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副業したい歯科衛生士必見!歯科衛生士は副業OK?勤務先にバレない方法を伝授

「副業したいけど、うちの医院って大丈夫?」「バレたら終わるよね…?」

そんな不安を抱え、なかなか一歩を踏み出せない歯科衛生士さん、実はめちゃくちゃ多いです

SNS・在宅ワーク・スキル販売…今は“歯科衛生士+副業”が当たり前の時代。収入を増やしたい!働き方の幅を広げたい!本業だけに未来を預けるのが不安…そう感じて副業を始めるDHは年々増えています。

でもその一方で、

  • 「うちの医院は副業禁止らしい」
  • 「住民税でバレて終わった…」
  • 「SNSの投稿から特定された」

こんなトラブルも現実に起きています。

副業は自由ですが、やり方を間違えると“信用”を失うリスクがあるのも事実。

だからこそ大事なのが、

  1. 職場のルールを理解すること
  2. 税金やSNSの仕組みを正しく知ること

この2つです。これさえ知っておけば、副業は誰でも安全に続けられます。

歯科衛生士が安心して副業を行うために知っておくべきポイントを整理していきましょう!読み終わる頃には「私の場合はどう進めればいいか」「まず何をすれば安心なのか」がハッキリ分かるようになりますよ。

miu
D.HIT編集部 miu
新卒から7年半同じ歯科医院勤務していましたが、自分の人生の可能性を広げたく退職し『フリーランス』に! 現在は、歯科衛生士として訪問歯科メインに複数の歯科医院と契約、また歯科に特化したライターとして歯科関連の会社などで記事を執筆しております。

歯科衛生士の副業は法律的にOK?NG?

歯科衛生士の副業は、世間のルールではOKなのでしょうか?

  • 法律的にはどうなっているの?
  • 医院ごとのルールではどこまで制限されるの?
  • 「副業禁止」の医院は実際にどれくらいあるの?

ここを正しく理解しておくことで、ムダにビビらず安心して一歩を踏み出すことができます。副業を始めてから知らなかった“落とし穴”にはまることを避けられますし、後から院長にこっそり指摘される心配も減るでしょう。リスクを避けながら、安心して副業を始めるための土台を作ることができます。

まずは、基本ルールを確認していきましょう!

法律上は「原則自由」だけど、就業規則で制限される場合あり

歯科衛生士の副業は、法律上「原則自由」です。

労働基準法や歯科衛生士法に「副業をしてはいけない」という条文は存在しません。むしろ近年は、厚生労働省が「働き方改革実行計画」の一環として副業・兼業を推進しており、国としても“収入源の多様化”を奨励しています。

法律上は、どの歯科衛生士も副業を行う権利があるということです。

ただし、ここで押さえておきたいのは、「法律」と「医院のルール」は全く別物ということ。

注意すべきなのが勤務先の「就業規則」です。法律がOKでも、勤務先のルールが「副業禁止」と定めていれば、それに従う必要があります。

特に医療機関では、一般企業よりも副業が制限されやすい傾向にあります。

医療機関が副業禁止の理由
  • 勤務時間・体力の問題
  • 情報漏洩リスク
  • 職場の一体感のため

理由は、主にこの3つです。

まず副業を行うことで勤務時間が増え、過労で本業に支障をきたす可能性を懸念しています。睡眠不足は医療ミスにもつながるので、医療機関にとっては重要な部分です。2つめは情報漏洩のリスク。他院での勤務やSNSなどを通じて、医院内の患者情報や技術情報が他院へ流れる可能性があるからです。そして、小さな医院では職場の一体感が重要なので、副業による「チーム内の不公平感」や「人間関係のズレ」を避けたい、という理由もあります。

このような理由で、患者情報や医院の信用を守る観点から、歯科医院でも就業規則で副業を制限しているケースは多いのです。特に小規模の個人医院では院長の方針ひとつで「副業NG」とされることもあります。

基本的には競業避止義務があるので、他の医院で副業のアルバイト…というケースは特に注意が必要です。

院長にとっても副業を完全に禁止したいわけではなく、“トラブルを避けるための保守的対応”というケースが多いのです。

長年勤めているスタッフがSNSで別の活動を始めると、「あの子、辞めるのかな?」と誤解されることもあり、コミュニケーション不足が誤解を生む典型例です。

つまり、歯科衛生士の副業は“法律上は自由だけど、現場ではグレーゾーン”というのが実情なんです。

副業を始める際は必ず雇用契約書や就業規則を確認しましょう。紙で明記されていない場合は、院長や事務長に直接確認するのが確実です。万が一、禁止されているのに副業が発覚した場合、「信頼を失う」「懲戒対象になる」といったトラブルにつながる可能性もあるので、慎重にいきましょう。

「副業禁止の医院」は実際どれくらいある?

副業禁止の医院がどれくらいあるかというと、個人経営の歯科医院ではまだ半数以上が「副業NG」または「許可制」というのが現状です。

医院の規模や経営方針によっても大きく異なり、法人化されている医療法人や大手グループ医院では「副業可」または「申請制」にしているところが増えていますが、一方で個人開業医では「原則禁止」や「院長の判断次第」というパターンが根強く残っています。

とはいえ、ここ数年で「副業容認」の流れは着実に広がっています。

社会全体で「働き方の多様化」や「収入の複線化」が進み、歯科衛生士もスキルを活かして働き方を選ぶ時代になってきました。求人票や面接時に「副業OK」と明記する医院も増えてきています。

もし今、副業禁止の職場にいる場合でも、すぐに諦める必要はありません。まずは、医院に迷惑をかけない範囲でできる在宅ワークや匿名発信などから始めるのがおすすめです。

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副業が勤務先にバレる3大原因

「こっそり始めたつもりなのに、気づいたら院長に知られていた…」こんな話、実はめちゃくちゃ多いんです。

なぜ歯科衛生士の副業は“バレやすい”のでしょうか?

理由はシンプルで、歯科医院という職場は、情報が広がりやすく、税金や仕組みの関係で痕跡が残りやすい環境だからです。

ただ、副業がバレてしまう原因の多くは、本人が悪いわけではなく「仕組みを知らなかっただけ」のことが多いので注意していきましょう。これはもう、歯科衛生士の“あるある”と言っていいレベルです。

副業を始める前に、「どこで、どうやってバレるのか?」を具体的に理解しておくことが、最大のリスク回避になります。まずは、勤務先にバレる原因を知っておきましょう。

副業がバレる3パターン
  1. 住民税の通知でバレる
  2. SNSで特定されてバレる
  3. 近所の掛け持ちでバレる

①住民税の金額の変化でバレる

副業が勤務先にバレる最大の原因は「住民税の通知」です。

  1. 副業で収入が増える
  2. 確定申告をする
  3. 翌年6月以降の住民税が上がる
  4. 勤務先に送られる住民税の通知で「ん?」と気づかれる

この流れが“ザ・王道パターン”です。

住民税は、前年の所得をもとに自治体が計算し、翌年の6月以降に勤務先へ通知されます。副業で得た収入を確定申告した際、特に設定をしなければ、本業と副業の所得が合算され、勤務先の給与明細に「住民税が急に上がった」という形で伝わるのです。

経理・事務は給与をずっと見ているので、「基本給も手当も変わってないのに、急に住民税だけ上がった」となると、かなり高い確率で「副業かな?」と察します。

ここは、税金の仕組みそのものが、バレやすい仕掛けになっている部分なので、何も考えずに確定申告すると、意図せず勤務先に情報が飛んでしまうのです。

②SNSや周囲の人からの“特定”でバレる

SNSでの発信は、副業を広げるチャンスである一方、勤務先にバレるリスクの温床にもなります。

たとえばSNSに投稿した写真や動画に、勤務中の制服などが写っていると、意図せず「どこで働いているか」が特定されてしまうことがあります。歯科衛生士は医院ごとにユニフォームが特徴的なため、「このユニフォーム、〇〇歯科だよね」と業界内で話題になるケースも珍しくありません。

制服以外でも、歯科医院って、看板・ロゴ・院内の内装・患者層など、その医院にしかない情報が多いんですよね。それがSNS上で揃うと、「あ、これ〇〇歯科じゃん」と、すぐバレます。

また、投稿時間や内容からシフト・人間関係が推測されることもあり、SNS経由の露見が実際に起きています。

  • プロフィールに「〇〇市の歯科衛生士」「◯◯駅近くの歯医者勤務」
  • ユニフォーム・院内の壁紙・備品がガッツリ映っている
  • ストーリーズでシフトや医院の雰囲気を連想させる投稿
  • 友達の投稿・ストーリーズから芋づる式に発覚

このあたりが積み重なると、同僚や患者さんには簡単に特定されます。

投稿の内容が「今日の院長、こういうこと言ってた」「あの患者さんマジでしんどかった」といった、内輪ネタや愚痴も危険ゾーンです。写真や内容に気をつけていても、動画に入れた自分の声で知り合いに気づかれることもあります。

写真・声・地域情報・職場ネタのどれか一つでも重なると、意外とすぐに特定されます。

共通の知り合いから院長に伝わるケースも普通にあるので、注意しましょう。

③近くの医院や同じエリアでの掛け持ち勤務でバレる

歯科衛生士の副業で注意が必要なのが、同業掛け持ちによるトラブルです。近隣の歯科医院で勤務すると、「患者の取り合い」「技術流出」「個人情報漏えい」など、院長が最も嫌うリスクを抱えることになります。

  • 本業:一般歯科
  • 副業:同じエリアのホワイトニング特化クリニック

みたいなパターンだと、

  • 患者さん:「この前、別の歯医者さんでも会いましたよね?」
  • 業者さん・技工所:「最近〇〇さん、あそこの医院にもいるよね」

など、人づてに一瞬で伝わります。患者さんが意図せず話題にしてしまい、職場間の関係に緊張が走ることもあります。

歯科業界は狭いので、患者さん・訪問スタッフ・ケアマネ・技工所・スタッフ同士の友人関係など、どこからでもつながります。

さらに、近隣で似たメニューを扱っていると、院長側は「患者を取られるんじゃないか」「うちで学んだことを、そのまま他院で使われるのでは」と感じやすく、競業・守秘義務の観点からもかなり警戒されるポイントになります。

「なぜバレるのか」理解できたでしょうか。仕組みを知れば、無用なトラブルは避けられます。ポイントは、「税」「発信」「同業」の3方面で、痕跡が職場に届く経路を防いでいくことです。この3大原因を踏まえたうえで、次は、今日からできる具体的な対策を解説します。

【実践】勤務先にバレないための対策

前章で解説したように、勤務先に副業がバレる主な原因は「住民税」「SNS」「同業副業」の3つです

そして逆に言えば、「この3つをコントロールできる状態にすれば、副業は安全に続けられる」ということになります!

「バレたらどうしよう…」という不安は、“仕組みを知らないこと”と“対策をしていないこと”から生まれます。だからこそ、副業がバレるかどうかは“運”ではなく、“準備の有無”が重要です。

“バレない副業”を実現するための5つの実践ポイントはどれもすぐに実践できる内容なので、副業を始める前にチェックリストとしても活用してください。

あなたの副業が、本業の不安を減らし、未来の自由につながるように。ここからしっかり準備していきましょう!

バレない副業のための3つの対策
  1. 住民税の普通徴収を選ぶ
  2. SNSの発信内容に気をつける
  3. 非競合エリアを選ぶ

住民税の「普通徴収」を選ぶ

まずは住民税の対策として、確定申告時に“普通徴収(自分で納付)”を選ぶこと!これで勤務先に副業収入分の税額は通知されません。

会社に知られずに副業を続けたい人は、この設定が最重要ポイントです。

具体的には、申告書第二表の「住民税・事業税に関する事項」にある「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れるだけでOKです。これにより、副業分の住民税は自宅に届く納付書で自分で払う形になります。

ただし、自治体によっては、自動的に「特別徴収(勤務先天引き)」へ切り替えられる場合もあるため、申告後に市役所へ電話で確認するのが確実です。

また、副業規模が小さい場合は、所得区分を「事業所得」ではなく「雑所得」で申告すると処理もスムーズです。

住民税対策は、“バレない副業”の第一歩。税金の仕組みをしっかり理解しておけば、制度に振り回されることなく安心して活動できます。

SNS・発信内容は“職場特定”を避ける

SNSやブログで発信するなら、“身バレ”対策を徹底していきましょう。

  • 医院名・住所・地域名などの固有名詞を載せない
  • 制服・名札・カルテ・備品・院内背景が写らない構図にする
  • 投稿の時間帯をシフト外に設定する
  • “愚痴投稿”はしない

SNSのアルゴリズム的に、同僚や患者さんに広がるケースも多いですので、これらは最低限守りましょう。

バレたくないなら、匿名アカウントで運用し、勤務先を特定できる情報は出さないことです。

匿名で発信する場合でも、アイコン・プロフィール文で職場を連想させないように注意しましょう。投稿内容も「歯科衛生士あるある」など、立場をぼかして共感を集めるスタイルにするとより安全です。

実名発信をするなら、「個人事業として独立した立場」で行い、勤務先との関係性を切り離すことが重要になります。

SNSは、あなたの「仕事の延長」でもあるため、“見られても困らない投稿”を意識することが、長く続ける副業の秘訣です!

同業なら「非競合エリア」or「許可制」を徹底

別の医院での歯科衛生士業務を副業にするなら、非競合エリアを選びましょう。

非競合とは、診療内容・地域・ターゲット層がかぶらない医院を指します。

  • 訪問歯科 × 一般歯科
  • 小児専門 × 矯正専門
  • 審美メイン × 口腔外科メイン
  • 市内 × 他県
  • 駅チカ × 車必須の郊外

こういった“役割が全く違う組み合わせ”だと、患者や業者からの接点が少なく、誤解も生まれにくいです。

そして何より、院長に許可を得ておくことが最善策です。

院長に副業の許可を取るのは怖いと思われがちですが、筋を通すことでむしろ信頼が上がるケースもあります。

実際、最近は副業に理解のある医院も増えていて、「スキルアップになるならいいよ」「働き方の幅を広げたいなら応援するよ」と前向きに捉えてくれるケースもあります。

同業で副業をする時に一番大事なのは、本業と副業を“敵”にしないことです。競争ではなく、共存の意識で訴えかけていくのがポイントになります。

隠れてやるより“誠実に整える”という選択を

副業が勤務先にバレない対策を解説してきましたが、単に“隠す”というよりも、

  • 「バレても困らない仕組みを作る」
  • 「信頼を失わない働き方を選ぶ」

これが何より大切です。

実際に副業を成功させている歯科衛生士の多くは、税金・情報発信・職場対応をうまく整理しており、「知られても問題にならない」「むしろ応援される」スタイルを確立しています。

「もしバレたら終わり」ではなく、「バレても説明できる状態」にしておきましょう。それが本当の意味でリスクに強い副業です。

副業の内容や収支を明確にしておくことで、たとえ勤務先に知られても「きちんと申告し、税金も納めている」と説明できます。確定申告の控えを保管し、経費や収入の記録をクラウド会計ソフトなどで整理しておくと安心です。

また、副業用のSNSや名刺、プロフィールなど、公私を分けることを意識しましょう。本業と副業のブランドを混在させないことで、トラブルを未然に防げます。

副業は、自由と責任が表裏一体。

リスク管理を徹底すれば、“バレても動じない自分”を作ることができます。それが、長く安心して働き続けるための本質的な対策です。

そして、できれば隠さず、副業の許可を得ておくことがやはり最善です。

「隠す」ことに神経をすり減らすより、“正直に話して理解を得る”ほうが、結果的に安全なんです。信頼関係が築けている職場であれば、「副業=裏切り」ではなく「自己成長の一環」と受け止めてもらえることもあります。

副業の許可を得るときのコツは、“院長が不安に思うであろう点を先につぶしておく”こと。

  • 「本業に支障を出さない範囲で」
  • 「勤務時間を明確に分ける」
  • 「医院の評判や情報には一切触れない」

この3点を明確に伝え、ルールを自分から提示して安心材料を添えることで、信頼されます。

そのうえで、「収入を増やしたい」ではなく「スキルを広げたい」「経験を積みたい」と目的を前向きに話すと印象が大きく変わります。

実際、最近は副業に理解のある医院も増えており、個人のキャリアアップを応援してくれるケースもあります。あらかじめ筋を通しておけば、信頼を失うリスクは避けられます。

“黙ってやる”よりも“信頼を保ちながらやる”。これが、医療職として誠実に副業を続けるための最大のポイントです。

メンタル面でも「隠さなきゃ」と思い続けながらの副業は、ストレスのもとになります。「自分の人生を自分で選んでいる」と胸を張れるように、ルールを守りながら堂々と働く姿勢を持つことが大切です。

歯科衛生士の副業は、未来を守る選択

副業を考えることは、“逃げ”ではなく“自分の未来を守る行動”だと、私は思っています。歯科衛生士という仕事が好きでも、「この先ずっとこの働き方でいいのかな?」と不安になる瞬間、誰にでもあります。私もそうでした。

副業は、あなたのキャリアを守る“選択肢”になります。

最初は副業なんて怖くて、何から始めたらいいかもわかりませんでした。

でも動き出してみると、「知らなかっただけで、意外とできることが多い!」と気づいたんです。自分の得意や経験を形にして、少しずつでも収入が増えると、心にも時間にも“余白”が生まれます。

だからこそ、今の働き方にもう一つの選択肢を持つことは、キャリアのリスクヘッジであり、自分らしい働き方を築くための第一歩になります。

私自身、副業を始めたことで、自分の考え方も、仕事への向き合い方も大きく変わりました。

もし、今の自分の状況に自信がないのであれば、不安なことが聞ける環境や解決できる環境で、副業を始めてみましょう!

行動することこそが、未来を変えるいちばん確実な方法です。

miu
D.HIT編集部 miu
新卒から7年半同じ歯科医院勤務していましたが、自分の人生の可能性を広げたく退職し『フリーランス』に! 現在は、歯科衛生士として訪問歯科メインに複数の歯科医院と契約、また歯科に特化したライターとして歯科関連の会社などで記事を執筆しております。