゃないですか。

ー嬉しいことを言っていただいて…ありがとうございます。

本当に、人との繋がりっていうのが結局一番大事、というところに落ち着くんだなって気づきました。それをすごく実感しています。

ー「人との繋がり」という部分で質問なんですが、はるかさんは病院時代にも50人の歯科衛生士さんの同僚がいたと思うんですが、その時の繋がりと、今のD.HITの仲間との繋がりって、違いますか?

全然違います。私の気持ちは180度違うと思います。病院時代は、自分を持っているようで、軸がすごいブレブレだったなって思うんですよね。誰かの影に隠れて、「別に私がやらなくても、私が発言しなくてもどうにかなっていくし」みたいな感じで。昔の職場の同僚で今でも関わり持ってくださる方もたくさんいて、その繋がりももちろん大切ですけど、D.HITで出会った仲間はやっぱり「意味合い」が全然違います。フリーランスとして集まった仲間はなんていうか…やっぱり在り方が全然違いますね。

ー在り方というのは、具体的にどんな違いなんですか?

そうですね…簡単に言うと、雇われている人と、個人事業主でやってる人の違い…でしょうか。本質的な気持ちの違いかなと思います。個人事業でやってる人たちって、みんなが、自分の強みを武器にして、主体的に動いている。すごく刺激的で、自分も頑張ろうと思えるんです。

ーなるほど。しっくりきました。だから今が楽しいんですね。

出会う人それぞれがみんな魅力的で、それぞれの強みをしっかり発揮できている。やっぱり主体性を持って動かれる方達は、自分の見せ方が上手だなと思います。強みもたくさん持ってらっしゃるし、個性が強くて、そんな人たちの中にいると「それでいいんだな」って。

ーわかります。みなさん個性爆発してますよね。

素晴らしいです。羨ましいです。それぞれの人が良いところを持ってて、「すごい良いなぁ」って思います。サロンをやっていくにあたって、「私も自分の軸や強みを出していかないといけないな」と気づいたところです。

ー私から見たら、はるかさんも爆発してますよ!

ほんとですか?(笑)ありがとうございます。

ーキャリアを変えるためにキャリココを始めてから、一番大変だったことは何でしたか?

まず大変だったのは「計画的に進めること」ですね(笑)私、ほんとに思い立ったら即行動するタイプで、今まで自由にやってたので、直感で動けるのは強みでもあるんですけど、裏を返せば後先考えないという短所も隠れてるので…(笑)そういう「思いつき」じゃなくて、「自分らしさを突き詰めて、自分が本当にやりたいことを深掘りすること」が一番難しかったです。

キャリココでは、まず自分の強みや商品を整理して、自分を売り込む為の企画を立てて、戦略を立てて、自分をどう見せていくかを明確にしなきゃいけない。この自己プロデュース能力というか、それを落とし込むのが大変でした。

ーなるほど…!はるかさんの行動力はすばらしいけど、走り出す前にまず「言語化」や「整理」をする必要があったんですね。

そうなんです。特に「私はなぜこれをやりたいのか」という根本を掘り下げる作業が大変で…。普段は感覚で突き進んでいたので、根本の関心事を突き詰めていくのに時間がかかりました。どんなサービスを届けたいのか、どんな関わり方が自分に合っているのかを何度も問い直しました。正直、泣きながら悩んだ日もあります。でも、ここを乗り越えたことで、自分の軸がはっきりして、どんな場面でも迷わず行動できるようになりました。

ー最終的に、はるかさんの「根本」はどこに行き着いたんですか?

私の軸っていうのは、「人に寄り添って喜んでもらう仕事がしたい」これに尽きます!それを自分の中でぶれない軸として持っていれば、そこがコンパスになるので…私、ついいろんなことに興味が出ちゃうんですけど、淘汰できるようになりました。軸を見つけられたことで、「これは自分の軸に沿っているかどうか」を基準に判断できるようになったんです。無駄に迷わなくなったことは、とても大きな変化です。

ーすごい。一本の筋が通ったんですね。今やっているお仕事は、全部その軸に沿っているということですか?

はい、沿ってますね。

ーすばらしい…!「患者さん一人ひとりに向き合いたい」という思いは以前からはるかさんの中にあったものだけど、その軸に気付けたというところが、大きかったんですね。

キャリココを受けて、一番大変なことでもあり、一番大きな財産にもなっています。

ー今の働き方を始めてからは、大変なことはありましたか?

フリーランスとして動き出してからも、思うように依頼が入らなかったり、スケジュール管理で悩んだり…試練は続きましたが、一番大変だったのは「自分を信じきれず、迷ってしまうこと」でした。でもそんな時も、サロンで培った「一歩ずつ前に進む力」と、仲間やメンターの存在が支えになって、乗り越えることができました。

ーご家族や生活には、どんな変化がありましたか?

今は仕事が増えて忙しさはあるんですけど、在宅でできる仕事が増えたので、子どもたちを「おかえり」って迎えられるのが嬉しいです。次男が小1になったんですが「小1の壁」と言われる時期も、自宅にいることで安心して見守れました。

ーなるほど。学童に預けっぱなしではなく、子どもたちの様子を間近で見守れるのは大きいですよね。

本当にそうです。勤めていたら夏休みも「学童に預けるしかない」という状況になってしまうと思うんですが、学童も辞められて、子どもたちの成長を間近で見れているというところが、今のところ1番の喜びです!

ーはるかさんがサロンやZoomをやっている時は、お子さんはどのように過ごしているんですか?

もう4年生と1年生なので、2人で仲良く遊びながら過ごしてくれてるんです。悪さもするけど、めちゃくちゃ仲良くいろんな遊びをしてますね。おかげで、私は家族の時間を確保しながらも、しっかり仕事もできています。

ーそれはお子さんたちにとってもはるかさんにとっても、よかったですね!

本当にもう自分が行動してなかったら絶対今のような状況は生まれていないと思うので、本当に一歩踏み出して良かったなと感じています。

ーお仕事の面での変化はいかがですか?

今は、サロン運営に加えてオンラインサポートや教育などいろんな活動をしているんです。忙しさもあるけど、でも以前のように時間に追われることはなく、一人ひとりに寄り添える時間が確保できて、心からやりがいを感じています。

ー収入面ではどうですか?

収入は正社員の時の2〜3倍になりました。努力が結果に反映されるので、生活全体の満足感も大きく向上しました!

ーでは、はるかさんのこれからの目標はありますか?

まずはしっかり安定して稼いでいくのが目標です。私にとって、お金は「ありがとう」の数なんです。たくさん対価が得られるということは、それだけたくさんの人に価値を提供できたという証だと思っています。これからも長期的に、多くの方に価値を届けられるように、しっかりエネルギーを得てパワフルに活動していきたいです!

ーすばらしいです。

それから私、しっかり稼いで、夫を専業主夫にしたいんです!(笑)私は仕事が大好きなので、家のことは全部任せて、仕事に集中したいんです。

ーえ〜すごい!ご主人にはその話されてるんですか?どんな反応ですか?

冗談混じりではありますが話していて、夫も「いいんじゃない」って言ってくれています。

ーいいですね!「私が大黒柱になるわよ!」ということですね!かっこいい!

あと、これからは、同じように「自分らしい働き方を見つけたい」と思っている人を応援したいです。課題は、発信力をさらに高めて、多くの人にフリーランスという働き方を知ってもらうこと。最終的には、自分の経験を通じて「挑戦する勇気」を伝えられる存在になりたいです!

ー今、悩んでいる歯科衛生士さんへ、何か一言アドバイスをするとしたらどんなことですか?

やっぱり「できるかできないかじゃなくて、やるかやらないか」だと思います。不安があっても、挑戦すれば必ず道は開けます。最初から完璧を目指す必要はなくて、まずは一歩踏み出すこと。そして成功のポイントは、“自分の軸を持ち続けること”です。迷う瞬間があっても、軸があればぶれずに前に進めます。

ーはるかさんが言うと、すごく説得力のあるメッセージです!

私自身、動かなかったら今の生活も、家族との時間もなかった。だからこそ、「やるかやらないか」で大きく変わる!って心から思います。

はるかさんのお話から見えてきたのは、「働き方を変える勇気が人生を大きく変える」ということでした。自宅サロン開業という挑戦を経て、キャリココで新たな仲間や学びと出会い、自分の軸を再確認したはるかさん。最後に彼女が語ってくれた「できるかできないかじゃなく、やるかやらないか」という言葉は、多くの方にとって大きなエールになるはず。

自分の軸を大切に活躍されるはるかさん、これからも応援しています!