フリーランスの歯科衛生士として活動したい!という方は、まず自分の独自性について知る作業をしてみましょう。
その上で、自分は何を売っていくのか?どのようにしてお金を稼いでいくのか?ということに関して、真剣に考えてみましょう✨
当たり前の話ですが、フリーランスになったからと言って仕事が降ってくるわけではありません。魅力的で非凡な商品・サービスをつくり、営業活動をして、仕事を取りに行く、というのがフリーランスの働き方です。
- 独自の商品・サービスのつくり方
- つくった商品・サービスの表現方法
- 自分の仕事を一言で表現する大切さ
それでは早速学んでいきましょう(^^)
DH子:Naoさんはいつもいろんなサービスやアイディアが出てきますが、どうやって考えてるんですか??
Nao:いつも、クリニックや歯科衛生士の課題や問題点を考えるようにしてるかなぁ。それを解決できることが仕事になりそうかなって思ってるよ。
DH子:なるほど~。でもそれを商品やサービスにしていくのってやっぱり経験がないと難しいですかね??
Nao:経験はあった方がいいと思うけど、まずは何かを真似することから始めれば良いんじゃないかな?私のアイディアなんて、だいたい他の業界で流行ってるものを歯科業界に作り替えたものが多いよ(笑)
フリーランスになったら新しい価値を生み出したい!と思って意気込んでいる方もいると思います。
もちろんその意気込みはとっても新鮮で大切なモチベーションなのですが、「新しいアイディア」のほとんどは、実のところ過去のアイディアの組み合わせやマイナーチェンジであることが多いんです。また「センス」や「質」は、圧倒的な知識や体験の量から生まれることが多いので、まずはいろんな商品・サービスに興味を持って、その仕組みに注目してみると良いと思います。
クリニックでの経験を活かす
これからフリーランスを目指す方は、今クリニックで働いているうちに、良質なサービスを受けたり、その裏側のビジネスモデルや仕組みに注目してみると、独自のビジネスモデルを作りやすいですよ。
DH子:よ~し!自分に合った商品・サービスをみつけるぞー!…でも、サービスが決まっても、どうやって売っていけばいいのかわからないです💦
Nao:売り方はとっても大事なポイントですよね(^^)セールスのことについては別の記事で紹介するけど、まずは自分の商品・サービスを一言で表現して覚えてもらえるようにしないとね!
フリーランスになった時「私は○○をしています」と一言で伝えられることはとても大切です。少し残酷なことを言いますが、基本的に人は、あなたのことに1㎜も興味・関心がありません。ですから、自己紹介や名刺交換などの短い時間で、一瞬で「惹き」を作り出す必要があります。
D.HIT DH Academy(DDA)でも、この一言で表すキャッチコピー(UVP)のつくり方には力を入れています。ここではDDAで使うテキストの一部を使って解説していきます。
まず、商品・サービスは「誰のためのもの?」とうところを明確にしてみましょう。
上の図のように、大分類・中分類・小分類と整理して考えると考えやすいです。
例えば、歯科クリニックに対して新人教育の研修を販売するとした場合、
- 大分類・・・歯科クリニック
- 中分類・・・新卒採用をしているクリニック
- 小分類・・・新人教育が面倒だと思っているクリニック
というように整理できますね。
誰のためのものか(ターゲット)を明確にすることで、相手に対して「私のことだな」と思ってもらえるようになります。
キャッチコピーの重要性
キャッチコピーは、「ターゲット+独自性+商品・サービス」で表すとわかりやすくなります。
上記の新人教育の例で言うと、
「新人教育がめんどくさい院長のための・短期集中!・教育プログラム」
というように表現することができますね。
出来るだけシンプルでコンパクトでインパクトのある惹きのあるフレーズになるようにつくります。
Nao:フリーランスとして活動していくうえで、人から紹介いただくときにもこのUVPは役に立ちますし、とっても重要なポイントなので惹きのあるコピーを考えてみてくださいね(^^)