フリーランス歯科衛生士さんへインタビュー、第29回。今回お話を聞かせてくださったのは、正社員の歯科衛生士でありながらカメラマンでもある、まなてぃーさんです!
歯科衛生士としての自分、趣味のカメラを仕事にしようという思いに至るまでの話、そして現在の悩みまで、たくさんお話を伺いました。

ーこんにちは!まなてぃーさん、今日はよろしくお願いいたします。まず自己紹介お願いしてもいいでしょうか?
まなてぃーです。よろしくお願いします。歯科衛生士歴は9年目で、今年30歳になりました。新卒からずっと一般歯科で正社員で働いていて、今も週5で通っています。水曜日が休診なので、水曜日だけ訪問歯科でバイトしてます。
ーすごい、めっちゃ忙しい!今日も仕事だったんですか?すみません、お疲れのところ。
いえいえ、まぁ土曜日が半日なので休みみたいなもんです(笑)
ーいやいや、めっちゃパワフルですね(笑)週5.5くらいで、フルタイムで臨床してるってことですよね。
はい。フリーランスとしてはカメラマンとして活動していきたいと思っていて、そのために週1の訪問歯科を辞めるか、一般歯科を減らすかっていうところで今考えています。
ーカメラマンなんですね!週一の訪問歯科は、助っ人として始めたのではなく?
違うんです。キャリココの開始と同時に始めたバイトで。時給も低いし、コーチから「もったいない」って言われました(笑)
ークリアリングじゃなくて、逆に増えちゃったみたいな(笑)カメラは、ずっと趣味でやってこられたんですか?
そうです。キャリココ始める前から、ずっと好きで。カメラマン目指して何か動こうかなって思ってた時期もあったんですけど、やっぱり安定した収入を優先して、とりあえず衛生士を続けてきました。
ー衛生士をやりながらも、カメラを仕事にしたいっていう思いがずっとあったんですか?
カメラを仕事にしたかったけど、はじめ方がわからなくて。とりあえず、新しいカメラを買うお金が必要だったので、収入増やさなきゃ!ってなって、訪問のバイトを始めたんです。バイトを探している時にキャリココにも出会って、並行して始めた感じでした。
ーなるほど。それで同じタイミングだったんですね。
インスタも今そっち方向に変えていって、少しずつですけど動き出しているところです。
ーそうか、じゃあ1番は「カメラをやりたい」っていう前向きな思いで、衛生士としての働き方に悩んでいたとか葛藤があったとか、そういう感じではなかったんですか?
そうですね。でも、衛生士の仕事も「自分に向いてるのかな?」って疑問に思ったことはあります。1番初めに勤めたところは6年くらいいたんですけど、常に人が足りてない医院で、十分にスキルアップもできず、ただ毎日仕事をこなすみたいな感じで。辞めたくても辞めれない雰囲気で、ずるずる6年間いたんですよ。
ーちゃんと教えてくれる人がいないって感じですか?
教えてもらったのは、最初の研修くらいでした。SRPとかもやるけど、「これで正しいのか?」って思いながらでした(笑)
ーでもめっちゃわかります。教育がちゃんとないところに行ってしまったら、そうなりますよね。
そうですよね。インプラントもガチでやってる医院だったけど、先生がこだわり強いからオペアシも難しくて。ガイドなしでやるんです。その先生の技術はすごいのかもしれないけど、ベテラン2人がずっとついてたので、私は教えてもらえなかったです。準備すら教えてもらえなくて、私は片付けだけでした。だから…育てるのが、下手というか。
ー教える手間とか考えたら、できる人がやったほうが早い!って感じなんですかね。
それで、もうずっと自信がないまま衛生士を続けていて。でもまぁ歯石を取るのとか、メンテナンスとかは好きだし、と思いながら。
ーでもそんな違和感を抱えながらも、6年続けたんですね。
もう周りからも、辞めろ辞めろって言われてました。
ーそうなんですね。辞めたい理由っていうのは、1番はそのもやもやだったんですか?
それよりも、退勤が遅いっていうのが1番嫌でした。遅番だったんですけど、お昼の2時から、終わりが夜10時までだったんですよ。人が足りてないから事務作業とかが終わってなくて、そこからさらにそれをやって…終電で帰ることも多かったです。
ーええ、終電はやばいですね。
終電を逃したことも1回ありました(笑)
ーあるんですか!?(笑)それはもう、めちゃくちゃブラックですよね。今時珍しいですよね。
珍しいと思います。でも、辞めれなくて。辞める時は、1年前に言わないとダメなんですよ。
ーそれもやばい(笑)法律では2週間ですよ?
でも、ちゃんと、1年前に言ったんですよ。言ったけど、なんかズルズル延ばされて、「あれ?どうなった?」みたいな。出したはずの退職届も返されました(笑)しれっとロッカーに入れられてました。
ーえ〜!?それはびっくりですね。
最終的には、もうこれで辞めます!って告げて「そんなんあかん!」って言われたけど、飛びましたね(笑)もう辞めるにはそれしか無理でした。スタッフはちゃんと分かってくれてたので、引き継ぎはちゃんとして。スタッフさんとは仲良くて、今でも連絡取ってます。
ースタッフ間ではちゃんとやってたんですね。でも仕方ないですよね。まなてぃーさんはちゃんと1年前から言ってて、なのに辞めさせてもらえないってなったら。その後は、別の医院に行かれたんですか?
2軒目は、1年だけ働きました。
ー1軒目で6年間耐えたまなてぃーさんが1年で辞めた医院、気になります(笑)
そこは人間関係は別に悪くなかったんですけど、院長はすごく細かい人でした。こだわりが強くて、まぁ正しいことを言ってることもあるんですけど、言い方が嫌なんですよね。あと、助手がいなくてスタッフ全員衛生士なので、受付やったりとかもして、常にバタバタしていました。時間に追われるのが嫌で…20分のアポだったんですよ。
ーわかります。私も前に行ってたところ、15分のアポでした!チェアタイムとアポ取りまでで15分。やばいですよね(笑)本当に、私はマシーンか?歯石取り屋さんか?って思いながらやってました。
おかしいですよね(笑)患者さんと会話なんて全然できないですよ。今時、40分とか長めにとってるところが多いのに、まだそんな短い時間でやってるんかって思いました。
ー私、その次は1時間のところに行ったんですけど、いきなり4倍になったから、今度は「めっちゃ時間余る〜!」ってなって(笑)
それは確かにそうなりますよね(笑)
ーその20分のところは、スムーズに辞めれたんですか?
そこはもう、全然普通にちゃんと対処してくれました。いや、これが普通だよな、と思って(笑)で、その後が、今の医院です。今のところはまぁいい感じです。
ーいい感じなんですね!
チェアタイムは45分になりました。毎回染め出しをするので、それでも私はぎりぎりなんですけど…でも前に比べたら倍以上になったので、患者さんともお話できるし。院長もまぁ、過去2件に比べたら全然良いって感じです。
ーなるほど。その中でキャリココを始めたってことは、やっぱり前向きな動機だったんですね。
そうですね、私、パソコンも好きで。パソコンで何かできないかなっていう思いがありました。
ーそうなんですね!まなてぃーさん社交的な感じだし、笑顔が素敵だから、臨床とか表に出るほうが好きなのかなって思ったけど…
全然、全然です。どっちかいうと裏方のほうが好きです。マニュアル作るのとか、資料作るのとか、好きなんです。1軒目の時に、インプラントの記録を全部やらないといけなかったんですけど、当時私しかやってなくて。それを引き継ぐために、マニュアル作ったんですよ。
ーお〜、すごい。そのマニュアル、ポートフォリオにして営業に使えるじゃないですか。
そうなんですよ。でも、外部に持ち出せなくて院内で作ってたので、全部置いてきちゃいました。スタッフとは今も交流あるので、取ってきてよって言おうかと思ったんですけど…結局言ってないままですね。
ーそうかそうか。でも資料を作るのって誰でもできることじゃなから、すごいですね。
好きですね。写真付きで、誰が見ても分かるように考えて作るのが。
ーすごい。ご自分で撮った写真とか入れて、できたら良いですよね。どっちも好きなことだし。
そうですね、できますね!
ーキャリココでは、初めからカメラ1本でやっていたんですか?
最初は採用支援と、資料作りで考えていました。採用支援メインで手紙を50通出したんですけど、それは結局返事をもらってなくて、それきりになってます。で、キャリココもあと3ヶ月くらいって頃に、趣味で友だちとカメラ持ってどこかに撮影に行ったんですよね。その話をコーチとしていて、撮った写真をあげてるインスタを見てもらったんですよ。
ーおお、そこでカメラが。
そしたら、コーチが「いいじゃん!もうこれをメインにする?」って言ってくれて。そうと決まったら、「もう卒業まで間がないから急がないと!じゃあ撮れる人撮っていこう!」って言って、コーチがD.HIT全社で呼びかけしてくれて、プロフィール写真を撮らせてくれる人が5〜6人見つかったので、1ヶ月かけて撮りに行きました。あと、別のコーチの契約先の医院を紹介してくださって、2件、医院撮影もしました。
ーすごい!めっちゃいい感じじゃないですか!
その医院、綺麗だったんですよね。めっちゃ雰囲気良くて、スタバみたいな。だからいい感じの写真が撮れたのかなというのもあるんですけど(笑)でも、仕事としてやっていけそうだなっていう、少し自信になりました。
ー卒業後はどんな感じなんですか?
その、写真を撮りに行ったのが6月〜7月頭くらいで、7月でキャリココ卒業だったので、もうほんとに最後は駆け足で。写真って撮るだけじゃなくて納品前に編集もするんですけど、卒業までその編集作業をずっとやっていたので、他は何もできず…。
ーそうだったんですね。
で、今行ってる医院で人が辞めて足りなくなったので、採用支援できるじゃん!と思って、「やりますよ」って先生に提案してみたら「え、いいの?」って言ってもらえて。その代わり報酬はもらいますけど〜って言ったら「ちゃっかりしてるな〜!」って言われたけど(笑)まぁちゃんと手当はもらえることになったので。
ーえっすごい!採用支援も契約取れてるじゃないですか!
医院のホームページの画像を作って、文章を考えて、っていうのをやって。あ、写真も撮りましたね。だから一応最後はその契約を取って、コーチ経由でもらった撮影の仕事のほうもやって…それで両方、終わりました。
ーいや、終わってない、終わってない!(笑)全然これからですよ、すごいじゃないですか。じゃあ、キャリココ始めた当初は、カメラを商品にしようっていう話ではなかったんですね。
そうですね、単に「カメラのために収入上げたい」っていうのをゴールにしていました。カメラを仕事にっていうのはそこまで重視していなくて、収入上げる手段として採用支援とか、パソコン使う系の仕事をメインで考えてました。カメラのことを出していくのが遅すぎましたね(笑)キャリココの期間があと2ヶ月くらい欲しかったです。
ーでも、絶対需要ありますよ。私が今、採用支援やっている医院も、古い写真しかなくて、カメラマンにお願いして撮影してもらったんですよ。歯科医院専門のカメラマンみたいな方がいて。
その方、たぶん知ってます。私もその、歯科医院専門カメラマンを目指そうと思ってるんです。これから医院の撮影にいくつか行かせてもらえて、写真が増えたら、専用のインスタアカウントを作りたいなって思ってます。
ーめっちゃ良いと思います!その方も、今までいろいろ撮ってきた中で歯科医院での需要を感じたらしいです。経験積まれてるから歯科の知識もすごくて、だから撮影もすごくスムーズでした。採用支援もそうだけど、歯科衛生士として歯科の知識を持っている人がやることで、やりとりもスムーズになるんですよね。だからそれ、まなてぃーさんにやってほしいです。私が、すごく需要を感じてるので(笑)
ありがとうございます。やりたいです。経験がまだ全然ないので、最初はモニター価格で安めに設定して、やろうかなと思ってます。
ー交通費プラス撮影代もらって、全国まわれたら楽しそうじゃないですか?すごい、これからが楽しみですね。
楽しみです。広げて行けたらいいなと思います。
ーでも今はフルで臨床行ってるから、時間作らないとっていう話ですよね。
そうなんですよ。紹介してもらった医院に撮影に行った時は有給使ったんですけど、有給も限度があるし。カメラのほうに時間をまわすには、臨床を減らしていかないといけないけど、臨床を減らすと収入が下がるじゃないですか。下がるのは嫌なんです。
ーまなてぃーさんの中で、収入面が結構優先度高いんですね。
そうなんです。趣味にもお金を使いたいし、奨学金とかもまだあるし、返していかないといけないから。バイトが月4万くらいなので、カメラマンで月4万稼げるなら、バイトは辞めれるんですけど。
ー今の収入を保ちたいって感じなんですね。じゃあ、その週1のバイトを助っ人に変えたら解決しそうじゃないですか?
そうですよね、今そこが、ほとんど最低賃金みたいな時給なので…
ーそうなんですか!?訪問歯科って結構できる人少ないから、絶対もっと高い時給でも仕事あると思います。ちょっと探してみてほしいな。
収入を下げずに水曜のバイトを隔週にできたら、2日あくから、そこに撮影を入れて、インスタに載せて、広げていったらいいですよね。
ーうんうん、私みたいにカメラマン探してインスタで調べる人もいると思うし、紹介からどんどん広がったりもしそうだし。未来は明るいですよ!採用支援と、撮影も含めた商品とかも良さそう。
あとは、田舎のほうで、ホームページもないような医院ってあるじゃないですか。そういう医院に「簡単なホームページ作りませんか?」みたいな商品とかも考えてます。
ーえ、ホームページ作れるんですか?
簡単なのですけど、一応できます。
ーすごい。それと、写真もセットでね、絶対良いですよ!ホームページには絶対写真必要ですからね。やりたいこといっぱいありますね!
でもやっぱり1番は、写真を撮りたいです。歯科関係の写真もだけど、歯科関係ない写真も撮りたいです。
ーそっか、まなてぃーさんの場合、まずカメラが好きで、たまたま歯科衛生士だっただけですもんね。
そうなんです。だから普通に、七五三とか、家族写真とか、カップル写真とか。そういうのも撮ってみたいです。
ーほんとにカメラ、お好きなんですね。
撮ってるのが、ほんとに楽しいんですよね。めっちゃ楽しいです。ずっと撮ってられるもん。
ーめっちゃ良いじゃないですか。その楽しいっていうのが、1番大事ですよね。その夢を叶えるためには、やっぱり…時間を作らないとですね(笑)
水曜をどうするかが、肝ですね。
ーキャリココ中は、どうでしたか?楽しかったとか、つらかったとか。
最初の無料相談の時に、アドバイザーの方とめっちゃ盛り上がったんですよね。それで、すっごいやる気出てて。始まったあとも、やる気満々でワクワク♪ワクワク♪みたいな感じだったんですけど、途中でちょっと停滞した時期はありました。全然、進まなくなっちゃって。1個ずつやっていこう、ってコーチに言われて、でも何をすればいいかわからなくて…「じゃあ、まずはこれをやりましょう」って1個ずつ、コーチに背中押されつつなんとか進める感じでした。
ーつらい時期もあったんですね。そこから、乗り越えられたポイントはなんだったんですか?
そうですね、途中で、やっぱりカメラが入ってきたので。
ーやっぱりカメラなんですね!
やっぱりカメラなんです、多分。キャリココの中で、自分がワクワクするようなことじゃないフェーズもあって停滞してたけど、そこにカメラが入ってきたから、そのワクワクが戻ってきたって感じでした。
ーそっか、じゃあやっぱりその楽しいと感じることを、伸ばしていきたいですよね。まなてぃーさん、ワクワクすることをやってる時にものすごいエネルギーが出るタイプなんですね。
そうだと思います。キャリココの中でも、資料作るとか、そういうのはやっぱりめっちゃ楽しかったですもん。そういう時間を、増やして行きたいです。
ーそこ変えて行きたいですね。
そうですね、変えたいとは思います。でも水曜の仕事を変えるってなると、また別の案件を探してこないといけないってことですよね。
ーでもキャリココって、助っ人の契約率100パーセントなんで、大丈夫ですよ。絶対取れます。
100%なんですか?すごい。じゃあ訪問やってるところをピンポイントで攻めて、手紙出していくとかですかね。
ーでもやっぱり好きなことがあるって、強いですよね。それ自体、特別なことだと思います。だってそれのためだったら、なんでも頑張れそうじゃないですか。
そうですね。ワクワクのため、カメラのためって思ったら、頑張れそう。だって、楽しいもん(笑)もし写真を仕事にできたら、毎日カメラ触れるんですよ。それってめっちゃ最高ですよね。写真撮って、資料作ってまとめて。好きなことのために、収入を増やしたい。収入を増やすために、好きなことをやる。絶対楽しいですよね。
ーそれ、やりましょう。
やります。がんばります。
ーなんかもうインタビューじゃなくてコーチングみたいになっちゃいましたけど(笑)最後に、働き方に悩んでいる歯科衛生士さんに、メッセージをお願いしてもいいですか?
やっぱり、辞めちゃう人が多いじゃないですか。もう、歯科衛生士を。1軒目で悩んで、歯科衛生士を辞めるっていうのは、やめてほしいなって思います。今いる、その歯科医院が合ってないだけかもしれないじゃないですか。やっぱり医院によって全然違うから。私も1軒目の医院を辞めれなくてもやもやしてた時期があったけど、他を探したら良いところもあったので。で、D.HITに相談して、他の働き方もあるっていう道が見えたので。1人で悩んでないで、相談してほしいです。
ーまなてぃーさんは、キャリココをやって良かったですか?
良かったです!やっぱり、知り合いの輪もすごく広がるじゃないですか。それで、意見交換できたりもするので、あ、そういう考え方もあるのか〜とか。みなさんアドバイスとかもめっちゃしてくれるので、自分じゃ考えつかないようなこともあったりして、なるほどな〜って。だから、やって良かったと思います。カメラをほんとに仕事にしようっていう決断ができたのも、キャリココのおかげです。
ーありがとうございます。ちょっと私もこれからまなてぃーさんのインスタチェックして、進捗追いますね!がんばってください。応援しています。
ーがんばります。ありがとうございます。
趣味だったカメラと歯科衛生士を掛け合わせ、新たな道を歩み出したばかりのまなてぃさん。自分の好きなこと・やりたいことがはっきりしてるのって、キラキラしていて本当に素敵です。これからのご活躍を楽しみにしています!




