D.HITで働き方を変えた歯科衛生士にインタビュー。今回は、13年勤めた歯科医院を退職してフリーランスになった、大橋英美さんです。

電話営業なしで契約に繋げている大橋さん。新規営業は大変だから、知り合いの先生との繋がりを何より大事にしているそうです。他にも、不妊治療中の人にもフリーランスをおすすめしたい理由など、濃〜いお話しをたくさん伺いました!ぜひ最後までお読みください。
ー大橋さん、今日はよろしくお願いいたします。まず、自己紹介と、歯科衛生士になってからのご経歴をお聞きしてもいいでしょうか?
大橋英美です。大阪府在住です。よろしくお願いします。
私は歯科衛生士になる前に歯科助手を3年経験していて。だから社会人になってから衛生士学校へ行きました。夜間部に通って、助手のアルバイトをしていた歯科医院にそのまま就職して、同じところで13年働きました。その一般歯科で働きながら、別で矯正にも2年間行きました。昨年の10月まで現場で働いていたんですけど、いろいろあって辞めて、キャリココを始めたという経緯です。
ー13年同じところって、すごいですね!そこから働き方を変えようと思ったきっかけは、なんだったんですか?
子どもが今、年中さんなんですけど、毎朝行き渋りがすごくて。毎日「行きたくない」って泣き喚いているのを抱っこして無理やり連れてって、先生に渡して…っていうのを見てると、かわいそうだなって。
それともう1つ、13年勤めた医院が、買収された形で経営者が変わったんですよ。院長は変わってないんだけど、運営と考え方がちょっと違うなって思って、辞めることにしたんです。
ー院長に不満はなかったけど、経営の方針がちょっと変わっちゃったんですか。
そうそう、まぁ院長とは一緒にやってきたし、これからもやっていきたかったんだけど、今の考えじゃもうやっていけないってなっちゃって。
で、その医院で一緒に働いていた子が、キャリココやってたんですよ。今、D.HITのキャリアアドバイザーになってるMちゃん。
ーMちゃん!知ってます。そうなんですか?
そうなんです。Mちゃんは産休入って、そのまま戻って来ずに辞めちゃったんですけど。辞めたら保育園とか大丈夫なの?って話から、実は今在宅で仕事してて〜って聞いて、「え、在宅って何?」ってところから私もD.HITを知って。育休中にキャリココをやってたみたいです。
ーなるほど、すごい。身近な人が実際にやってると、ハードル下がりますよね。
そうですね。話を聞いて、ちょうど私も会社と揉めて、もう辞めて違うところに行こうかなって思ってた時だったから。じゃあやってみようかなって。で、無料相談受けたら、そのアドバイザーが歯科衛生士学校の同級生でした(笑)
ーえ!?世間狭いですね(笑)
そうなんです(笑)それで、7月にキャリココを始めて、10月に職場を辞めました。
ー今の働き方はどんな感じですか?
今は、採用支援が1件。それと、もともと働いていた医院に来てた先生が近々開業するので、それを手伝う予定です。
ーその先生も、上と揉めて辞めた感じなんですか?
そうなんですよ。私が辞めるちょっと前に、不当解雇で…私、シフト書いたりもしてたので急に辞めると困るだろうから、かなり前もって6月の時点で「10月で辞めます」って言ってたんです。そしたら、7月にその先生が急に解雇って形になって。スタッフへのハラスメントっていう理由でしたけど、絶対ないんですよね。すごい良い先生だし、私たちがその先生に文句を言うことはあっても、その先生から文句言われたことなんて一切ないし(笑)優しい先生なんだけど、上にちょっと噛みついたら、辞めさせられたみたいです。もうその時点で、私はもうこの医院はないなって思いましたね。
ーそれは、ないですね。。でもその先生がいなくなった後、大変だったんじゃないですか?
大変でしたよ。解雇は不当だと思ってるからカルテにも引き継ぎ書いてないし、院長がいちいち全部カルテを遡って、この患者さんは今日何をするんだ?みたいな感じで。すごい困ってました。でも上が決めて勝手にやってることだから院長も何も言えないみたいな状況で、もう大変なことになってますよ。
ーうーん、運営は何を考えてるんでしょうね?
歯科をやったことがないみたいですね。医科しかやったことないから、先生なんて人数がいれば誰でもいいでしょって思ってて。内科とかだと、行った時にいる先生に診てもらう感じじゃないですか。歯科は担当の先生がいなかったら困るんだってことを、わかってないんです。今までの医科のやり方で歯科をやろうとしてるから。
ーなるほど…で、その不当解雇された先生が開業されることになって。そこに助っ人として入る予定なんですか?
そうです。その先生の奥さんが衛生士なので、誰もいない時は奥さんが入るから、大橋さんは来れる時に来てって言われています。
ー大橋さんがフリーランスでやってるということも、先生は知ってるんですか?
知ってます。私の助っ人の金額も知ってるはずやけど、開業してすぐその金額出せるんか?と思いながら(笑)でもその先生、めっちゃ人見知りなんですよ。求人を出して知らない人が入って来ても「俺は教えられへん」っていう(笑)自分で指導するっていうタイプじゃないんです。でも、その先生のところなら行ってもいいよっていう歯科衛生士が何人かいるから、まわりのそういう人が助けてくれるのでなんとか回そうとしてる。ほんとに、怒ったり指導したりしてるところを見たことがないんですよね。
ーへぇ〜。優しい先生なんですね。でもそういうの言われたくない人もたくさんいると思うから、働きやすそうですよね。
そうなんです、でもたぶん新卒の子とかは無理ですね、教えられないから(笑)
ーそうか(笑)求人出すなら、オープニングのほうが人は集まりそうだけど…
そうなんですよね。そろそろ人探さないと開業に間に合わないよ?と思いながら。この先生ほんとに開業する気あるのかな?っていう時間軸で流れてます(笑)なんとかなるやろ精神でやってますね(笑)
ーそうなんですね(笑)でもそれなら、教育とかで大橋さんがいろいろ介入できそうじゃないですか?
そうですね、たぶんそれも、大橋さんやってくれるやろ〜スタンスだと思います(笑)まぁそんな感じで、今はその先生の開業待ちの状況ですね。退職金もあるし、今はちょっとゆっくりしてます。
それと、採用支援でお手紙を書いた先生がたまたま歯科医師会の副会長の先生で。歯科医師会の勉強会みたいなのに、謎に私が呼ばれて、自分が今してることをみんなの前で喋ったら?って言われたんですよ。
ーへぇ〜!ドキドキですね、それ!
そうでしょ。いろんな営業マンの人が喋ってる順番の中に入れられて(笑)まぁ喋ったんですけど。もう何言ったか覚えてないです(笑)
ーあ、もう終わったんですね!
終わったんです。その時に知り合った先生に、ちょっとお話したいから来てって言われて、近々その先生のところまで行く予定なんです。なんのお話ですかって聞いても、あーちょっと話したいだけやからみたいな感じなので、わかんないんですけど。その先生はTikTokで発信したりしてる先生で、特に採用とかで困ってはいないと思うんですけどね…。
ーなんだろう、ちょっと怖いですね(笑)
ちょっと怖いでしょ、まぁ時間あるから行きますけど(笑)今はそんな感じで、ゆっくり動いてます。
ー前の歯科医院でまだ働いている時にキャリココを始めたということですけど、かぶっていた期間は大変じゃなかったですか?
大変でした。残ってる有給を消化しながら、週3で仕事に行って、他の日に手紙書いたり、すごいバタバタではありましたね。子どもがね、ママ仕事休みなら保育園休んでいい?って言うんだけど、キャリココやらないとだから「いや、ちょっとママ家でも仕事あるから、お昼まででいいからとりあえず行って!」とか言って(笑)今までは6時迎えだったけど、4時には迎えに行くから!って言って、なんとか行ってもらってました。
ー働き方を変えてからは、お子さんの反応はどうですか?
なんかね、私がほんとに何もない日と、やらなあかんことがある日と、私の声のかけ方で、わかるみたいで(笑)何もない日は、急に朝泣き出したりしますね。私が根負けして「もういいよ、じゃあ休みな」って言うのを待ってる感じ。それで昨日も、無駄に保育園休んで習い事だけ行きました。今、週に1回はそうやって保育園休んでるんです。ほんとに泣き喚くから、もういっか〜と思って許しちゃってて
でも、これが増えると困るなぁと思って。小学生になると気分で行かないってわけにもいかないし…だから、完全在宅じゃなくて、逆に午前中だけでも臨床に出たほうがいいのかなって、今思ってます。そのほうが、もしかしたら娘も休まず行ってくれるのかも。4時に迎えに行けるようになってからは、夜中に「行きたくない」って泣いたりすることはなくなってきたし、毎日4時お迎えだったら週5で行ってくれるんじゃないかな〜って望みが出てきました。
ーなるほど、良いですね!午前中だけだったら、保育園送って仕事行って、帰ってから在宅ワークもできるじゃないですか。
そうそう、採用支援1件とかだったら、全然それでいけそうと思って。
ーそれこそ1年生になったら、最初のほうとか午前中に帰って来たりしますしね。
そうらしいですよね。もともと、小学生になった時に、子どもが帰って来た時に家にいてあげたいっていうのを目標に、キャリココ始めたんですよ。
ーわかります。私も一緒でした。
小一の壁っていうのを目標にスタートしたんだけど、在宅ワークを始めたら保育園に行かなくなったっていう、別の問題が発生しましたね(笑)家にいるだけが子どものために良いわけでは、ないのかも。私、現場めっちゃ好きなので、やっぱり現場で臨床やってるほうがいいのかなって、今悩んでます。
ーその開業される先生のところの助っ人に、午前中だけ週5で行けたら1番良いですよね。
そうそう、できれば10時から働きたい。午前中だけだったら、基本は開院時間から入るじゃないですか。でも9時とか9時半はちょっと早いな〜と思って。10時からがいいんだけど、どうだろうな〜って感じですね。
ー確かに朝が早いと、お子さんの行き渋りがあった時とか、焦っちゃってしんどいですしね。
そうなんですよね。キャリココ中に助っ人の商談で、来て欲しいって言われた医院があったんですけど、そこが昼休みがなかったんですよ。昼休みなしで、2時とか3時まで。
ーあ、めっちゃ良いですね、それ!
それなら4時のお迎えに行けるし、ちょうど良いなと思って。昼休みがないところってあんまりないですよね。多いところだと休憩2時間とか普通にあるじゃないですか。
ー働くママにとっては、無駄な時間ですよね。その医院は、契約にならなかったんですか?
なんかね、ネイルがダメって言われたんです(笑)商談の時に何も言われなかったから「いいんだ」と思ったら、事務の人にダメって言われて。クリアならいいって言われたからクリアにしていったら、衛生士のボスみたいな人に呼び出されてクリアもダメって言われ。院長先生に聞いたら「僕はいいと思うんだけど〜」って言って衛生士さんと話してくれたんだけど、やっぱりダメってなって、じゃあもう無理ですってなって1ヶ月で辞めました。
ーそうなんですね。それ以外の条件は良かったのに!採用支援は、新規の営業だったんですか?
そうです、お手紙送った先生からお返事が来て、スタートして、今2ヶ月経ちました。
ー成果としてはどうですか?
何人か面接までは行ったんだけど、先生のこだわりが強いみたいで採用にならず。。衛生士じゃなくて助手さんの募集なんだけど、10人面接して1人採用したのに2日で辞めちゃって(笑)理由聞いたら、前のところとやり方が違うからやっていけないって言ってたそうで。
ー2日は早いですね…よっぽど何か合わなかったのかな。
しかもシングルの方だったんですよ。シングルの人って、決まったらそんな簡単には辞めないと思うんですよね、生活かかってるし。だから、この医院なんかあるな〜と思いながら。今も求人出してて、メールも送り続けてるんだけど…経験者がほしいって言ってて、でも経験者が来たら来たで、通勤1時間かかるのは遠すぎるとか、50代以上は嫌だとか。若い子が来ても、20代でアルバイトなのはなんでだろう?とか。そんなこと言ってる場合じゃないよって思うんですけどね(笑)田舎だし、最寄駅から徒歩20分だし、近くに住んでる人にはもうスカウトメール送り切っちゃったし。
ー先生のストライクゾーンがかなり狭いんですね(笑)でも、大橋さんが介入することでたくさん応募が来て、選べる環境を作れてるってことですよね。
だから決まらないのは私のせいじゃないよって思ってます(笑)契約期間も決まってないので、まぁ先生の気にいる人が現れるまで、スカウトメール送って、気長にやろうと思ってます。
ー大橋さんは、やることはちゃんとやってますからね!
でも2ヶ月経ったから、そろそろ何かを変えないと、もう応募も来なくなるよなーと思って。スタッフの1日の流れみたいなのも入力できてないので、今度スタッフの方にお話を聞きに行きたいって言おうかなって、考えてます。
ーとりあえず1人採用できたら終わりですか?
いや、3人欲しいらしいんです。
ーえ〜!じゃあ、まだまだしばらく続きそうですね、そのペースだったら(笑)
そうですね、あと半年は続くかな。
ー今後、ほかにやりたいことはありますか?
そうですね、SNS運用も商品としてやりたくて、キャリココでは進めてたので、その開業する先生のところで話をしようかなって思ってます。
ーそうですよね。新規開業だったらGBPとか、いろいろできることありそう。
新規で営業するのも大変なんで、知り合いの先生のところで広げられたほうが早いし、続けられそうだなって思って。他にも何人か知ってる先生いるので、求人出す時は声かけてって言っておきました。田舎のパートで2,000円で出しても人がなかなか来ないらしくて、助っ人来てって言われたけど、通勤に45分かかるところだからちょっと私は無理かなって言って。採用支援でお手伝いできたらなって感じですね。
ーそういう繋がりがあると、良いですよね。ご縁を大事にしてれば、いつかお声がかかる可能性もあるし。新規で契約を取るのは、やっぱり大変でしたか。
新規は、本当に大変。電話してないんですよね、私。手紙は送ったけど、手紙だけだと送りっぱなしで、それだと母数が少ないじゃないですか。返事くれた先生が1人いたから電話しなくてよかったっていうだけなんですけど。
ー採用支援がとれたところは、契約できたポイントって何だったと思いますか?
先生が、ほんとに困ってたっていうところが大きいと思います。電話をいただいた時点ではあまり内容を理解されてなくて、人を紹介してくれるの?って言われて、いやそうじゃなくて求人媒体を運用させてもらってるんですって説明をしたら、じゃあお願いしようかなって。
ー最初の電話の時点で?すごい。商談せずほぼ決まってた感じだったんですね。
そう、しかも値段も聞かれず(笑)とりあえず、いったんお話に行っていいですかって言って、行ってすぐに契約して。相当困ってたんでしょうね。ほんとに運が良かったと思います。
さっき言った勉強会でお話しさせてもらった時も4〜50人の先生にチラシと名刺をお渡ししたけど、1件もお返事なかったんですよ。直接会って説明してもこんなもんかっていうのを目の当たりにして。先生たちも、「あ、こんな感じの手紙よく来てるわ〜」みたいな感じだったので、きっとそういう営業の手紙ってたくさん届いてるんだろうと思います。
同じような手紙がたくさん来てる中で目をとめてもらうって、だいぶ難しいですよね。だから新規で手紙送った先からお電話もらえるっていうのは相当タイミングが良かったんだろうと思います。
ーそうですよね。たまたまその先生の目にとまって、タイミングよく相当困ってたから電話をくれて、ってことですもんね。
契約とれた医院の先生がおっしゃってたのは、「パソコンで打った手紙だったら、業者やと思ってたぶん見てなかったわ、山の中に埋もれてたと思うわ」って。「手書きやったから、業者じゃないんかなと思って読んで、電話した」って言ってました。
ーそっか、大量にくるDMの中で、やっぱり手書きだと目立っていたんですね。
そうですね、その先生も書類山積みになってたから(笑)やっぱりその中で業者と区別してもらうには、手紙は手書きのほうが良いんだなって思いましたね。手書き大変やったけど、書いて良かったんかなと思います。
まぁでもやっぱりね、新規はなかなか難しいから、知り合いの先生から広げてもらうのが一番ベストかなって思ってます。だから知り合いの先生が多いほうが、営業は楽なのかなって。
ーうん、絶対そうですよね。先生からしても、もともと知ってる人にお願いするほうがいいですしね。大橋さん、すごい顔が広そうです。
円満に辞めた先生とは、あとも繋がってることが多いですね。だから、辞めた歯科医院に来てた先生たちにも、辞める直前にLINEを聞いておきました。
ーすごい!そういうの大事ですよ。
それ繋がりで、今度学校健診のお手伝いに行くんです。LINE交換した先生が毎年行ってるそうで、13,000〜15,000円くらい出るけど行く?って声かけてくださって。
ーえ〜めっちゃ良いですね!
子ども、苦手なんですけどね(笑)娘の友だちとかもめっちゃ話しかけてくれるけど、どう反応していいかわからない(笑)
ーわかります(笑)自分の子どもがいるからって子ども得意にはならないですよね。
そう、得意じゃないからどうしようかなって思ったけど、でもまぁ言っても小学生だし、口開けてくれてればいいかと思って。電話で営業するよりはマシかって(笑)そこでまた、別の先生と出会えるかもしれないしね。
ーうんうん、大事ですよね。そういうチャンスがあるなら顔出したり、名刺配ったり。何もないことのほうが多いけど、何かしら反応があることもあるだろうから。
インスタのDMとかも埋もれるだろうし、先生と知り合える場所に、自分の足で動いて行ったほうがいいかもしれないと思ってます。
電話が得意な人になりたいです(笑)歯科医院で働いてた側の気持ちからすると、診療中にそんな電話来ても絶対繋げへんよな〜って思っちゃって。「今、手あいてないです」って言って切ってた側だから。
ーそっち側を知ってるからこそね。
そうそう、忙しい時に電話が鳴って、とってる自分を想像したら…この電話めっちゃ腹立つよなって思って。しかも最近、昼休みは留守電にしてるところも多いじゃないですか。業者さんとか、ギリギリの時間狙ってかけてくる人もよくいますけど、出ちゃったら診療時間内に終わらないし。これから休憩に入るんだけど、ってイラっとしますよ。だから、電話はちょっと嫌だなって思って、やってないです。
ーいいと思います。知り合いの先生とか、そういう機会があるなら顔を出して、つながりを作っていくっていうのはかなり有効だと思うので。電話が得意な歯科衛生士さんって、あんまりいないですよ。
そうですよね。
ー以前の職場を辞めて、働き方を変えて良かったですか?
良かったです!ストレスがなくなりました。長年一緒に働いてた人が切られるのをみるのもだいぶストレスだったし、それを「仕方ないじゃん」って受け入れられるスタッフにもイラっとしちゃって。今まで仲良かったのにギクシャクしてきて、一緒に働いてることすらストレスになってきてたから。それから解放されたから、ほんとに良かったなって思ってます。
ーその職場を退職しただけでもすごい成果な気がする。
退職しただけで仕事がないとダメだったけど、在宅でできる仕事があるっていうことを知れて、そのやり方がわかったっていうのが1番大きいかなと思います。Mちゃんからも、採用支援とかって聞いてたけど、聞いてるだけじゃ「え、どうやってやるの?」ってところがわからなかったから。
知ってからジョブメドレーとか見たら、見る目が変わりましたね。医院の外観の写真だけとか、これ誰が応募するんだ?ってくらいシンプルなのとか、確かに先生だけじゃこうなるよね〜って。その中で「あ、これだったら目に留まるよな」っていうのが確かにあって、そういう視点で見るとわかるようになりました。で、それが歯科衛生士にできる、自分にもできるんだっていうのがわかったっていうのが1番の成果だなって思います。
ー大橋さんも、キャリココをまわりの歯科衛生士に勧めたりしますか?
うーん、基本は後輩が多くて、まだ若くて自由だから現状困ってない子が多いんですけど、何人か「やったらいいのにな」って思う子はいますね。
1人は総合病院で働いてる子なんだけど、こないだランチ行って話聞いてたら、なんか市民向けのスライドを家に持ち帰って時間外に作ってるらしくて。お金も出ないらしくて、じゃあ病院でやって残業つければいいのにって言ったら、でもそういうのは家でやるっていう空気があるからと。それを、夜中まで作業してるらしくて。
ーえ〜!もったいない。。なんのメリットが?って感じですよね。
そうなんですよ。まさにそういうのを、キャリココの私たちはお金をもらってやってるんだと。それ、お金になるよ!?って思って。在宅ワークも増えてるこんな時代に、それはなくない?って言ったら、そうやねんな〜とは言ってたんですけど。
ーそういう発想にもならないんですよね。なんか、そういうものだって思っちゃって。
そう言われたからやってる、みたいな感じですね。その子、コミュニケーション能力も高いし、空気読めるし、人をまとめたり指示出したり、伝え方も上手で相手がイラッとしない言い方ができる子なんですよ。
ーマネジメントできる系なんですね。
そう、だからフリーランス向いてると思って。別にその病院で働かなくてもいいんじゃないって言いそうになりました。給料もそんなに良くないみたいだし、もっと稼げるよ!って。でも本人は、5時に定時で上がれるし、夜は飲食のバイトに行ったりしてて、だから別にいいねん、って言ってたから、まぁ独身だし本人がいいならいいんだけど…。でも辞めたらいいのになって思ったから、次会ったら言おうかなーとは思ってます。
ーうんうん、現状困ってなくて、辞める理由がないっていうのはあるかもしれないですね。
それともう1人、キャリココ紹介したいなって思った人がいて。その人は、不妊治療をしてたらしいんですね。2年頑張ったけど無理だったから、お金も足りないし、もう1回働こうと思っていったん治療諦めて来たんだって言ってて。私も不妊治療してたからすごいわかるんだけど、やっぱり職場ではなかなか理解してもらえないから、急に休んだりできないんだって。
ー通院のスケジュールも、直前にならないとわからないって聞いたことあります。
そうなの。なんなら「明日来てください」とか、「1週間毎日注射打ちにきてください」とか、しかも「この時間に来てください」って言われたりするから。もうそのタイミングしか今月はないって感じだから、絶対行かないといけない。でも仕事は休みにくい。不妊治療はお金もかかるから、仕事を辞めたら治療できなくなるっていう。
私が治療してた時は、院長がめっちゃ理解してくれたんですよ。急に今日この時間に病院行かなあかんって言ったら、じゃあその時間だけ抜けていいよって言ってくれて。それがあったから治療できたんです。でもそんな先生って、絶対少ないじゃないですか。
ーうん、なかなかいないと思います。
今考えると、よく行かせてくれたな〜院長、と思って。他のスタッフも仲良かったから、行っておいで〜って言ってくれたんですよね。でも、そんなに仲良い職場じゃなかったら、不妊治療をしてることすら言いたくない人もいるだろうし。
治療したことない人には、なかなか理解できないから。働く時間と病院行く時間、自分で調節したらいいやんって、言われるんだけど、無理なんですよ。
ー院長だけじゃなくて、女の人でも理解してない人たくさんいると思います。
そこで、治療を諦めちゃってる人って絶対いっぱいいるんだろうなって思うんです。迷惑かけてるっていうのがストレスになって、余計妊娠が遠のくし。
でも、在宅ワークとか助っ人だったら、その1週間は仕事を入れないとか、自分で調整できるじゃないですか。だからそういう人にもキャリココってめっちゃいいよねって、やりながら思ってました。
ー確かに、そうですよね。急に明日来てって言われても、全然何も気にせず行けるから。
子どもが熱出したとかでも、休むって言ったら、えっ?って言われたりするじゃないですか。えっ、の意味がわからないですよね、いや当然休むでしょって(笑)でもそういうところ多いですよね。そりゃ、在宅ワークとかしたいって言う人増えるよね。
子どもが熱出して休むのも言いにくいのに、不妊治療で急に休みますとか、もっと言いにくい。だから、不妊治療中の人にも、この働き方ってめっちゃ良いよなって思ってます。
ーうんうん、そうですよね。キャリココ生で実際にいましたよ。キャリココ中に不妊がわかって、院長に相談したけど受け入れてもらえなかったから、辞めて助っ人に変えて、ほんとに良かったですっておっしゃってました。この働き方って子育てとも相性良いけど、不妊治療ともめっちゃ相性良いんですよね。
うん、今ね、治療してる人多いから。自分で働く時間を決められるっていうのは、すごく良いですよね。その人が面接に来て、それはめっちゃ思いました。
2ヶ月で辞めちゃったからキャリココの話はできなかったんだけど。新しく入って来た人にいきなり、おすすめできないじゃないですか(笑)でもやっぱり気になるから、近々連絡してみようかなって思ってます。
あと前の職場で1人、キャリココに興味もってるパートさんがいたんだけど、やっぱりお金がかかるよねーってところで話が終わっちゃって。家計的にお金を増やさないといけないから、その自分への投資にかける余裕は今ないって言ってて。
ーあ〜、できるならやりたいけどっていうところですね。頑張れば、ほぼほぼ回収できる金額ではあるけど、やっぱりそこのハードルは高いですよね。
うちに週3で来てて、他にも働きに行ってて、今きついねん、って言ってたから。やっぱりその人に、キャリココやろう!とは、言いづらかったですね。
ーそうですよね、最初にお金がかかることはかかるから。でも気になってるなら、しばらく経ってからどこかでまた考えが変わって連絡来たりとか、あるかもしれないですよね。
うん、「いいな〜やりたいな〜」とは言ってたから。やっぱり、理想の働き方ではあるよなぁとは感じましたね。
ー大橋さんが働き方変えて良かったからこそ、そういうふうにしたらいいのにって思うってことですよね。
そうなんです。やったらいいのになってすごい思うけど、お金がって言われると、うーん、ってなっちゃってそれ以上推せなくて。そうやって悩んでる人、できるならやりたいけどって思ってる人は、いっぱいいるんだろうなとは思いますね。
ー新しいことを始めるのってやっぱりいろんなハードルがありますもんね。
そうですね。でもそれを超えて来た人だけが新しい景色を見られるんだって思うと、みんな来てほしいから、気になる人がいたら声かけていこうかなとは思ってます。次に繋げていきたいです。
ー今日はたくさんお話聞かせていただいて、ありがとうございました!
すみません、喋りすぎちゃって(笑)ありがとうございました!
ー全然です、楽しかったです!

