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キャリココで彼氏もゲット!?自己肯定感が低くネガティブだった私の人生が好転した理由|Rinneさんインタビュー

臨床は自分には向いていないー。

いざ歯科衛生士として働いてみたものの、そう気付いて行き場をなくしてしまう歯科衛生士さんも多いのではないでしょうか。

今回、インタビューに協力してくださったRinneさんも、その一人でした。患者さんの痛みを自分のことのように感じてしまう…そんな繊細な心を持った彼女が見つけた、臨床ではない、歯科衛生士としての新しい道。

一度は諦めた歯科衛生士でしたが、在宅で資格を活かせる仕事があるなら!と、「在宅ワーク歯科衛生士」として活動を始めたRinneさん。現在は、本業でまったく別の仕事をしながら、副業で歯科衛生士ライターとして活躍されています。

かつてはネガティブで自己肯定感も低かったと語る、Rinneさん。そんな彼女が、D.HITに出会い、キャリココで学ぶ中で気付いた、大切なこととは。ぜひ最後までお読みください。

sakura
D.HIT編集部 sakura
千葉県在住 歯科衛生士歴17年目
新卒で歯科メーカーに就職。その後、歯科衛生士として公務員に転職。 結婚・出産を経て、「自由な働き方がしたい」と考えてフリーランス歯科衛生士へ。  現在は、臨床をやりながら、スタッフ教育を含むコンサルタントやオンラインでの歯科相談をして活動中。

ーこんにちは!本日はお時間いただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いします。

Rinneと申します。千葉県出身で、ずっと千葉に住んでいます。最近、実家から別の市に引越してきたばかりなんです。

ーご実家を出られたんですね。

そうなんです、彼と同棲することになって。

ーえっ!同棲!それはおめでとうございます〜!良いですね!いつから一緒に暮らしているんですか?

ありがとうございます。本当に最近で、1か月前からです。まだ家具や家電を揃えたり生活リズムを作ったりしている段階で、すごくバタバタしています。

ー1ヶ月ってほやほやじゃないですか〜!新生活のワクワクと大変さが両方ある時期ですよね。彼も千葉の方なんですか?

彼は、今の住まいの隣町の出身なんです。彼の実家の近くで物件を探したんですけど、このあたりはあまり選択肢がなくて「ここしかないね」という感じで決めました。彼の実家からも近くて、いい場所が見つかりました。

ー心機一転、新しい環境でスタートされたところなんですね。今、お仕事はどんな感じなんですか?

引越しと同時に、ちょうど1か月前に退職したんです。それまで実家近くで建築関係の事務職をしていたんですが、引っ越すと通勤が難しくなると思ったので辞めました。

ー事務職をされていたんですね。歯科衛生士から事務職へというのは大きな転換ですが、その前に、まず歯科衛生士としてのご経歴を伺いたいです。

歯科衛生士としては、途中結構長く休んだりもしていたので実務経験を合計すると3年くらいなんです。その3年の間に、クリニック3軒行きました。まず、新卒で入った1軒目のクリニックは、かなり特殊な予防特化型の医院でした。

ーどんな特徴があったんですか?

衛生士専用の個室があって、患者さんと1対1で予防処置を行うスタイルでした。先生は最後にちょこっとチェックするだけで、診療の大部分を衛生士が担う、まさに衛生士主導のクリニックでした。

ーなるほど。患者さんとしっかり向き合えそうな環境で、人によっては魅力的に感じそうですが…。

実際は自分には合わなかったんです。新卒だし、アシストや治療補助をしながら学ぶイメージを持っていたので、「なんだか違うな」と思いました。結局、3か月ほどで辞めてしまいました。

ー確かに、新卒でいきなりそのスタイルは大変かもしれませんね。

そこは辞めてしまったけど、もっと普通のところならできるんじゃないかなと思って、2軒目は一般的な歯科でした。治療のアシストやメンテナンス、クリーニングを幅広く担当して、ここは1年ちょっと続きました。割とゆるくやらせていただいて、先輩も頼りになる方が多かったので、働きやすかったです。環境自体は悪くなかったと思います。

ーそこで経験を積まれたんですね。

そうなんですが、少しずつメンタルが崩れ始めてしまって…。何か決定的なことがあったわけではないんですが、若かったので「もっと色々できるようになったらいいよね」という雰囲気が次第に自分へのプレッシャーになってしまったりして。その結果、帯状疱疹が出てしまいました。

ーそれはつらかったですね…。知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまっていたんでしょうか。

痛みやかゆみもあって、つらかったです。ストレスが蓄積して体に出てしまったことで、「もう続けるのは無理かも」と感じて、辞めることにしました。

ー体がサインを出してくれたんですね。でも3軒ということは、その後また歯科衛生士に復帰されたんですか?

はい、しばらく休んでから、3軒目は地域密着型の小さな歯科医院でした。住宅街の中にぽつんとあって、本当に地元の方ばかりが来るような医院でした。ここでようやく「自分は臨床が向いていない」ということが判明しました。

ーその歯科医院の環境とかじゃなくて、歯科衛生士の臨床自体が向いてないって思ったんですね。

そうです、臨床がダメだってなってしまいました。

ー何かあったんですか?患者さんとのコミュニケーションとか?

そうですね、もともとあまり、人との会話で強く出れないタイプなんですけど…大きかったのは「人に指導することが苦手」だと自覚したことです。特に高齢の方にブラッシング指導をする時なんか、「こんな若造が偉そうに意見していいのかな」とか思って、恐縮してしまうようになりました。それと、スケーリングの時って刃物を扱うじゃないですか。それで「歯や歯肉を傷つけてしまったらどうしよう」と怖くなってしまうんです。

ーRinneさん、性根が優しいんだ、きっと。すごく慎重で、優しい気持ちをお持ちなんだと思います。

それと、自分は他人の感情を受け取りやすい体質だということがわかってきたんです。歯医者って、患者さんは歯が痛いから来るし、治療も怖がる人が多いじゃないですか。患者さんが痛そうな顔をしていると、自分も痛くなってきちゃったりとかして…。「痛くしちゃってごめんなさい!」って罪悪感を感じちゃうんです。

ー患者さんがつらそうだと、自分のことのように痛みを感じてしまうんですね。

そうなんです。歯科衛生士は患者さんを支える立場なのに、私は逆に患者さんの感情とか空気に飲み込まれてしまって、自分を変に追い込んでしまっていたみたいです。もうとにかくすごく疲れてしまって…人を傷つける恐れがあるところから離れたいと思いました。

ーそれで臨床を離れて、次に選んだのが事務職だったんですね。

はい、もともとパソコン作業が得意だったのと、衛生士を辞めた後に「もう職種ごと変えよう」という気持ちが強くなって。たまたま近所で求人が出ていた建築関係の事務職に応募して、採用されました。入ってみたら、なんと親戚の知り合いがいて驚いたんです。苗字が珍しいので、「やっぱりあの子の親戚でしょ?」ってすぐにバレて(笑)でも、そのおかげで温かく迎えてもらえて、心強かったですね。

ー知り合いがいると安心ですよね。そこは長くお勤めだったんですか?

3年ほど続けました。でも、事務職だからってパソコンばっかりじゃなくて、電話対応も多かったんですよね。私、電話がとても苦手で…。もともと苦手だったけど、相手の言葉が聞き取りにくいことが多くて何度も聞き直したりして、そういうので結構ストレスが溜まってしまって。そこから、在宅ワークを意識し始めました。

ー確かに、在宅ワークならテキストベースでできることが多いですよね!

在宅ワークにはずっと憧れがありました。文章を書くことはわりと得意なので、電話じゃなくてメールやチャット中心ならできるかも、と思っていました。

ー在宅ワークって、特に子育て中のママさんとかに人気の働き方だと思うんですが、Rinneさんにとって在宅に惹かれた1番の理由って何ですか?

1番は、人と対面したくない、です(笑)

ーなるほど!あまり人と関わらない仕事がしたいという感じですか?

はい、こんな性分なので、人との関わりに疲れてしまって…。加えて同棲も決まっていたので、引越したら通えなくなるから、辞めたら次どうしようかなって考えていて。その頃に出会ったのが、D.HITでした。インスタを眺めていたら、たまたま広告が流れてきて。「歯科衛生士でも在宅ワークができる」と書かれていて驚きました。正直、それまで臨床か行政しか選択肢がないと思い込んでいたので、「え?在宅できるの?本当に?」と目が釘付けになりました。

ーまさに自分の憧れのワードだったんですね。

そうですね。ただ最初は半信半疑でした。世の中には怪しい副業も多いですし、本当に衛生士の資格を活かせるのか疑問で、とにかく情報を集めました。聞いたことがないところだったので、会社としても大丈夫かなとか、色々調べて悩みました。

ー結構慎重派ですね!勢いでいかず、ちゃんと調べてえらいです!

過去に一度、勢いで失敗してるんですよね(笑)以前、プログラミングのオンラインスクールに勢いで申し込んで失敗した経験がありました。だから今回、かなり慎重だったと思います。

ープログラミングをやったこともあったんですね。パソコンがすごく得意なんですね!

オンラインで学べるスクールに入ったんですが、ひたすら文字列を眺め続けるのに耐えられなくなって(笑)じっとしてられなかったんです!ずーっと座りっぱなしなので、うずうずして「動きたい!」ってなっちゃって(笑)事務の時もパソコン作業はしてたけど、コピー取ったりとかで動くことも割とあったから気づかなかったんですよね。なので、プログラミングは結局続きませんでした。その経験があったので「もう勢いだけで飛び込むのはやめよう」と。

ーその失敗経験が、リスク管理につながったわけですね。

そうですね。だからD.HITのことはじっくり調べました。調べた結果、割と筋道は通ってそうだなというところに落ち着いて、無料相談に申し込みました。

ー無料相談ではどんなことを聞いたんですか?

費用のこと、フリーランスになる流れ、確定申告の知識が得られるかどうか…。事前にフリーランスとか個人事業主のこととかも調べてたんですけど、確定申告のことが1番未知の世界だったので「そこまで教えてもらえるなら安心できる」と思いました。あとはやっぱり、在宅ワークで本当に生活できるのか…とにかく具体的な質問をしました。

ーフリーランスとしてやっていくためのノウハウを、総括して教えてもらえるのは良いですよね。でも最終的にはやはり「本当に生活できるのか」という部分が大きな不安だったんですね。

そうですね。営業経験もゼロですし、「自分に案件を取れるのか?」という疑念は強かったです。本当にこれをやって、フリーランスになれるの?というのが1番疑問だったので、結構深く色々聞きました。すごく失礼ですが、そういう詐欺とかも多いと聞くので…。でも相談を受ける中で「ちゃんとしたステップを踏めばフリーランスになれる可能性はある」と思えたんです。

ーめっちゃわかります。それで、最終的に参加を決意した決め手ってありましたか?

1番大きかったのは「歯科衛生士の資格を活かせる」という点です。事務職にいた頃、同僚や周囲から「せっかく資格があるのに、なんでやらないの?」とよく言われていて。

ーえ〜大きなお世話です(笑)

「せっかくなんだから、持ってるものは活かせたらいいよね〜」みたいなことはめっちゃ言われました。私のほかに、元美容師さんとかもいたんですけどね(笑)でも私自身も、臨床は無理ってなっちゃったけど、歯科衛生士の仕事や勉強していること自体は嫌いではなかったので、どこかで活かせたらなぁとは思っていました。やっぱりこの国家資格を活かせる仕事があるなら、挑戦してみたいなって。D.HITのインスタのライブ配信とかもよく見ていたんですけど、ちゃんと資格を活かしてフリーランスになれそうだなっていう想像ができたんです。

ー決め手になった、印象に残っている言葉とか、ありますか?

そうですね、最終的には、ある日のライブで「えいや!って踏み出してください!」って言ってるのを聞いて。「じゃあやっちゃうか!」って(笑)友達にも相談したら「やっちゃえばいいじゃん。いけるでしょ!」と言ってくれて、それも大きかったですね。もともと、準備は念入りにするけど、いつも最後の一歩が出せない性格だったんです。でも、「今度こそ飛び込もう」と決めました。

ーすごい。慎重さと勢い、両方が揃ったタイミングだったんですね。

そうですね。準備と調査で土台を固めて、最後は勇気を出して一歩踏み出した、という感じでした。

ーD.HITを実際に始めてみて、どうでしたか?

本当に、「フリーランスになる道筋」をちゃんと教えてもらえる場所でした。衛生士に限らず、個人事業主としてやっていくための知識が体系的に学べて、しっかり身についたと思います。D.HITを始める前にも、ハローワークの職業訓練で簿記を学んでいたんです。その時に「個人事業主のお金の動き」を少し知って、その上でD.HITでも、商品を作って売ってっていう流れを学んで、そういう「ビジネスの流れ」が具体的に理解できたんです。なので、「これは商品さえ作れればやっていける!」というイメージも持てました。

ー簿記で学んだことと、D.HITで学んだことがつながったんですね。

はい、あとD.HITではもっと具体的な、例えば「契約書の作り方」とか「商品設計の仕方」とか、臨床では絶対に触れないようなスキルを身につけられたのは大きかったです。

ー実践的な部分まで学べたんですね。どんな商品を考えていたんですか?

最初は、採用支援やSNS代行を商品にしようと考えていました。でも、やっぱり営業は怖かったです。

ー営業はやっぱりハードルが高かった?

はい。手紙を出すだけでも「この文章で大丈夫かな」と不安で、ポストに投函するまでにすごく時間がかかって…。準備までは頑張ってたけど、やっぱり、最後の一歩を出すのが怖かった。

ーキャリココで、楽しかったことってありましたか?

準備の段階では「一つひとつ進んでいる」という実感があって、それは楽しかったです。

でもキャリココ中もメンタルが不安定になることもあって…「何もできない〜」ってコーチに泣きついたこともありました。「絶対管轄外だよな」と思いながら、転職のこととか、失業手当のことを相談したり(笑)でも「一緒にやっていきましょう」と寄り添ってくれたのは本当にありがたかったです。本当に、苦楽を共にしてくれたって感じます。

ー支えてくれる人がいるのは心強いですよね。

でも、結局案件を取ることはできなかったんですよ。それからいろいろあって、今は農業の手伝いをしています!

ーえ!?急展開!!(笑)

実は、彼が農家の息子なんです。D.HITを初めてクリアリングで事務職を辞めて、次どうしようかなっていう時に、彼の両親と話をして、ちょっと農業を手伝わせてもらうことになって。実際やってみたら、「これならできるかも」って思えたんです。

ーなるほど、やってみたら肌に合っていたんですね!彼のご実家では、何を作られてるんですか?

カブやお米を育てていて、今は稲刈りの真っ最中です。私は朝8時半から夕方5時くらいまで作業しています。本当はもっと早くて、カブの時は朝4時くらいから彼の親は出てるって言っていました。私は今のところ、配慮してくださって、遅めの時間に入らせてもらってます。

ー結構長いこと外にいるってことですよね。すごい生活の変化ですね!

本当に。今はそんな感じで、農業がメインになっています。

ー今は、対人関係のストレスとかはどうですか?

ありがたいことに、今は大丈夫なんです。彼のご両親にすごく色々ご配慮いただいていて、本当にありがたいです。

ーそれは良かったです…!すごく今の環境が、合ってるんですね。

しかも農業も、「個人事業主」なんですよね。今は時給でいただいてるんですけど、フリーランス的な働き方と同じ流れで、確定申告も必要になります。D.HITで学んだ知識がそのまま役立っています。

ーそれとRinneさん、D.HITのブログでライターもされているんですよね。

はい、副業としてなので、すごくゆるくですけど、やらせてもらってます。D.HITの募集で「ブログ執筆オーディション」があって、応募したら選んでもらえました。応募者がわりと多かったみたいで選考だったんですけど、「文字で伝える」ことには興味があったので挑戦してみて良かったです。

ーブログやってたら、実績にもなりますしね!

ブログ自体も仕事にできるし、肩書きにもなりますし、業務委託として契約できるのはとても大きいですよね。

ーわかります!業務委託が1つでもあるっていうのは、税務上でも本当にありがたいですよね。副業としてのブログは、精神的にも支えになっていますか?

そうですね。今はまだ新しい生活に慣れるのでいっぱいいっぱいで、全然執筆できていないんですが…自分のペースで、ガツガツやらないで済んでいるのもすごく助かっています。

ーD.HITを経て、Rinneさん自身の内面にも何か変化はありましたか?

すごくありました!一番大きかったのは「前向きになれた」ことです。以前はとにかくネガティブで、自己肯定感も低くて…。でもキャリココでの学びを通して「なんとかできる」という自信がつきました。特に「クリアリング」のワークで「やらない」と決める勇気を持てたのは大きかったです。

ークリアリングですね!

はい。以前は、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと追い詰められていたんですけど、それを、やらないと決めるとか、代替案をつければそれでよしとするとか、できるようになりました。私、昔からなんでも後回しにしちゃって、宿題を夏休み最終日にまとめてやるようなタイプだったんですけど(笑)

ー宿題、後に取っておくタイプなんだ(笑)

はい(笑)でもそうやって残していると、やっぱりずっと心のどこかで気になってるんですよね、「あれやらなきゃ」って。でもキャリココで、それはもう期限を決めてすぐやりなさい、って言われて。すぐやったら、1つずつクリアになってスッキリしていく感覚を掴めたんです。それからはすぐ動けるようになったので、それはかなり大きかったかなと思います。

ー「期限を決めてすぐにやる」習慣がついたんですね!

いつも頭の中でぐるぐるいつまでも考えてしまって「うわー」ってなっちゃうことが多かったんですけど、「すぐにやる」習慣がついて、そういうことが減ったと思います。それに、心が軽くなったことで、人間関係にも良い影響がありました。実は、ちょうどD.HITを始めた少し後くらいに、今の彼と出会ったんです。

ーえっ!すごい!前向きになれたことで、彼氏もできたんですか?

はい(笑)前向きに、前向きに、ってマインドを意識していたら、すごく前向きな彼と出会いました。自分が前向きに変わったからこそ、前向きな人とつながれたんだと思います。今では本当にポジティブに支えてもらっています。

ーすごいですよ…!D.HITで彼氏もゲットできたなんて!(笑)

そうなんです(笑)自分が前向きに変わったことで、本当に、全部が良い方向に行ったなって感じてます。

ーすばらしいです。働き方に悩んでいる衛生士さんへ、伝えたいことはありますか?

「臨床がすべてじゃない!」ということを伝えたいです。私自身、専門学校では「臨床か、行政か企業しかない」と言われて、臨床がダメなら諦めるしかないと思っていました。でも実際には、衛生士の資格を活かせる道はいろいろあったんです。歯科衛生士は嫌いじゃないけど、私みたいに色々あって臨床が向いてない…っていう人、いっぱいいると思うんですよ。臨床に疲れてしまった人、人間関係で悩んでいる人…そんな人たちに「他の選択肢もあるよ!いろんな活躍の仕方があるよ!」と伝えたいです。

ー本当に、そう思います。もっと知ってほしいですよね。最後に、これからの目標はありますか?

しばらくは農業をメインにしながら、副業としてブログも続けていきたいです。生活が落ち着いたら、趣味にも力を入れたいですね。編み物をしたり、本を読んだり、最近、流行っているシーリングスタンプにも興味があって。あとゲームが好きなので、ゲーム配信もやってみたいです。いろいろやりたいことは尽きません!まずは新生活に慣れて、そこから少しずつ広げていければと思っています。

「臨床が合わない=歯科衛生士を諦める」ではなく、紆余曲折を経て「衛生士の資格を活かした在宅ワーク」という選択に辿り着いたRinneさん。D.HITを通して「前向きに挑戦することが自分を変える」ということを実感し、生活も心も豊かに変化した今の姿は、とても楽しそうで、輝いて見えました。臨床の働き方に悩む歯科衛生士さんにとって、大きなヒントとなったのではないでしょうか。